万太郎山 (1954m)
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吾策新道の急登 |
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吾策新道 |
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吾策新道 |
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フナクボ? |
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吾策新道 |
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吾策新道 |
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急登 |
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稜線手前 |
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仙ノ倉山、谷川岳分岐 |
万太郎山山頂への稜線 |
万太郎山山頂 |
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下山時ようやく見えた万太郎山 |
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紅葉の万太郎山 |
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紅葉道 |
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ようやく見えた吾策新道尾根筋と谷川岳斜面 |
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山道から土樽Pと湯沢の街 |
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仙ノ倉山 |
2010/10/11
工事通行止G−登山口−フナクボ−大ベタテの頭−分岐−万太郎山山頂−分岐−大ベタテの頭−フナクボ−登山口−工事通行止G
7:42 7:51 11:05(11:35) 1:46 1:55
以前、谷川岳から茂倉岳へ縦走したので今回は谷川岳から万太郎山への縦走と考えたが
天候や最近、山歩きも少ないため弱気に気持ちが傾き吾策新道のピストンにした。
しかしこのピストンもけっこうきつかった。
谷川岳連峰の新潟県側の山道の開拓者、高波吾策の吾策新道。
湯沢ICから土樽駅によると県外ナンバーの車が4台、おそらく電車で土合に行き縦走組であろう。
茂倉岳への分岐を右に林道を川沿いに進むと通行止の看板がありゲートでふさがれていた。
ゲート手前に車2台くらい止められるスペースがありそこに停める。
天候の回復が遅れ小雨がふったりやんだりでヤッケだけきて林道を歩き出す。
10分くらい歩いた所に山道口があった。
左手下に河川工事現場、右手の登山口の階段を登って行く。
スギ林から大木ブナの多い樹林帯の急登をもくもくと登る。
けっこうきつい急登は続き山道は濡れ滑りやすい。下山の時がてこずるなと思いつつ歩く。
以前、茂倉新道でクマに遭遇もしている、クマ生息地である。
はじめは、クマのことを心配しながら登っていたが息が切れるようになるとその意識も薄れていった。
雲でまったく視界がきかず歩いて行くとガレ場にきてロープを握り慎重に通過した。
フナクボはとっくに通過していたようだ。
フナクボから視界が広がるらしいが今日は30m先が見えない。
左手が谷川岳、右手が仙ノ倉山のはずである。
しかしこの霧の中の紅葉も綺麗だ。
アッ。季節はずれのシャクナゲが1輪咲いている。
また急登となり足場が見えない笹道から岩峰を通過する。
風が強くあたるようになり雨で濡れた体はふるえた。
いくつもの小ピークをのり越えていくと谷川岳、仙ノ倉山の分岐標識があらわれた。
たぶん大展望が広がっているのだが、今日は真っ白。
稜線を少し進むと万太郎山山頂についた。むろん真っ白。
風が強く少し戻った風があまりあたらない所で昼食をとった。
下山を開始して1時間くらいした時、やや明るくなり振向くと万太郎山がドンとそびえている姿を見ることができた。
そして右手に谷川岳斜面、左手に仙ノ倉山も見えた。
また紅葉に染まる吾策新道の尾根筋、その右前方に土樽P,と湯沢の街も見える。
急な斜面にはいる。
滑らないように慎重に降りていったのだが、何回手をついたことやら。
登山口近くで草刈り機をかついで登ってきた若い男性とすれちがい「ご苦労様です」と挨拶を交わす。
ようやく登山口に到着。
途中、右の川に降り泥まみれの靴とスパッツを洗いゲートについた。
ゲートにはゲート番の人がいて少し話をすると2日前に登山口下の河川工事現場にクマが現れ工事が一時中断したとのこと。
岩の湯で汗を流し、売店でアマンダレとナメコを買っていった。