日本平山  (1081m)

湖面に映る紅葉 朝日に輝く湖面
へつり道 へつり道 山道
金ヶ谷 尾根道 尾根からのダム湖
尾根の先にトコヤ、ガンガ、山頂 ナメコ トコヤ
ブナ道 ブナ道 山道
山道から川内山塊
振り返りガンガ、右に日倉山
山頂前の尾根 山道 日本平山頂
山頂から二王子岳、飯豊連峰、手前に蒜場山

2007/11/17
早出川ダム−−−金ヶ谷−−−駒ノ神−−−トコヤ−−−ガンガ−−−日本平山頂−−−トコヤ−−金ヶ谷−−早出川ダム
6:50      7:50(8:12) 8:22  9:08(9:25) 9:50   10:35(11:05)  12:00  12:55   2:07

紅葉の山と考えたら日本平山が思いうかんだ。
そんなに遠くでもないのであるが7年ぶりである。
早出川沿いを走り早出川ダムに着く。車は2台とまっていた。
冷え込んでいるので軍手をしてすぐに歩き出す。
チップのしかれた遊歩道を湖畔沿いに歩く。
道はいっきに細くへつりとガレ道となる。
沢をいくつも巻くように進み斜面沿いのへつり道も高くなり慎重に歩く。
絶壁斜面の紅葉は美しく湖面に映り、湖面もまた朝日に輝いている。
素晴らしい景色であるが1時間つまずかないようにとやや緊張して歩き金ヶ谷の沢底へロープをにぎり下りる。
徒渉は飛び石で渡れるはずであった。しかし、少しであるのだが増水していてここから飛び石とはいかなかった。
どこから渡ろうかと見渡していると男性が1人やってきた。
男性はピン付きの沢たびを履いていて右手斜面を3mくらいつたい、そこから飛び降り膝くらいまでもぐる所を渡って行った。
私は登山靴、スパッツでどの程度、水を防げるか?
やってみるかと同じルートで徒渉した。靴にはたいした水も入らずになんとかすんだ。
対岸も急斜面でロープで登り、岩面を削って道がついていてV字の厳しい谷であることがよくわかる。
この断崖に時期にはヒメサユリが咲くと聞いている。
尾根に取り付くところが駒の神。
紅葉眺めながら尾根道を歩く。途中、赤松が朝日に浴びきれいに見えた。
振り返るとダム湖が見え周囲も開けてきて谷の向こうに日倉山が大きく見える。
日倉山にはいくつもの熊の爪あとのある木を見ることができるらしい。
谷の間から白くなった飯豊が見える。
山道にブナが多くなり落ち葉が積まれてきた。
沢たびを履いたあの男性が左手の薮からスーパーのビニール袋満杯にナメコを入れて出てきた。
まだあると指差す方向に私も行ってみた。
立ち枯れの大木にナメコが沢山ついている。
根元には開ききってしまったナメコ。手のとどく所を男性が採っていったようであるがまだまだ沢山ありビニール袋に詰め込む。
枯れ木の上部には、まだまだ沢山ついているが採るには道具を作らないといけない。
ナメコ採りにはしるか。日本平山はそんなにあまくない山である。
家でいただくには十分な量のナメコはもうある。もったいない気もしたが、ここはやはり山歩きへ。
すぐに鉱山跡のトコヤに着く。
少し休憩してまた歩き出す。
右手をまくように進むと美しいブナ林を気持ちよく歩く。
いったん下り一気に急登となりピークの開けたガンガに着く。
右手には川内山塊の山々が連なっている。
急登斜面は徐々に白くなってきた。今シーズンはじめての積雪である。
山道は緩み中山コースと合流し少し行くと日本平山山頂に到着した。
山頂からは白くなった飯豊連峰、鍋倉山、御神楽岳と展望できた。
山頂部は4cmくらいの積雪で沢たびの男性と長靴の男性の二人。
長靴の男性は金ヶ谷の徒渉では長靴は完全に水没しぐしょぐしょのようである。
風も無くスープを飲みながら談笑し下山開始。
落葉から紅葉地帯そして金ヶ谷の沢にやってきた。
対岸やや上部に女性が二人いる。ロープで降りる先にエスケープのルートがありそこからだとなんとか飛び石で渡ることができた。
湖畔のへつり道を慎重に進みダムに到着。