城山(357m) 〜 大力山(504m)

西福寺(大浦開山堂) 虫野集落
尾根 電波塔
関越道の奥に権現堂山、唐松山 尾根
城山 城山山頂前の急斜面
尾根の奥に大力山 振り返り城山
尾根から左手に権現堂山、右手に越後三山
尾根 宝泉寺からの周遊ルートの登山者
尾根から大力山 尾根
尾根 尾根
尾根 大力山手前
大力山山頂 大力山山頂
山頂から手前に登ってきた尾根、奥に八海山、巻機山、大和町
山頂から笠倉山、駒ヶ岳、中ノ岳、八海山、巻機山
下り尾根から城山 下り尾根から湯谷集落

2011/2/20
西福寺−−−−城山−−−−大力山−−−−下り尾根−−−−車道−−−−西福寺
8:40     9:44    11:00(11:15)     12:02           12:45

以前、「山と渓谷」の雑誌にこの大力山が紹介されていて雪山の季節に行ってみようと思っていた。
関越道を走っていると分離帯に積もっている雪の壁が崩れる。
非常に危険である。追い越し車線はさけながら走り小出ICで下りる。
大力山のメインルートはどうも宝泉寺からのようであるが1時間くらいで山頂に着いてしまうようなので
少し長いルートの西福寺から登ることにした。
R17から左手に入り大浦集落奥にある西福寺に着く。
鐘突き堂の奥に行くと雪の壁でスノーシューとストックを雪の上へ投げ、壁をよじ登る。
スノーシューを履き斜面に取り付く。
気温は−3℃で雪面は硬く、まったく沈まない状態であった。
尾根上にあがると虫野集落が見える。
なだらかな尾根を歩くと電波塔に着く。
少し進むと関越道のトンネル上にたつと長く長くのびる関越道その奥に権現堂山、唐松山が見える。
高圧鉄塔を過ぎたころ男性が下りて来て城山に上がる所が急で戻ってきたとのこと。
城山手前に着くとトレースは左側を巻いていた。
トレースにそって進むが急斜面は左の谷におちこんでいる。
左斜面は日陰でガリガリでスノーシューの歩きは非常に怖かった。
下を見ないように1歩1歩、慎重に登り城山に着いた。
城山山頂から尾根に出る所も急で1歩1歩下り2mくらいは飛び降りた。
ここから気持ちいい雪庇尾根のアップダウンの歩き。
尾根から左手に権現堂山、右手に越後三山のパノマラである。
尾根筋の先に大力山も見える。
この尾根の標高は300〜400mくらいであるが、すばらし絶景の雪山歩きが満喫できる。
前方に宝泉寺からの周遊ルートの登山者が見える。
雪山の尾根を歩く登山者も、なかなかの絵になる。
尾根は交わり、その登山者に追いつき、話をかわす。
ここからは歩く人も多いせいかトレースがしっかり踏まれていた。
話をした登山者グループもスノーシューをリュックにつけたまま履くことなく歩いてきたと言っていた。
ひと登りして左手のなだらかな尾根を歩き大力山山頂に到着。
少し先に東屋の頭が出ているところで一息いれる。
山頂から笠倉山、駒ヶ岳、中ノ岳、八海山、巻機山。
反対側には米山、刈羽黒姫山が見えていた。
登ってきた尾根も一望できる。
コーヒーで一息いれ帰りをどうしようと考える。
城山の登り下りがなんか、やだったので地図をながめ左の尾根から下り車道を少し歩いて行こうと下山開始。
前方に八海山が目の前にある。
分岐を左手に少し登り右のすぎ林から下り尾根にのった。
この尾根は林道が何回か横切っているようで林道を横切る時はやや大きな段になっていて回り込んだり
飛び降りたりしてくだる。
右手に登ってきた尾根の雪山斜面がよく見える。
車道にきたが、雪壁が2m50cmくらいあり、雪壁を少し崩し飛びおりる。
車道を歩くが背の高さくらいの雪壁が続く。
20分くらい歩けば着くと思ったが西福寺に40分でようやく着く。
ひさしぶりのスノーシュー歩きであった。

小出スキー場のところにある、「ふれあい交流センターこまみ」で汗を流す。
パンフレットには越後三山を観てゆったり湯につかる見晴の湯とあったが露天風呂のまわりは2m以上の雪壁で
雪見風呂ならぬ雪壁風呂であった。