不動堂山(557m) 〜 福連寺山(180m)

熊捕獲のオリ 巡視路入口 山道
鉄塔 山道 福連寺山を望む
山道 ブナ道
不動堂山山頂 山頂から粟ヶ岳、白山 山道
山頂から大蔵岳、菅名岳
山道 山道 山道
山道 268m点 スギ林
福連寺山山頂 山道 山道

2009/12/5
駐車口−−巡視路入口−−8合目−−−不動堂山山頂−−−268m点−−福連寺山山頂−−駐車口
7:22    7:33              8:30(8:40)    9:18       9:38       9:48

不動堂山から福連寺山へ枝尾根つたいで歩けることを知りOさんと向う。
不動堂山へはだいぶ前に残雪期、沢の先から登り不動堂山と風越山へと歩いたことがある。
カンバン近くの登り口らしきスペースに車を置く。
福田石材きのこ工場の敷地を通り林道ゲートにくると熊出没のカンバンが立っていた。
これは別に珍しくもないが、10mくらい先に熊捕獲のオリが設置されていた。
中にはカボチャと柿がおかれている。さすがにこれを見ると不安が高まる。
林道を少し歩き鉄塔巡視路入口から斜面に取り付く。
スギ林の急登をジグザグに登って行く。
急登を登りきると鉄塔があらわれ脇を通り尾根歩きとなる。
葉はすっかり落ち枝越しではあるが見通しはきく。しかし今日は強風である。
落ち葉のジュウタンは続き気持ちよく歩ける登山道であるのだが、いかんせんあの熊オリを見ているのでやや緊張ぎみ。
この強風で鈴の音はかき消されているので時々、大きな咳払いなどしてみる。
雑木林からブナ林へとうつると8合目のカンバンが表れ直登コースとの合流地点のようである。
ブナ林を少し登って行くと不動堂山山頂についた。
ちょっと枝でさえぎるが左手に菅名岳、大蔵岳。右手に粟ヶ岳、白山と見える。
下を見るとサワガニが一匹、甲羅に歯型がついている。サルが沢からここまでもってきたのだろうか?
風が強いので下る。
風越山へ続く尾根方向に少し進みそして右手に松野部落方向へ一気に下って行く。
枝をつかみながら急坂を下る。前方には白くなった粟ヶ岳が良く見える。
尾根は大きく右に曲がり早出川と平行に延びる。
小さくアップダウンし急坂を登ると268m地点に着く。
丸木の椅子が一組くまれていた。
なだらかに気持ちよく歩ける尾根は続く。
もう少し薮っぽい尾根道を予想していたのであるが適度に刈り払らいされたとても良い山道である。
鉄塔を通過しスギ林そして急登をひと登りすると広い広場の福連寺山山頂に着く。
ここには山城があったようである。
降口は山頂標識の付いている大木の先と右手にあった。
地図を見ると右手の方が駐車口に近いのでそちらに向う。
急坂でスギ林を下り駐車口に出る。
熊にあわなくてよかった。あの熊オリを見なかったらとっても良い静かな山歩きが楽しめたのだが。