蒜場山 (1363m)

新発田ー赤谷鉱山鉄道跡 加治川治水ダム
トロッコの残骸 米平新道
山道からダム湖と焼峰山、二王子岳 山道
ナメコ採り 山道
山道から俎倉山 山道
山道 山道
岩岳山頂部 山道
水場付近 前方に烏帽子岳
山道 烏帽子岳山頂部手前のクサリ場
烏帽子岳から蒜場山 山道
烏帽子岳山頂から矢筈岳、粟ヶ岳、五頭山、馬ノ髪山、焼峰山
烏帽子岳
兎戻し 米平新道
振り返り棚橋山、馬ノ髪山、俎倉山、烏帽子岳 中央にダム、焼峰山、奥は日本海
蒜場山、奥に北股岳 振り返り、山伏峰
蒜場山山頂 北股岳、大日岳、飯豊山
飯豊連峰
2013/11/9
ダム--独標--岩岳---烏帽子岳---山伏峰----蒜場山----烏帽子岳--独標--ダム
7:33 8:33  8:56   9:32(9:37)  10:21   10:31(10:45)  11:27    12;25 1:07

加治川沿いの紅葉は今が見ごろです。
赤谷鉱山鉄道跡の鉄橋は紅葉とのマッチグはバツグンである。
ダムの横の駐車スペースに車をとめ、支度をして歩き出す。
ダムの上からダム湖や放流渓谷の紅葉も綺麗だ。
ダムを渡り左手すぐの登山口を登っていくとトロッコとレールの残骸があらわれる。
急登を登って行くと朝日が真正面となり、まぶしいが逆光のコントラスと光の差し込みが綺麗だ。
ダム湖と焼峰山から赤津山へつらなる紅葉峰がよく見える尾根となった。
大きなリュックに大カマをくくりつけた5人に追いついたので、「飯豊まで縦走ですかと訪ねたら」、「イヤー、行ってみたいが
水場の整備」とのこと。
この米平新道は下越山岳会が切り開いたと聞いていたので会の人達なのであろう。
少し進むとタモを広げ長い竿で、高い所のナメコを採っている人がいた。
太いブナの下で休憩の4人グループを追い越す。
ここらも一段と紅葉が綺麗で俎倉山もよくみえる。
しばらく登って行くと、山道脇の大きな木に3匹のサルが。木の斜面下にも2匹いた。
少し近づいても逃げようとしないのでサルを刺激しないようゆっくりそっと木の下にきたら山道に他に2匹サルが座っている。
立ち止まり困ったなーと思いストックをドンと地に打ったら山道のサルが大声で左斜面に入ったら全部のサル達が、わめきはじめ
枝をゆすったりしたので、これはまずいと思いおもっきり走り登った。
イヤー怖かった。
ひと登りして岩岳についた。
いったん下りブナ平をすぎ少し行った所で、山道脇右斜面に黒い背中が動き、うめき声と藪へガサガサと10数メートル走った。
ワー、クマだ。
姿は見えないが10数メートル先で音はしなくなった。
あのあたりにまだいるようだ。
下から鈴の音が近づいてきたのでその人を待っていると藪からまた音がして斜面を下っていったようだ。
男性が一人登ってきて、サルとクマの話をして、しばらく二人で歩くが、その人のペースが早いようなので先に行ってもらう。
先に烏帽子の峰が近づいてきて右手からクサリ場の岩場を登り烏帽子岳に着く。
展望はバツグンで矢筈岳、粟ヶ岳、五頭山、馬ノ髪山、焼峰山が広がり、前方には蒜場山への尾根がまっすぐのびている。
景色をみながら、一息いれるが、サルに威嚇されクマにも遭遇して大変な山歩きになったなーと思う。
以前、茂倉岳で遭遇した時もそうだったが、いざクマと遭遇した瞬間、なかなかカメラには手がいかず、数歩あとずさりする
ようで今回もそうだった。
下り振り向くと烏帽子岳はなかなか山姿がいいなと思う。
兎戻しの岩場をすぎ山道の落ち葉に霜が降りている。
山の木々は低くなり展望が広がっている。
振り向くと今、登ってきた尾根、下の尾根とつながっている棚橋山、馬ノ髪山、俎倉山、もよく見える。
山伏峰にくると尾根もゆるくなり、蒜場山の後ろに大日岳が雪をかぶっている姿が見える。
左手、谷の奥にダムも小さくみえる。
ひと歩きして蒜場山山頂に着く。
なんといっても飯豊連峰の展望はすばらしい。
温かいコーヒーでしばし展望を楽しむ。
下山開始。
気もちよく下るが岩岳から下は山道には落ち葉が積もり、ふかふかなのだが落ち葉の下の根、石で足首はガタガタである。
無事到着。
ダムには紅葉見物に大勢の人がくりだしていた。

三川you&湯で汗を流した。