守門岳(1537m) 〜 大岳(1432m)

     
二口、1k手前に通行止めの看板  二口駐車場  熊よけの釣鐘 
     
ブナ道    護人清水 
     
ブナ道    ブナの大木に雨が流れる 
     
尾根道    滝見晴し場 
     
尾根道    尾根道 
     
稜線の分岐点付近    木道 
     
青雲岳    守門岳(袴岳) 
     
大岳への稜線道    大岳への稜線道 
     
ヒメサユリの咲く急登    大岳 
     
保久礼小屋への尾根道    保久礼小屋への尾根道 
     
悪路の山道は続く    保久礼小屋 
     
コウクルミ沢方向の下り    コウクルミ沢の砂防堤と林道 
       
       
       
2012/6/23
二口駐車場−−滝見場−−分岐点−−青雲岳−−−守門岳−−−分岐点−−−大岳−−−保久礼小屋−−林道−−車道−−二口駐車場
8:15      9:30    10:31        11:03(11:15)      12:16(12:26) 1:35                  2:18

西日本は大雨が続いている。
車道分岐の右側を少しいった所に通行止めの看板が設置されていた。
くる前にネットで調べていて昨年7月の大雨で二口まで3ヵ所、沢側の車道が崩れているが車は行けるとあったので進んだ。
二口駐車場には10台、車はとまっている。
今日は、くもり昼から晴れの予報のはずだが、小雨が降っているのでヤッケをきて歩き出す。
雨は、けっきょく山頂手前まで降り続くこととなる。
斜面にとりつくとすぐに20pくらいのナメクジ、その先に熊よけの釣鐘があった。
雨にすっぱりぬれたブナ林に入り護人清水、そしてブナの大木もあらわれる。
霧の中のブナ、雨はブナの幹にそって流れている。
ブナの写真を撮っていると年配の男性が私を追い越して行った。
尾根に乗り、しばらくして滝見晴し場に着き一息入れる
霧の先にかすかに滝が見える。その沢には雪がのこる。
長い急登に入り、汗と雨、ぬれた草木で、モーすっぽり濡れた。
ひと登りし、人の声が聞こえたと思ったら突然、稜線の分岐にでた。
しかし、まったくの雲の中。
斜面に残雪は残るが、山道にはまったくない。
木道から草原の青雲岳をぬける。
木道は、平成18年設置とラベルが貼られていた。
そういえば、ここも6年ぶり。以前来た時は、こんなに長く木道がのびていなかったような気がする。
ひと歩きして守門岳山頂に到着。
雨は上がったが、いぜん雲の中で視界ゼロ。
上着を着替えタオルを交換し、サッパリする。
パンとホットコーヒーで一息入れ、大岳向かう。
青雲岳をぬけ分岐を右手に折れ、残雪を淵をまくように山道はのびている。
いったん下り鞍部の網張から登る。
するとようやくヒメサユリがすがたを表してくれた。
つぼみが多かったがヒメサユリ道であった。
急登から山道はなだらかになり鐘の音が聞こえ、大岳山頂に着いた。
ブユがまとわりつくので、すぐに下山開始。
ようやく、雲の隙間から日が差すようになってきた。
尾根道は、滑りやすく深くえぐられ水が溜り、悪路が続く。
途中、清水でのどをうるおし、進むとギンリョウソウがニョキニョキ出ている。
悪路も、もういやになってきたころ保久礼小屋についた。
敷地には、たき火跡、沢音が心地いい。
コウクルミ沢方向に急斜面を下る。
砂防堤に出て沢ぞいにそって、林道を歩く。
林道は荒れ、とても車が入れる状態ではない。
ようやく車道に出て途中、沢水が流れるところで、泥んこの足と顔を洗う。
無事駐車場に着く。
着けば空は、青空。しかし雨のブナ林もよかった。

今年の春、オープンした栃尾温泉おいらこの湯(400円)で汗を流す。
少し塩ッパイ、肌スベスベの湯であった。