風越山 (806m)

高圧鉄塔から尾根上 尾根 尾根
尾根から大蔵岳 尾根 尾根
山頂手前の雪庇尾根 山頂手前 風越山山頂と白山
風越山山頂から歩いてきた尾根。左手から粟ヶ岳、白山、手前に不動堂山。右奥に弥彦山、角田山
風越山山頂から大蔵岳、尾根すじ840mピーク
尾根から粟ヶ岳、白山、風越山山頂
840mピークから大蔵岳、三五朗山、861mピーク

2006/2/19   晴れ
柄沢部落−−−登り口−−−風越山山頂−−−−840m−−−−風越山山頂−−−登り口−−−柄沢部落
8:40      9:00      11:20     11:35(11:50)              1:12      1:32

雪山はワカン、ピッケルで歩いてきた。
2年前、スノーシューで歩きにくそうにしていた人を見てからワカンで十分だと思っていたが、、
いろいろな山行文を読むとスノーシュー歩きの快適さがよく書かれている。
昨日とうとう買ってきて練習がてら歩くことにした。
以前、不動堂山から風越山を歩いた時、踏み跡が尾根から上がってきていた、今度この尾根から
歩こうと思っていて今日、向うことにした。
柄沢、大蔵部落に車で入るが長時間駐車できそうな所を見つけられず、少し離れた所に車を止め歩き出す。
柄沢部落の山側に出て雪面の田んぼを歩く。冷え込みでまったく潜らない。
左手に林道が見えたのでそちらに向かい林道を歩く。
車が2台止まっていて先は雪で進めないようだ。車は山歩きの人のようである。
踏み跡をおって行くと右手の杉林から登りはじめ高圧鉄塔についた。
ここからが尾根上のとりつきようである。
杉から松の多い雑木林となっていく。
尾根上は20cmくらいの積雪から徐々に多くなっていく状態であった。
前を歩く人の踏み跡もありそのまま歩き続けたがようやく歩きづらくなり、今回目的のスノーシューをとりだした。
履くのは簡単でゴムストラップ4箇所である。
スノーシューも初めてであるがダブルストックも初めてである。
非常に歩きやすい。
枝の越し方やトラバースぎみに歩いたり、いろいろな歩き方をしてみた。
急登は踵上げのレバーを上げると、これがまた歩きやすい。ヘーと思いつつ歩く。
左手に大蔵岳が良く見えるようになる。
大蔵岳斜面を見ながら登っていくと右手に不動堂山、白山も良く見えるようになってきた。
振り向くと村松、五泉の雪の田園がきれいに広がっている。
やや緩い斜面で5人グループに追いついた。少し話をしてグループは歩き出し、私は一息入れた。
大蔵山頂の人が見える。不動堂山から歩いた時はけっこうつらかったなーと思い出す。
枝にはエビの尾がびっしり付いているようになり雪庇も白山側にせり出している。
ひと登りし風越山山頂に着く。
大蔵岳、粟ヶ岳、白山、不動堂山、海側には弥彦山、角田山とすばらしい展望である。
しかし尾根上の目の前に峰がありその上に行くことにした。
途中、4人グループが前からやってきた、聞くと右からの枝尾根からやってきたと言う。
840mのピークに着く。
やはり、ここの方が展望がいい。
大蔵岳がいちだんと近くになってきた。三五朗山から回り込んで1時間くらいだろうか?
大蔵岳から登り口側の尾根にのって下りれるか調べてからまた挑戦したいものである。
今日は天候に恵まれ空の青、山々、斜面の雪のコントラストがすばらしい。
そして今回、広がる雲のすじもとてもきれであった。
コーヒーを飲みながらしばし眺める。
周りの景色を見ながら下山開始。
登りの時のスノーシューは非常に歩きやすかったのだが、下りはいまひとつである。歩き方が悪いのか?
特に急坂は歩きにくい。
スノーシューを履いた地点で外した。
しかし外したのが少し早すぎた。気温が上がっていて、朝、潜らなかった雪面もズボズボであった。
サルの群れが通過したのかサル?の足、手跡が多く点在していた。
思ったより早く下りれた。

さくらんど温泉で汗を流す。
歩いた尾根筋が良く見える。