鋸山 (764m)  花立峠〜長稜尾根

花立道 花立道 花立道
崩れた長工尾根斜面 花立峠 半蔵金分岐
鋸尾根 鋸尾根 鋸山山頂
長稜尾根道 長稜尾根道 長稜尾根道
長稜尾根道 水場 長稜尾根道
長稜尾根道 長稜尾根道 長稜尾根道

2007/9/23
花立峠登山口−−−花立峠−−−−−鋸山山頂−−−−−長稜尾根道−−−合流点−−−花立峠登山口
 10:28       11:22     11:40(11:55)                12:55     1:12

なかなか都合がつかず、もう今日は秋分の日である。
午後から用事があるので、お墓参りをしてから長岡の鋸山に向った。
栖吉川沿いの終点道で車を止める。
10台くらいとまっていた。
後でわかったが半分以上は山の恵み?が目的のようである。
天狗清水から歩き始める。
栖吉川沿いの山道は一部崩れている部分もあったが問題はない。
木橋も新しくなっていて右手に渡り登りとなる。
小沢道のような所から水芭蕉の生息地に来るがだいぶ薮になっている。
鋸山は残雪期か水芭蕉の咲く季節にきていたが木々の生い茂る季節は
初めてでやはり雰囲気はだいぶ違う。
長工尾根の崩れた斜面が右手に見え、もうひと登りし花立峠に着く。
長工新道記念碑と石仏の広場を左手に入りブナの尾根道となる。
すぐに半蔵金の分岐となり山頂への左手を進む。
残雪期は右手に守門岳、浅草岳と展望できるのであるが木々の葉で覆われている。
小さなアップダウンを繰り返し鋸山山頂に着く。
雲で覆われていて長岡市、守門岳、浅草岳の展望はできなかった。
山頂には男性3人と犬が1匹。
その犬が置いた私のリュックに頭を突っ込む。
その飼い主と話しをすると長稜尾根から登ってきたとのことで泥だらけ、犬も泥んこ。
山頂標識すぐ下に刈り払われた急斜面にロープがのびていた。
花立道につながっているとのこと。
そういえば、通り過ぎてしまったが看板があった、あそこにでるのか。
薮っぽいが踏み跡をたどればいけるらしい。
途中、小さな白い看板の分岐で左に入るように忠告された。
今日は展望もきかないので、むろんすぐにその斜面を降りた。
薮を刈った急斜面にはロープが長くたれ、ロープをにぎり下りる。
刈られた枝を踏みながら細尾根、そして斜面をくだる。
途中でロープは何箇所か張られている。
男性の言っていた、小さな白い標識に出た。標識には何も書いてはいない。
地図を広げてみた。 真っすぐ踏み跡は続いている。
真っすぐ進むと風谷山に続いているのだろうか?
右手は薮で道は消えているが大入峠へつながっているようである。
左手にトラバース道となりかなり薮っぽくなってきた。
少し進むと水場があり一杯いただいた。
足場もぬかるんでいて背丈以上の萱となるが廃道を刈ったのだろうか?
そして廃田跡のような段々となっている所を過ぎると沢沿いとなる。
沢に倒れる倒木をくぐったり、沢が道になっている所には白印が岩にペイントされていた。
一部、左右斜面が狭まる沢の中を歩くところもあり増水時は歩けないようである。
沢の左手に渡り少し登り進むと花立道と合流した。
登山口に着き、山水が出るホースの水場で体をふいた。
思わぬ新しい道を歩け山を守る人達に感謝。