浅草岳  (1586m)


マイクロウェープの草むらの広場 鬼ヶ面山頂からの浅草岳 鬼ヶ面北岳の細尾根の山道
只見沢に落ち込む斜面 浅草岳山頂からの田子倉湖 残雪の残る野原

2000/7/23     晴れのちくもり   33°
   六十里峠 − 南岳 − 鬼ヶ面山 − 浅草岳    −  鬼ヶ面山 − 南岳 − 六十里峠
   7:35      9:10   9:40   11:50(12:40)  2:25     3:00   4:20

   六十里越トンネル手前の広い駐車場に車を置く,私の車だけのようだ。
   少し戻った所に登山口がありカードに記入して出発。
   少し登り右手に緩やかな山道となり小さな沢を何カ所か渡り標識を左に折れブナ林に入る。
   マイクロウエーブ設置棟に広い草むらのようになっていた,まずはここで一息ついた。
   ここから緩い広い山道が続き吹峠分岐から右にの登りの山道に入っていく。
   息が切れるようになったころ見通しがきく尾根に出ると田子倉湖が見えるようになり南岳に着く。
   これから進む鬼ヶ面山から浅草岳への稜線を確認することができる。
   ここから右側は只見沢に切れ落ちた絶壁になっている。
   小さなピークを3ヶ所のりこえようやく鬼ヶ面山頂に着く。
   山頂にいた二人連れの60代の男性の人と暑いねーと言葉を交わす,そしてサツマイモのキャラメルをもらう。
   これがまた,けっこう美味しい。
   ここから只見尾根の山道を歩く人々が沢山見える。
   鬼ヶ面の北峰を越えた当たりから10歩進むと足が止まるようになってきた。
   南岳から浅草山頂まで日陰はほとんどない。
   本当に暑く軽い熱射病にかかっている感じである。
   山歩きをして初めて,引き返そうか思う。
   歯をくいしばり前岳を登り切り右に折れると残雪が広がっていた。
   鬼ヶ面からのコースは3人だけだったが浅草岳山頂付近には沢山の人がいた。そしてトンボも。
   浅草岳山頂からの田子倉湖は美しかった。守門岳,越後駒ヶ岳も良く見えた。
   靴を脱ぎ残雪の上に立つ。アーなんて気持ちがいいのか。
   登山者がもってきたラジオから長岡は気温36°とゆうニュースが流れていた。
   まったく食欲がない,しかし水といっしょにおにぎりを流し込んだ。
   下山開始。下りはいいが,チョットした登りでも足が止まった。
   雲がでてきた,アーたすかる。
   下山していた,60代の夫婦に追いついた,女性の方はだいぶ疲労がでているようだった。
   私も2リットルの水もあと少ししかない。
   南岳を過ぎブナ林に入った頃,遠くにカミナリの音が聞こえた。
   登山口付近の沢で顔を洗い沢水をガブガブ飲んだ。
   やっと駐車場に到着。
   守門の青雲館で汗を流した。


1999/8/16     晴れ時々くもり   28°
   ネズモチ平P−ブナ尾根−前岳 − 浅草岳   −  前岳−桜尾根−P林道−ネズモチ平P
     6:36          8:04   8:20(8:40)  8:42     10:00  10:20

   寺泊を4:20出発,まだ薄暗い。
   寺泊−長岡R351−R290−R252−大白川−ネズモチ平登山口6:20着。
   登山口駐車場は車が6台位のスペースがある。
   1台の車がとまっていた,すると登山口から一人若い男性が下りてきた。
   もう登ってこられたんですかと声をかけたら,そうですと応えた。
   3時頃から登ったのだろう,しかしまだ真っ暗のはず,私は怖くてとってもまねできない。
   緩い山道,沢を2つ渡り進んでいくと道は急になってきた。
   急登で段差が高いため一歩一歩ゆっくり。岩肌にロープが張られよじ登るように進む。
   振り返ると守門岳が良く見える。
   木々に覆われ風が無い,セミの鳴き声も相まって一段と暑い。
   この急登に,すっかり息が切れてしまった。
   草原状に開けた所に出た,前岳である。
   ここは桜ソネからの道,鬼ヶ面山からの道,浅草岳山頂へと交差点である。
   左手の方に進むと草原が広がり木道が延びている。
   とても気持ちいい風が右から左に流れる。
   山頂付近を歩く登山者二人が見える。
   木道の終わりから一登りで浅草岳山頂に着く。
   山頂は二組の夫婦と犬が一匹いた。
   ザックを降ろし腰を下ろすと私の目の前をヘビがすりぬけ藪に入っていった。
   田子倉湖方面は雲で視界はきかなかったが守門岳方向は良く見えた。
   地図を見て,六十里峠−鬼ヶ面山−浅草岳のルートだと何時間歩くのだろうかと,ふと思う。
   桜ソネへ下山開始。
   こちらの山道は見晴らしが良くきく。さっき登ってきた尾根の稜線が目に入る。
   一登りするとカヘヨノボッチの上に立った。
   ブナが目立つようになり山道も緩くなると,つり鐘がありすぐ下は桜ソネ登山口であった。
   駐車場には15台の車とこれから登るグループが準備していた。
   林道を歩く,道の脇にはまだアジサイがきれいに所々咲いていた。
   20分歩くと登り口の駐車場についた。
   右にある沢の水で顔を洗う。

   途中,洞窟風呂(入浴料600円)で汗を流す。