2011/5/5
登山口 −−−−−−− マンダロク山頂 −−−−−−−登山口
9:02 10:42(11:00) 12:02
白根市を通る途中、ピンクの桃の花と白い葡萄の花がきれいであった。
国道49号から五十島集落をぬけT字路を右に曲がるとすぐに通行止めの看板があった。
沼越峠はまだ冬季通行止めであったのだ。
ここへ来る時、国道49号からにするか沼越峠をぬけて来ようか迷ったのだが結果的によかった。
橋をわたりすぐに左折し再び橋をわたり進むと林道は分岐され左手の林道奥に数台車がとまっている。
釣りか山菜とりだろう。
前の林道にはゲートがあったがクサリが掛けてあるだけだったので外しまた掛けて進んだ。
林道は舗装されているが落石や枝そしてカーブミラーが大きく曲がりゆっくり蛇行して進む。
開けた栗園につき林道先端の所に登山口の看板があった。
小さなクリがところどころ散乱している。
ここは秋には熊が頻繁に出没するらしい。
冬眠開けの熊が少し残っているクリを食べにくるのではと思ってしまい周りを見渡す。
山道は思っていた以上につけられていた。
イワカガミを見ながら歩いていくと山道は、やや窪んだ残雪のある道となり枝が倒れ交差し倒木もあり歩きにくくなり
リュックにくくりつけたピッケルが一段と歩きにくさを増していた。
そこをぬけると滝見場の看板がある所にきたが、滝はよく見えなかったが5mくらい進んだところから見ることができた。
尾根の枝越しから830mの峰がよく見えるようになってきた。
山頂は、この峰の奥で見えない。
いったん下り登りかえす。
ここからの尾根は松と岩の急登となる。
新緑の残雪斜面が綺麗だ。菅名岳、鳴沢峰もよく見える。
山道は細尾根でザレた道となり左側がスラブで切れ落ちている。
ロープもはられ慎重に歩く。
830mの峰の手前にくると雪庇状に急な雪斜面となりストックをピッケルに持ち替え、ステップをつけピッケルをさしながら登って行く。
峰の上から振り返ると阿賀野川その奥に二王子岳、飯豊連峰がそびえている。
細尾根をひと登りしマンダロク山(前日倉山)山頂に到着。
山道は少し先のピークまで続いているが、はっきりした山道はここまでのようである。その先には日本平山である。
五剣谷岳、銀次郎山、粟ヶ岳、白山、菅名岳と川内山塊の山々がそびえている。
下山は展望を楽しみながらゆっくりおりた。
だれ一人いない静かな山歩きであった。
ひさしぶりに、さくらんど温泉に入り、帰り道、大吉ラーメンのみそらーめんと山菜アイコをいただき、おやじさんから山菜の
話を聞く。
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