大平山(592m) 〜 五百山(716m)

山道 薮の細尾根に取り付く 尾根
尾根 山頂手前の急登 大平山山頂
大平山頂から粟ヶ岳、守門岳
大平山から五百山、右奥に鋸山 雪庇尾根
振り返り大平山を望む 尾根 尾根
斜面を登り右手に進む 尾根にカモシカの足跡 五百山山頂、奥に鋸山
粟ヶ岳、守門岳、浅草岳、毛猛山
毛猛山、荒沢岳、平ヶ岳、越後駒ヶ岳、八海山

2007/2/17
中部落車道24号−−−−−大平山−−−−−−五百山−−−−−−大平山−−−−−中部落車道24号
 8:25          10:05(10:25)  11:42(12:00)   1:07(1:15)       2:02

この冬に長岡、半蔵金にある五百山に登ろうと思っていた。
大入峠付近から山道がのびているようなのであるが、とうぜん林道は雪で封鎖されているだろうから
どこから登ろうか地図をながめる。
栃尾市の中部落から取り付けば大平山と五百山と二つ歩けると思い向う。
長岡からR351、右手に入り西谷川沿いに栃尾山古志線を進み中部落のはずれの車道路肩に車をとめた。
斜面を眺めるとけっこう急だなあと思いつつ支度をする。
雪面の棚田の横を登っていった。
なにやら山道らしき道がついていたので、それにそって歩いたのであるが道は沢方向に向っていった。
ここらへんからと思い薮の細尾根に取り付いた。
薮はけっこうきつくザックにくくりつけたスノーシューに引っかかり、ストックも邪魔となるほどであった。
薮もゆるくなってきた所でスノーシューを履いた。
昨日までの雪で潜りずり落ち、非常に歩きにくい。
時折、両手でよじ登るところもあり息もきれる。
ふと振向くと男性が一人登ってきて私に追いつく。
話をすると、もう少し北側の尾根から登ってきたようでランタン会の会員の人であった。
会では今度、鋸山から五百山、大平山の縦走の計画があり大平山から降口ルートの下見にきたとのこと。
急登尾根をひとのぼりして大平山山頂に着く。
広い山頂からは粟ヶ岳、守門岳が広がっていた。
男性と山の話をして私は五百山へ向った。男性は休息して戻るとのこと。
五百山へと連なる尾根と鋸山を望むことができる。
下り高圧鉄塔の下を通り尾根のアップダウンが続く。
地図では歩きやすい尾根に見えたのであるが、枝尾根が分かれアップダウンもいくつもまちかまえていた。
しかし雪庇や足跡の無い綺麗な雪面歩きは非常に気持ちよく、守門岳から越後三山の展望も楽しませてくれる。
急な雪斜面の登りは少してこずったが、もうひと登りして五百山山頂についた。
すぐ目の前に鋸山が見え右手に鬼倉山があった。
コーヒーを飲みながら一息入れ下山開始。
展望は少し戻った尾根上からの方が展望がいいようだ。
粟ヶ岳、守門岳、浅草岳、毛猛山、荒沢岳、平ヶ岳、越後三山と素晴らしい展望である。
帰りのアップダウンは少し息がきれた。
自分の踏み跡をたどり無事下山。
展望も雪山ルートもとても満足した歩きができた。