越後駒ヶ岳  (2003m)

山道から枝折峠 山道から奥只見湖 山道
道行山山頂から荒沢岳、中ノ岳、駒ガ岳
山道 小倉山分岐 百草の池から駒ガ岳
越後駒ヶ岳
山道 露出岩の急登 駒の小屋
尾根上の 駒の小屋と大チョウナ沢
山頂手前 山頂手前 越後駒ヶ岳山頂

2006/7/30
枝折峠−−道行山−−小倉山−−百草ノ池−−駒の小屋−−駒ガ岳山頂−−−−小倉山−−−−道行山−−−枝折峠
6:00   6:55    7:30    8:06     9:04    9:22(9:50) 11:12(11:20) 11:50(12:00) 1:10

AM3:15寺泊を出発。
越後駒ヶ岳には8年ぶりである、ちょうど花見ごろではと思い向う。
百名山のため人も多く訪れる、しかし駐車スペースが少ないので早出とした。
コンビニで買い物して川口SAで朝食をとる。ここではかならず山登りグループを見かけるが今日はいない。
小出ICからR352に入り峠に向うが霧で視界は悪く峠道の右斜面側が50cmくらい削り落ちている所が多く
慎重に運転する。
枝折峠に着くと20数台とめられるスペースは9割うまっていた。
支度をして歩き始める。天気予報としては晴れではあるが山はひとあじ違うようだ。
厚い霧でまったく視界はきかなく、左手に荒沢岳、奥只見湖が見えるはずである。
なだらかな山道が続く。山道に突然、厚い残雪があらわれた。
銀の道と交わる、江戸時代に銀が産出され今はこの鉱山採掘跡は奥只見湖に沈んでいるようである。
また戦争末期、戦闘機用の木材搬出よう道がR352になったようである。
男性が一人、うずくまっていたので声をかけた。
右胸にかなり違和感があり進もうか戻ろうか考えていたようだ、山頂はまだまだ長いですよ体にはきよつけてと言い
歩けそうだったので私は進んだ。
明神峠、道行山などアップダウンが続く、そして山道のぬかるみもかなり続いた。
小倉山分岐で一息いれる。霧はなかなかはれない。
まだまだ、ぬかるみと霧は続くが下山時には引いてくれるだろうと思い(願い)歩く。
百草ノ池に着く。
以前はハクサンコザクラの咲く草原であったようであるが踏み荒らされ花は消えてしまったと聞いた。
今は復元中とのことで入れません。
尾根道は急登になってきた。霧も少しはうすくなり残雪斜面や稜線も見えるようになってきた。
ロープの張られた岩面を登る。残雪もまだ山道ちかくまで残っている。
ひと登りして駒ノ小屋に着く。小屋前のコンコンと流れている冷たい水をいただく、んーん美味い。
小屋の管理人さんと少し話をする。
8年前に来た時は、あのめいぶつ小屋番の米山さんがぶつぶつ独り言をいいながら歩き回っていたことを思い出す。
山頂にかけて花畑のはずであるが今年の大雪で雪解けも遅れ花はこれからのようである。
ニッコウキスゲ少し目立つていどであった。
山頂稜線付近にはまだまだ豊富な残雪があった。
中ノ岳との分岐を右手に折れ少し登り越後駒ヶ岳山頂に着く。
ガスは薄くなってはいるが次々に谷から上がり遠方の視界はきかない。
八海山、中ノ岳、荒沢岳、平ヶ岳、巻機山と素晴らしい展望が広がるのであるが次回のお楽しみである。
下山時、中ノ岳側稜線の花畑をよる予定にしていたのに登ってくる人とあいさつしてるうちに小屋までおりてしまった。
途中、今年、光明山(万之助山)撤退で山頂で話をした人にあって、また会いましたねーと言葉を交わす。
小屋でまた水を1杯いただく。
青空がどんどん広がってきて、しかし山々の上部付近の雲は消えなかった。
小倉山分岐で1分くらい登り小倉山山頂三角点を確認する。
途中、山道脇の池?(水溜り)2−3m四方の中いっぱいに小さなオタマジャクシうごめいていた。
また、登りではスルーした道行山も3分くらい登り三角点を確認する。
ここからの展望はすばらしく荒沢岳、中ノ岳、駒ガ岳のつらなりの見ることができた。
右手に荒沢岳、奥只見湖を見ながら、時々振り向き、中ノ岳、駒ヶ岳を見ながら下りる。
左手に枝折峠の駐車場がみえるようになり枝折峠に到着。

湯之谷交流センター ユピオ で汗を流す。             (写真は下山の時のものです