岩菅山(2295m) 〜 裏岩菅山(2341m)

登山口 山道 上条用水路沿いの山道
岩巣護橋(アライタ沢) 急登 山道
急登 山道 山道から岩菅山
山道 山道から岩菅山 振り返り稜線を見る
岩場 岩菅山山頂 岩菅山から裏岩菅山へ
稜線から岩菅山 稜線から岩菅山 裏岩菅山山頂

2009/7/11
登山口−−岩巣護橋−−ノッキリ−−岩菅山山頂−−裏岩菅山山頂−−岩菅山−−ノッキリ−−岩巣護橋−−登山口
7:55    8:20     9:17     9:48    10:28(11:04)  11:37   11:57   12:38    1:08

二人で志賀高原の岩菅山へ向った。
東館山から周遊できないか地図を見たがスキー場内を歩けるのかわからずじまいでいた。
一の瀬スキー場旅館街からの歩き口がわからず、岩菅山登山口に向う。
路肩のやや広いスペースに4台とまっていて10台は置かれるようである。
昨日まで大雨注意報も出ていたが梅雨全線が南下してのタイミングである。
10分くらい登ると上条用水路に出て、その水路沿いを歩く。
少し進むと底清水の札があり岩の底から湧いているようである。
2日間雨が続いているはずであるが水路の水はとてもきれいだ。
しばらく水路沿いを歩くとアライタ沢の岩巣護橋に着く、岩肌を滑るように沢水は流れている。
ここからは丸木の階段の急登が続く。
時々、なだらかな山道もあらわれるがシラビソと笹の急登は続き展望はまったくきかずモクモクと登る。
左手に岩菅山が見えるようになり、ひと登りすると稜線上のノッキリに着く。
稜線にのると花が咲く種類が多くなった。
ウラジロヨウラク、ゴゼンタチバナ、ハクサンチドリ、イワカガミ、コバイケソウなど。
岩場、ガレ場の急登の山道となる。
風がないので雲が流れない。
久しぶりの登山のせいか息が切れる。
岩菅山山頂に到着。
大権現の石碑、大きな石灯篭、石碑そして避難小屋。
今回いちばん楽しみにしていた大展望は、まったくの雲の中。
妙高山、草津白根山、白砂山、苗場山、戸隠連峰、そして北アルプスのはずである。
また来いと言うこのなどであろう。残念。
裏岩菅山へ向う。
シャクナゲ、リンドウ、スミレのような花は何だろう?
時々、ガスがきれると稜線がきれいに広がる。
男性が一人戻ってきた。熊の新しい足跡があって怖いので戻ってきたとのこと2300mのところに熊がいるのか?
少し進んだところの山道上に熊の両手両足らしき足跡があった。真新しい。
見晴らしがいいのでバッタリということはないので、そう心配ではなかった。
裏岩菅山山頂に到着。
看板を見ると切明とある。地図を確認するとこの稜線の先に切明温泉がある。
鳥甲山に登り切明温泉に入った時、野反湖にぬけるルートがあることを知ったが、
この稜線を歩けば切明から志賀高原にもぬけることを新たに知る。
男女二人がやってきた。聞けば新潟の人。この長野県裏岩菅山頂に新潟県人4人。
カップラーメンをすすりながら雲よ切れろと願うが、やはり今日はむりのようである。
しかし、まとわりつくブユがうるさい。
下山開始。
こんかいけっこう息は切れたが下山は快適であった。
濡れた丸木階段を注意しながら下るが、あらためて急斜面だったなあと思う。
アライタ沢で顔を洗う。冷たい。
無事登山口到着。