神戸山  (658m)

北側尾根 鉄塔から白山 薮の細尾根に入る
北側尾根から白山 分岐
神戸山と稜線
山頂前から白山、奥に粟ヶ岳 山頂前から大蔵、菅名岳、奥に飯豊連峰
斜面にカモシカ 神戸山山頂から白山 山頂から早出川流れる村松方向
稜線から大蔵岳、マンダロク山、日本平山、毛石山、銀次郎山、奥は飯豊連峰
尾根 尾根 尾根
田村線への分岐 田村尾根 慈光寺下り口

2008/3/16
門前P−−−分岐−−−−−神戸山山頂−−−−−分岐−−−田村線分岐−−−田村尾根−−−門前P
8:00    9:45     10:07(10:25)    10:45     11:23                12:05

新津美術館で「NAMI(波)」の写真展が観たいので、そちら方向の山と思い神戸山へとむかった。
門前の駐車場に着く。今日は晴れの雪山日和であるが車が無い、しかし10分後次々とやってきた。
支度をして堤防付近から薮の斜面にとりつき、ひと登りして北側尾根にのった。
尾根上は、たぶん鉄塔メンテナンスのために切り開いてあり歩きやすい。
脇にこの春はじめての花(ショウジョウバカマ)が一輪咲いていた。
鉄塔から青い空にそびえる白山を望む。
いったん杉林にはいり、少しトラバースし薮の細尾根に変わってきた。
20〜30cmもぐりながら壷足で歩く。
白山とその田村線、白山尾根線が右にのびているのがよく見渡せる斜面にくる。
雪の稜線と雪斜面のシルエットが綺麗だ。
左手に神戸山が見えてきた。
やや急登をひと登りし分岐の稜線に出た。
まだまだ真っ白い飯豊連峰が奥に見える。
尾根は日差しで、雪もだいぶゆるんできて壷足あるきもきつくなってきたが、山頂までなんとかこのままで歩く。
右の谷へおちる斜面にカモシカがゆっくり歩いているのが見える。すると今度はリスが木から下りてきて10mくらい
雪面を走り隣の木に飛びうつった。山も春である。
振り返ると白山、その後ろに粟ヶ岳の頭がのぞいている。
神戸山山頂に着く。
山頂の真ん中では、やや枝がじゃまなので、その枝前にでれば白山、村松方向、大蔵、菅名岳と展望がきく。
村松方向を見ると地図上の400mピークの神戸山が見えるが、これは神戸城址のようである。
ポットコーヒーでしばしくつろぎ、ワカンを履き歩き出す。
分岐をすぎ、振向くと大蔵岳、マンダロク山、日本平山、毛石山、銀次郎山、奥は飯豊連峰とすばらしい展望である。
目についたのは、五剣谷山の山頂前の急斜面で印象的である。
雪稜歩きはブナ林に入り気持ちよく歩く。
田村線分岐に着くとトレースがのびている。
田村線を下る。
途中、急斜面をすべり下りる。積雪も急に少なくなるが鉄塔まで行き一息入れワカンを外す。
高圧線がのびていく先を見上げる。
雪も消え慈光寺に着き、大木スギ並木を歩き門前到着。

さくらんど温泉で汗を流してから、もう一つの目的である新津美術館で「NAMI(波)」の写真に圧倒される。