奥志賀山(2037m) ~ 赤石山(2109m)

熊の湯、登山口 前山リフト上、奥に笠ヶ岳
渋池 遊歩道
木道 志賀山への急登
急登 志賀山山頂
奥志賀山へ 横手山
大沼池、奥に赤石山、稜線が忠右衛門新道、横手山
奥志賀山山頂の祠 山頂から大沼池、赤石山、奥に白砂山
大沼池への下り 鳥居
大沼池へ 大沼池、奥に奥志賀山
赤石山への急登階段 赤石山への急登階段
分岐 ガレ場
ガレ場から大沼池
赤石山山頂岩 赤石山山頂
山頂から横手山、志賀山、奥志賀山、大沼池
忠右衛門新道 振り返り赤石山を望む
忠右衛門新道 四十八池、鉢山分岐
四十八池 遊歩道
2016/8/6
熊の湯口---奥志賀山---大沼池----赤石山----忠衛門新道--四十八池--熊の湯口
7:00      8:28     9:30(9:38)  10:40(10:55)          12:45    13:36

ネットで偶然、奥志賀の赤石山からのすばらしい展望の写真を見てそれに誘われ出かける。
今回、私の愛車、9年12万4千K。山歩きの相棒(愛車)との最後の山旅。
長野県中野ICからR292。志賀高原へ。
途中、木戸池付近のテント場で高校生らしい子らが、大きなリュックを担ぎはじめていた。
熊の湯の前山リフトの駐車場に車をとめる。
前のホテルから大学の教育学部の生徒らが大勢出てきて駐車場で何やら歌い始めた。校歌?
リフトの右側斜面を巻くように登りはじめる。
前山リフト案内板をみると、この上の前山湿原、渋池、四十八池、大沼池と自然探索コースとして整備されているようだ。
前山展望につくとドンと笠ヶ岳がそびえ湿原に熊注意の大きなカンバンを進んでいくとすぐに渋池に着く。
水面に朝日が輝ききれいだ。
幅2Mくらいの整備された遊歩道が続く。
志賀山と四十八池の分岐となり左手の志賀山方向に歩く。
笹の群生地に木道がのびる。
きゅうに根張り、岩の急登となる。
左手から巻くように登っていくと三角点のある志賀山山頂に到着。
いったん下り鬼ノ相撲場とよばれる鞍部から登り返し。
ベンチがおかれた場所からは大沼池、奥に赤石山、稜線が忠右衛門新道、横手山と一望できる。
祠のあるところが奥志賀山頂のようである。
そこから真下にブルーの大沼池が美しい。
四十八池方向に下り鳥居をぬけると四十八池(湿原)に着いた。
大沼池方向に徐々に下って行って大沼池に到着。
大きな池の向こうに、さきほど眼下からこの池を見ていた奥志賀山が見える。
あのみごとなブルーの池は湖畔に立つとこの色は無かった。
しかし、ほっとするところだ。
レストハウスの横から赤石山へ向かう。
すぐに分岐があったが標識も無く地図を見て、たぶん真っ直ぐだろうと進む。
ここから見晴の無い急な階段をもくもくと登ることとなる。
今日の気温予報は35°だが、さすがに志賀高原は涼しい。
忠衛門新道の分岐に着く。
池尻に堰堤を築いた吉田忠衛門の名のようである。
とつぜんガレ場に出て池方向の展望がひらける。
山頂部の岩が突き出ているようで、岩は緑がかっていた。
山頂に一人人影がみえる。
岩先の山頂に立つと見事に志賀の山々が広がっていた。
そしてネットの写真で見た、あの風景である。
分岐にもどり忠衛門新道の稜線歩きへとなる。
なだらかな稜線で笹原から振り返るともう赤石山が小さく見える。
笹が大きき伸び展望のきかない場所も多かったが道は整備されていた。
なにやら風が変わりあの青空から雲が立ち上げってきた。
鉢山による予定だったが、雲の広がりも早いのでスルーして四十八池へすぐに下った。
池の東屋には多くの人がいて湿原の木道にも。
遊歩道からは歩きやすく熊の湯登山口に到着。
着替えて車に乗り込むと、みごと感が的中して雨がザーとふってきた。
ほんとうに夏の天気は変わりやすい。