神奈山 (1909m)
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関温泉スキー場 |
最上部リフト場から妙高山 |
関温泉口からの山道 |
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八方睨付近からの妙高山 |
ダケカンバ |
岩場から斑尾山、野尻湖 |
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山頂手前の急登 |
神奈山山頂 |
山頂先。火打山、妙高山の展望のはず。 |
2007/6/2
関温泉P−関温泉口−大ブナ林−−−八方睨−−−神奈山山頂−山頂先降下点−八方睨−大ブナ林−関温泉口−関温泉P
7:00 7:40 8:30 8:52(9:03) 9:45 9:48(10:20) 10:45 11:10 11:40 12:10
春を告げる雪形の跳ね馬が現れることで知られている、妙高山の外輪山神奈山に向う。
関温泉手前の駐車場に車を置く。
暖冬とはいえ、妙高山系の1900mの山である。
当然、山頂付近は残雪も広がり斜面も雪は多く残っているだろうとピッケルをリュックにくくりつけた。
関温泉旅館の前をぬけ右手のスキー場斜面を回り込むように登って行く。
斜面が一段と急登となる所に赤テープが付けられジグザクに登る。
最上部のリフト場には少しのびてしまったワラビが沢山ある。何で採らないの?と思う。
スキー場斜面と遠く山々が広がる。
山頂部に雲がかかるも妙高本峰がせまって見える。
このリフト場に関温泉口の標識がありここから登山口なのだろうか。樹林帯に入って行く。
しばらく進むと笹薮をトラバースするよう登る。
オオイワカガミやツバメオモトが沢山咲く山道となる。
小沢のような所を過ぎるとシラネアオイの続く山道となる。
ロープの張られた岩場をトラバースする。
サンカヨウ、シラネアオイ、ツツジ、スミレと花盛りである。
見渡しはあまりきかないが、花と新緑のブナ林と気持ちよく歩く。
左手の妙高本峰が見えるようになるが上部の雲は広がっている。
急登を登ると八方睨と書かれた標識がある所に来るがガスが降りてきた。
7合目くらい下からの妙高山を見ながら一息。
斜面、山道にもダケカンバが多くなり雲のシルエットと相まってきれいだ。
見通しのきく岩場の急登となり斑尾山、野尻湖と展望できる。
ところどころとはいえシラネアオイの花は導くように続いている。
こんなに多く、そして続くシラネアオイははじめてである。
もうひと登りすると突然、神奈山山頂に着いた。
この先の降下点まで行くと妙高山、火打山の展望場らしいのでそちらに向う。
途中、きれいな桜が咲いていた。
今日は晴れではあるが雲笠がかかってしまう。
外輪山の尾根は先に続いている。真っすぐ進めば黒沢ヒュッテ,火打山、左に曲がれば妙高本峰である。
おにぎりをほうばりながら11時まで雲の切れるのを待とうと思ったが一段と濃くなってきたので
まー次回と、下山を開始した。
思いがけない花道に満足して一気に下り最上部リフト場で一服。ゲレンデから吹き上がる風が気持ちいい。
まったく雪を踏むことも無く斜面にも無く。やっぱり異常気象のこの冬だったのだろう。
源泉100%かけ流しの関温泉(500円)で汗を流す。