猿ヶ城  (650m)

登り口付近で子供達がソリ遊び中 杉林
尾根から番屋山 尾根 尾根
尾根から芝倉山、奥には袴越山、粟ヶ岳、白山、菅名岳
芝倉山、奥に粟ヶ岳 尾根 尾根
尾根から守門岳と延びる稜線
上がると守門岳の展望が広がる。 山頂手前の急登 猿ヶ城山頂
山頂から番屋山、烏帽子岳、守門岳、手前には守門川
山頂から芝倉山、白根山、光明山、奥は粟ヶ岳、白山、菅名岳

2006/3/25   晴れ
神社付近−−−474m−−−−猿ヶ城−−−−474m−−−神社付近
8:10              9:40(10:00)            10:55

蕗山に登った時に、今度は芝倉山か猿ヶ城と思っていた。
芝倉山は地図ではかなり起伏が急で周りが沢に囲まれている。
猿ヶ城は除雪の終わりの下田村遅場からの尾根から歩けそうであったので今回は猿ヶ城にして
芝倉山の偵察もかねることにした。
今日は非常に冷え込み雪が消えた田んぼに霜が降り白くなっていた。
下田村に入るが雪が無い、袴越山も雪が少ないように見える。
猿ヶ城は残雪で登る予定にしているので、これは少し時期が遅かったのかと不安になる。
しかし八木鼻の絶壁から右に折れ守門川沿いに入ると車道脇にも雪壁が残っている状態となっていた。
遅場の部落に入り神社付近の車道脇に除雪が押し込まれているスペースに車をおいた。
田んぼ?なのか広い雪面が広がっている所で子供達がソリ遊びをしていた。
雪面は冷え込みでガチガチでまったく潜らないが、はじめからスノーシューを履いて歩くことにした。
右の杉林斜面から取りつき薄暗い杉林にはいった。
杉が少し薄くなっている所で一人の踏み跡が続いていた。
はじめは前に誰か歩いていると思っていたがワカンの踏み跡の潜りが少し深い。
今日はガチガチでまったく潜らない、この跡は昨日のもののようである。
杉の急登から左手に芝倉山の急な斜面と左前に番屋山の頭がつきでている。
尾根の左端沿いに歩き杉林をぬけた。
緩やかな尾根歩きになり少し進むと大きなブナの妖木が3本あらわれた。
尾根から芝倉山、奥には袴越山、粟ヶ岳、白山、菅名岳と見えるようになる。
芝倉山はやはり起伏のするどい山である。
歩くのであれば慎重にルートを調べ歩く時期タイミングを見極めないといけないようだ。
やや広めの斜面を登り斜面の上に出ると守門岳とその稜線の延びる景色が飛び込んできた。
思わず オーを声をあげた。
尾根にカモシカが枝をおり皮をむしり食べたあとが多く残っていた。
手前に急斜面があらわれた
直登はややきついので少し右にループして登る、しかしガリガリの斜面はスノーシューのアイゼンで
難なく登れた。
猿ヶ城山頂に到着。
素晴らしい展望だ。
左から袴越山、粟ヶ岳、白山、白根山、光明山、番屋山、烏帽子岳、守門岳そして長い稜線。
コーヒーを飲みながら守門川その源流方向(八十里道)をながめる。
今日はここから見える、粟ヶ岳、守門岳も歩きびよりだろう。
猿ヶ城は650mとわいえ、満足できる山であった。
下山はスノーシューを外した。
山頂すぐの急斜面は靴の踵が雪面に食い込まない、ストックを突き刺し滑るように下りた。
尾根も潜ることも無く快適に下れる。
杉林はさすがに少し潜ったが、そのまま戻ることができた。

いい湯らてい で汗を流す。
家に戻りニュースを聞くと谷川岳と米山で滑落事故の報道がされていた、この冷え込みが要因の一つか?!