妙高山  (2454m)

妙泉橋 山道 大倉谷渡渉
山道 黄金清水 ミズバショウの山道
芝沢 スノーブリッジ 長助池
山道 雪渓 山道
ダケカンバの山道 妙高山山頂 南峰
妙高山山頂から奥に雲の帯で少しわかり難いが北アルプス、金山、焼山、火打山
南峰から高妻山〜金山
山道 岩の鎖場 北地獄谷
北地獄谷分岐 山道 称明滝、光明滝

2008/7/19
燕温泉−麻平−大倉谷渡渉−−黄金清水−−長助池−大倉乗越分岐−−妙高山山頂−−光善寺池−天狗堂−北地獄谷分岐−燕温泉
5:25 5:54   6:13   7:05(7:15)  8:14   8:40     9:48(10:05)  10:53          11:38    12:38

寺泊をAM3:00発。
車のラジオからキャンディーズの特集のようで懐かしのメロディーが続く。
中郷ICからおり5:15燕温泉駐車場に着くと大型バスが1台と乗用車が7台。三連休ではあるが思っていたより少ない。
すぐに支度をして歩き出し旅館街をぬけ山道に入る。
妙泉橋から左の沢に川原の湯に入って来た浴衣姿の人が歩いている。
橋を渡り少し行った所から左手の斜面にとりかかる。
ゴロゴロ岩の山道の雑木帯を進むと麻平の分岐。ブナが多くなってきた。
大倉谷に降り岩に書かれた矢印にそって少し上流へ歩く。
左右に残雪が残るところで渡渉しすぐに急登となる。
その途中、大きなドスンという音が下から聞こえた。たぶん、あの残雪が崩れたのであろう。
山道は草が生い茂り、やや薮っぽくなっている。
ひと登りしミズバショウがめだつようになり、黄金清水に着く。
ドクドクと冷たいおいしい水が流れる。ボトルにもつめ一息入れ歩き出す。
しばらく登るとミズバショウの湿地に木道がのびるようになり、ひらけた芝沢に着く。
目の前に妙高山。薮の中に赤テープがあるので、そこに入ったが、さすがに違うなと思い戻ると左手に白いテープを発見
そちらがルートのようであった。ここにはサンカヨウが多く咲いていた。
少し行くと沢にスノーブリッジがかかっていた。
ブリッジは薄い。右に回り込むには薮がかなりうるさい。
沢に降りて左手の斜面をジャンプして枝にしがみつきよじ登りブリッジの左ぞいをまいた。
手首の内側にいくつものすり傷をおった。
山道の薮は段々ひどくなり足元はまったく見えない状態となるが、突然、視界がひらけ長助池に飛び出た。
ワタスゲが一面に広がり、木道沿いにハクサンコザクラも少しではあったが咲いていた。
山道は、徐々に急登となり大倉乗越分岐に着くと、目の前に雪渓がのびていた。
ややキックステップぎみに歩けば、登れるようであった。
ふり向くと外輪がよくわかる。
ここまで、だれにも会わなかったが、親子が降りてきた。
次に団体さんがやってきた。聞くと大倉乗越分岐から昨晩泊まった黒沢池ヒュッテに戻り笹ヶ峰に下りるとか。
あまり妙高山に人がいないのは、火打山がハクサンコザクラの見頃で、そちらに人がながれているようである。
山道は、さらに急登となり岩とダケカンバの斜面となり、とてもきれだ。
ひと登りすると妙高山山頂に出た。
山頂から奥に雲の帯で少しわかり難いが北アルプスがのび、高妻山、金山、焼山、火打山と展望できる。
日本海側は雲におおわれていた。佐渡ヶ島が見たかったが残念。
岩峰の南峰から岩場をくだる。少し雲がかかるが。黒姫山、戸隠連峰、高妻山が展望できた。
鎖場の下まであっとゆうまに着いた。
ダケカンバ林から樹林帯に入り光善寺池と分岐の天狗平へとくだる。
胸突き八丁の急な下りから北地獄谷沿いは雪渓がかなり残っている。
雪渓の冷えた空気はガスをつくり赤テープをひろいながら下る。
麻平の分岐にくると、沢は硫黄成分で赤茶けている。
沢は渡らず、そのまま右岸を進んだのだが、途中、きれいに草刈りされた道?ぞいに進んでしまい引き返すことになる。
左に下りる分岐まで戻り、下っていくと称明滝があらわれ滝下近くまで行き見上げる。
斜面の中腹をけずりつけた山道を進むと称明滝と光明滝の二段が良く見える。
中腹道は、かなり続いた。
スキー場のセメント道は足によくない。
黄金の湯の前を通り、燕温泉駐車場に着く。
車にもどると隣の車のトランクにはネマリダケが袋にギッシリ。
その人にクマは大丈夫ですかと聞くと、あったこともないが里の方が危険とか。
黄金の湯で ひと汗流した。