守門岳 (1537m)

林道 猿倉橋
急登 山道
ブナ林の山腹道
ブナ林の山腹道 ブナ林の山腹道
ブナ林の山腹道 谷内平
ブナ道 尾根
尾根
尾根 尾根
滝見場 残雪と新緑斜面
尾根 尾根 (振り返る)
尾根 分岐から大岳
稜線の雪庇 稜線の雪庇
守門岳(袴岳) 稜線の雪庇
大岳から水ノ木峠まで続く稜線
山頂手前 守門岳山頂
大岳、烏帽子山、奥に粟ヶ岳
浅草岳、毛猛岳、越後三山
2015/5/6
除雪口G---登山口---滝見場---分岐---守門岳山頂---滝見場---登山口---除雪口G
6:30      7:00     8:40    9:45   10:20(10:45)  11:45    1:05     1:37

一週間前にネット通販で地図とGPS(etrex20)、安いほうの英語版を買った。
ネットでメニューを日本語化にできることを知り、何とか日本語化できた。
GPSの使い方は、ほとんど分かっていないが、地図のルートを追って登って下ってくることはできそうなので
二分から守門岳へ行ってみることにした。
この時期、守門岳のブナの山服道は非常に分かりずらい思いがあってGPSで歩いてみようと向かう。
除雪されているゲート前に車をおく。
暖かい日が一週間以上続いているが、ここはまだ林道、田んぼにも積雪が残っている。
ピッケルとワカンをくくりつけ歩き出す。
雪解け水があちらこちらから流れ込んでいて、田んぼの畔や路肩にフキノトウが沢山でている。 
はるか先に大岳が見えている。
30分くらい残雪の林道を歩き猿倉橋そして二分登山口に着き登りはじめる。
急登斜面の踏み跡を拾いながら登る。
ひと登りしてブナ林へと入って行った。
朝日が差し込む新緑のブナの森は、ほんとうに美しい。
雪の下の護人清水の左前方へととりつく。
何回か歩いているので左前方へ歩けるが初めての人は、少しわかりずらいと思う。
そして、いよいよブナの山服の斜面へ横に登って行く。
踏み跡と前方の山道らしきところを目でひろいながら歩く。
GPSを確認すると地図に記載されているルートをちゃんと歩いているようである。
やや急な斜面の残雪部にくると下の斜面の藪がガサガサと動いた。
クマかと思ったら人が登ってきた、山菜採りかと思ったら若い男性で聞けば、その斜面から滑り落ちて
よじ登って来たとのこと。
前に歩いていた人は、この雪面を渡れず、まっすぐ上に藪こぎして尾根上まで登っていったらしい。
後から来た男性が追いついて、私がステップを切って渡りますと渡りだした。
私もピッケルを出して雪面にピッケルを刺すが硬くて突き刺さらない。
次の瞬間、男性が滑り落ちて5mくらいのところでとまった。
5mくらいのところに、少しゆるいところがありとまったが、もう少し勢いがあったらその先に落ちていた。
大丈夫ですと声が聞こえ、少し先の所から木々の枝でよじ登って行った。
私も枝を伝い5m下に下り男性のように先の斜面からよじ登った。
若い男性は尾根上まで藪こぎし登っていった。
少し進むと谷内平に出た。
ブナ林の尾根を進み前方が少し開け大岳から袴岳の稜線が見え細尾根となった。
細尾根につく雪面を渡るように進む。
まず左手の滝が見え、少し進むと滝見場に着き、右手の滝が見える。
ここで一息入れる。
オカバミ沢斜面の新緑と雪面が綺麗だ。
夏道をひと登りし雪面の尾根歩きとなった。
広い雪面尾根をゆっくり、もくもくと登る。
振り向けば何人かの人影も見える。
大岳への分岐に着く。大岳山頂の人影が小さく見える。
稜線の雪庇が大きく割れている。
青雲岳はすっぽり雪をかぶっている。
いったん下って登り返し山頂手前から振り向くと大岳から水ノ木峠まで長く続く稜線が良く見える。
守門岳(袴岳)山頂に到着。
山頂付近にカタクリが沢山咲いていた。
粟ヶ岳、浅草岳、毛猛岳、越後三山が広がっている。
GPSのルートをセーブする。
雪面尾根は快適に下り、ブナの森はゆっくり気持ち良く下った。
雪面のトラバースは慎重に歩き無事、登山口に到着。
帰りの林道歩きの30分は、やや疲れた。

栃尾の、おいらこの湯で汗を流す。