苗場山     (2145m)

3合目登山口 山道 根張りの山道
根張りの山道 根張りの山道 ダケカンバ
岩のクサリ場 笹道 坪場
坪場から岩官山、鳥甲山
湿原から鳥甲山 坪場 いったん樹林に入る
湿地帯が広がり木道がのびる
山頂手前の小屋
龍ノ峰 龍ノ峰から小屋の山頂 赤倉山への山道

2006/9/24
3合目登山口−6合目−−坪場分岐−−苗場山頂−−坪場分岐−−龍ノ峰−ー−坪場分岐−−6合目−3合目登山口
 7:00    8:13            9:30(9:42) 10:00  10:20(10:55)       12:02   1:06

以前、和田小屋側から歩いているので今回は秋山郷側から歩くことにした。
そして龍ノ峰から苗場山頂方向を眺めるのもいいようなので2人で出かける。
川口IC−R117−R405と中津川沿いに進み国道とはいえ狭いジグザグ道を行く。
赤沢集落の小赤沢橋をわたり左手に林道を行くと林道交差で左手に折れ弓なりの大きな駐車スペースのある
三合目登山口に着く。
登山口からしばらく進むと木の根の張る山道がのびていく。
木の根を渡るように進むと四合目の水場に着く。右手の美味しい水をいただく。
山道には丸太の輪切りがしかれているが滑りやすく注意が必要である。
オオシラビソの森に入ると甘い匂いが広がる。
小屋泊りの30人の団体さんが降りて来てしばし通過を待つ。
6合目で一息入れる。
ここから山道は急となっていった。
ダケカンバが多くなってきた。この一帯のダケカンバはやや大きく白肌の樹は美しい。
岩の急登にクサリが何本か続く。
やや息が上がってきて笹がひろがるようになってくる。
稜線に出て視界が開け思わずオーと声が出る。
湿地帯の広がる坪場。
広くひろがる湿地帯に木道がのび人の列が一列にならび地塘の先には鳥甲山、岩官山と展望できる。
紅葉には少し早いが、ツツジなど鮮やかな紅葉と草紅葉も楽しめた。
いったん樹林帯に入る。山道は大きな岩を渡りぬうように進む。
樹林帯をぬけ湿地帯がひろがる。
赤倉山への分岐は木道工事で通行禁止の看板がたっていた。
この分岐さきが目的の一つの龍ノ峰なのだが。
木道を気持ちよく歩いていると小さなアドバルンようなものが揚がっている。
何だろうと思い、こちらに向ってきた登山者に聞くと小屋の人がカメラを付けて揚げているとのこと。
リモコンで撮影しているのだろうがうまく撮れるのだろうか。
石仏の脇を通り丘を越えるように進むと小屋が見えてきた。
遊仙閣、よこの苗場山頂につく。
途中追い越した年輩の男性も到着した少し話をすると、広島の人で苗場山をスタートに明日は巻機山、次に八ヶ岳と南下して
いくとのこと。 まことに羨ましい。
小屋の主人に龍ノ峰へ向う山道が通行止になっていたので聞いてみたら通れるらしい。
人もどんどんやってきている。龍ノ峰へ向う。谷川連峰方向もよく見える。
木道広場スペース前を通るとなにやら見覚えのある人がいた。
光明山そして越後駒ヶ岳と偶然あった人、名前もしらないがまたも偶然にあった。なーんだまた会いましたねと言葉を交わす。
分岐から赤倉山方向へ湿原を進む。
苗場神社の祠が大きな岩の上に祀られていた。
途中、赤倉山からきた男性とすれちがう。
木道がおわり少し進むと三角点がありここで引き返した。
大きな地塘にある木道広場スペースで昼食タイムとした。
湿原帯のまっただ中、丘のような山頂も見え、とても静かなすばらしい空間である。
下山かいし。すぐに団体さんの後ろにつき、ゆっくりお共する。
やっと追い越し、しばらく下りて行くと赤倉山から来た男性に追いつく。
少し足をいためているようである。話をすると苗場山−赤倉山−佐武流山の縦走ルート整備している人であった。
草刈ボランティアで赤倉山でテント泊していたらしい。
縦走ルートはほぼ刈り払いは終わっているとのこと。苗場山から佐武流山は6時間半くらいで水場は無いらしい。
いつかは歩きたい縦走ルートである。
登山口到着。

小赤沢温泉、楽養館(赤湯)で汗を流す。
鉄分の多い湯は空気に触れ赤湯(錆び色)に変わる、ぬるめ湯であった。