荒沢岳　　（１９６８m）

前山付近からの荒沢岳	山道	前�ｰが迫ってきた

クサリ場の始まり	前�ｰ（岩峰）トラバース斜面と荒沢岳	クサリ場、斜面

前�ｰ山頂付近から荒沢岳	尾根線	尾根から右手に越後駒ヶ岳

急登から主稜線に。後ろに奥只見湖	小岩稜をトラバース	荒沢岳山頂。　前方に中ノ岳

奥只見湖、本城山、平ヶ岳、丹後山、中ノ岳、越後駒ヶ岳

山頂、燧ヶ岳、平ヶ岳、巻機山、丹後山、中ノ岳、越後駒ヶ岳

左手から灰の又山、丹後山、兎山、中ノ岳、八海山、越後駒ヶ岳

２００４／１０／１７　　　　　晴れ
登山口−−前山−−クサリ場前−−−−前�ｰ−−−−−荒沢岳山頂−−−−−前�ｰ−−−−クサリ場前−−前山−−登山口
６：００　　　６：３２　　　７：４２　　　　　　８：０８（８：１８）　　　９：３８（１０：３０）　　１１：２５（１１：３２）　　１２：００　　　　１２：４６　　１：１４

寺泊をＡＭ３：００、一人で出かける。
コンビニで買物をし中ノ島ＩＣから入り越後川口ＳＡで朝食。
こちら方面の山歩きでのいつものコースである。
小出ＩＣからＲ３５２、奥只見シルバーラインから銀山平に。
右折し５００ｍくらいのところに登山口がある。
１０台は駐車できるスペースと新しいトイレができていた。
ＡＭ５：２５に着くがまだ薄暗く待つことにした、寒いのでウエアーを着る。
たて続きに４台車が来て出発していった。　私も歩き出す。
すぐに水場があり左の斜面を登っていく。
登り始め付近は紅葉もはじまったばかりのようである。
ブナまじりの急登を行くと前方に荒沢岳が見えた、すぐに三角点のある前山に着く。
紅葉も良い色になってきて朝日に照らされ綺麗である。
ナナカマド、カエデが色鮮やか、そしてブナと。アップダウンを何回か繰り返し登っていく。
右手に初雪を頭にかぶった越後駒ヶ岳が時々見える。
歩いている時はシャツ１枚で十分だが指先が冷たい。軍手を忘れてきてしまった。
前に前�ｰが見えてきた。
休憩するところを見つけられないままクサリ場前（これより岩場の看板）に着いた。
まず一息入れて前を歩いていた男性がクサリ場の斜面を登るのを見る。
サー、ストックをしまって３０分間のクサリ場に突入である。
やや巻くようにしてクサリ、梯子をつかいながらよじ登っていく。
前�ｰの岩峰の壁が見えてきた、その奥に荒沢岳も見えている。
左側面をトラバースしながら直登する壁のルートが確認できる。クサリ場の難所とはあそこかー。
冬前にはクサリが外されると聞く。が　クサリ無しでも登る人もいるとも聞く。
しかし岩峰の紅葉も綺麗だ。
いったん下ってトラバースして直登をよじ登る。
岩場もしっかりしていて足をかけるところもそこそこあり心配していたほどではなかった。
ここまでかと思ったらもう一段あった。
ようやく前�ｰにたどり着いた。　荒沢岳が近くに見える。
突然、左下からガスが上がってきた。
右手の越後駒ヶ岳、や　切り立った紅葉斜面を見ながら気持ち良く歩く。
山道には一部、霜柱が立っていたり初雪も少し残っていた。
やや急登のササの尾根道から主稜線にのる。
奥只見湖から平ヶ岳方向がよく見える。
岩場を登り小岩稜をトラバースしながら荒沢岳山頂に着く。
荒沢岳の標石がドンとあり、その前方に雪のかぶった中ノ岳が目に飛び込んでくる。
それにしても素晴らしい３６０°の大展望である。
燧ヶ岳、平ヶ岳、巻機山、丹後山、中ノ岳、越後駒ヶ岳。
飯豊連峰。　そして富士山を見ることができた。
荒沢岳から灰の又山、兎岳、中ノ岳への縦走尾根が続く。そして平ヶ岳への縦走尾根もよく確認できる。
おにぎりをほうばりながら眺めていると後からきた二人の話し声が耳にはいった。
下の小屋に泊まった人らしく、同じ泊り客で今朝３時ごろ出発してこの荒沢岳から中ノ岳に向った人がいるようだ。
空は青空、山は雪がかぶり、中腹は紅葉とすばらしい３段コントラストのラッキーな日にめぐまれた。
下山開始し。
下りのクサリ場はけっこううまくスルスルと降りれた。
気持ち良くアップダウンして登山口に到着。

２ｋ先の白銀の湯（６５０円）で汗を流した。
湯は２階にあり露天風呂から駒ヶ岳、中ノ岳を望むことができる。
帰りの奥只見シルバーラインのトンネルは行楽の車、バスで一杯でバス同士がすれ違うたびに停まっていた。