萱峠  花立峠

沢のへつり道 ミズバショウが何箇所か咲く山道 杉林の残雪
山道 山道 ふきのとう道
萱峠から花立峠
ぶな林 ぶな林 718m付近 長工新道
長工新道 長工新道 花立峠
花立峠付近から守門岳、毛猛山、荒沢岳、駒ケ岳の展望
花立道 花立道 花立道

2006/5/14
萱口−−−−萱峠−−−−花立峠−−−−鋸口−−萱口
11:40    1:35      2:16      3:05   3:10

朝方、用事をすませ近くの山へと鋸山へと向った。
栖吉から萱峠、花立峠と周遊しようと萱口前の車道脇に車をとめる。
山菜採りの人がリュック一杯にワラビを担いで下りてきた。
山菜採りの人が下りて来た山道に入ったがすぐに土砂崩れで山道が消えた。
見渡すがわからない。崩れた斜面側が山道だろうと斜面をよじ登った。
枝尾根上に踏み跡程度ではあったが道がついていたのでそのまま進むが道は消えた。
薮をこざいて少し進むが薮もうるさくなってきたので右斜面を降りれば山道にぶつかるのではと思い降る。
まったく勘違いしているようでまた登り引き返した。
萱口に戻るとすぐ左手斜面に踏み跡とロープがたれていた。
山菜採りの人が下りて来た所が山道と思い込んでしまったのである。1時間さまよってしまった。
お昼ちかくになりはじめてのルートで周遊するにはやや時間がおそくなってしまった、
途中で引き返すことも思いつつ、しきり直して歩き始めた。
枝尾根を乗り越えて左手の沢沿いに進む。
沢斜面が崩れたような所から沢の左手に移る。
沢のへつり道を慎重に進む。
沢沿いにはキクザキイチゲ、イカリソウ、スミレが沢山さいておりミズバショウも何箇所か咲いていた。
スギ林に入り残雪もまだまだ残っている。
時々、赤布が付いてはいたが枝共落ちているのもありルートは非常に分かり難かった。
いちど前の赤布に戻りしながらスギ林をぬけルートにのった。
深い溝のような所に出て少し進むと分岐となり地図をとりだすが地図の破線とはやや違っているが
左は沢へ、右は南蛮峠方で直進すればいいのだろうと進む。
622mピークを右に巻くようにして峠のような所に出ると萱峠から花立峠の稜線を見ることができる。
大きくS字に下る。この山道脇にはずらりとフキノトウが並ぶフキノトウ街道であった。
少し登っていくと雪解け水が溜まったような所にくると山道はプツリ消えた。
周りは残雪のブナ林となっていて前と右手に2箇所、誘われるようになっている。
右手の1箇所を歩いてみたが何やらここではないようで戻った。
前の沢状の残雪を進んでみた。ルートではないようだが地図をにらみピークを目指せば718mピークに行く
のではと、このまま進むことにした。
見渡せば素晴らしい残雪、新緑のブナ林である。
目印に枝を残雪に指し込みながら進んだら長工新道に飛び出た。時刻もやや晩かったのでホットした。
長工新道を気持ちよく歩いていくと突然、道の先が崖となった。
中越地震の時?なのだろうか山道から崩れ落ちていたのである。非常に危険であった。
右手に守門岳、毛猛山、荒沢岳、駒ケ岳の展望がきいた。
花立峠から花立道を下った。
ここからはカタクリが山道を飾ってくれる。途中、何の木だろうか木?枝?が10本以上からみあったような奇妙な木がある。
沢の脇沿いに下り鋸口に着く。
車道を5分歩き萱口に戻る。ちょうど花盛りであった。