雨飾山   (1963m)

木道 山道 山道
ブナ平 急登 山道
荒菅沢 荒菅沢から布団菱の岩壁 山道
岩道 岩道 金山の奥に焼山、火打山の頭
笹平 分岐 笹平
山頂手前 山頂から笹平 雨飾山山頂
姫川から日本海、海谷山塊、笹平
北アルプス

2007/10/6
小谷登山口−−ブナ平−−−−荒菅沢−−−−笹平−−−−雨飾山山頂−−−−荒菅平−−−小谷登山口
6:36      7:15    7:37(7:46)   8:38    9:06(9:50)      10:45     11:45

紅葉もはじまったのではと思い、2人で出かけた。
百名山、秋、3連休で駐車場を心配したが、なんとか路肩にとめるところができた。
車のナンバーもさすがに全国から。
雨に飾られた山、雨飾山。なんて素敵な名前なんだろうーーー。
雨の日に何時か登ろうと思っているのだが、今回も晴れ日にきてしまった。
木道をきもちよく歩き、斜面にとりつく。
急登、そして根張りの山道が続く。
今年は、紅葉が遅いと聞くがやはり、ここもまだまだで10月下旬が見どころだろう。
途中、何組ものグループを追い越す。
ブナ林の山腹が続く。
グーっと下降して荒菅沢に着く。ここは8月まで雪の残るところである。
見上げれば布団菱の岩壁。
急登、そして岩道となる。
岩道をよじ登るように進む。
右後ろを振向くと金山の奥に焼山、火打山の頭がのぞいている。
金山からつながる稜線に山道も確認できる。
ひと登りし笹平に入る。
笹平の奥に雨飾の山頂部がそびえる。
笹平を少し進むと薬師尾根道との分岐点を通過する。
笹をかきわけ広く穏やかな稜線を行くと左手に荒菅沢の荒々しい岩肌の落ち込みを覗く込む。
山頂へ急登をよじのぼる。
双耳峰の雨飾山頂に着く。
北峰には4体の石仏がおかれ。南峰には石祠と二等三角点。
まずは、北アルプスの峰々が連なり、北側には姫川から日本海、海谷山塊、笹平のすばらしい大展望である。
私は、北アルプスより海谷山塊の鋸岳、鬼ヶ面山、駒ガ岳の三山がきにかかる。
この三山を縦走したいと思い、まだかなえていないからである。
コーヒーの香りを楽しみながらしばし山々を望む。
下り開始。
途中、団体さんを追い抜くのに一苦労する。
木道わきを流れる大海川で顔を洗い登山口に無事到着。

目的の紅葉は残念であったが気持ちいい山歩きであった。
ブナ林の露天風呂で汗を流す。