木六山(825m)〜銀次郎山(1052m)〜五剣谷岳(1187m)

仏峠から水無平、方向 水無平の若葉 ブナ尾根の山道
木六山から稜線の先に銀次郎山 山道から七郎平山 七郎平山手前の急登
七郎平山山頂、奥に水場 尾根道から銀次郎山 七郎平山と木六山
銀次郎山頂から日本平山、大方山、御神楽岳、太郎山、五剣谷山、銀太郎山、銀次郎山頂標識
銀次郎山頂から銀太郎山、五剣谷岳、右に灰ヶ岳、毛石山、粟ヶ岳、白山
銀太郎山頂から五剣谷岳 五剣谷岳への急登斜面 斜面から銀太郎、銀次郎、右奥に飯豊連峰
五剣谷岳山頂から矢筈岳、青里岳、粟ヶ岳、灰ヶ岳、白山、毛石山、菅名岳、銀太郎山

2004/4/30    晴れ  18°
悪場峠−−仏峠−−水無平−−木六山−−七郎平山−−銀次郎山−−銀太郎山−−五剣谷岳
5:30          5:50   6:50     8:07     9:00     9:56     11:02
五剣谷岳−−銀太郎山−−銀次郎山−−七郎平山−−木六山−−水無平−−仏峠−−悪場峠
11:30    12:18     1:14     1:58     3:18    4:24         4:50

車で走っていると田んぼに水が入り田植え直前である。
杉川沿いに進む、雪解けで川の勢いもいいようだ。
今回、悪場峠の登山口がわかるか心配していた。
峠のピークをすぎた所で左手に4台車が路肩に駐車していてちょうど登山者が登山口に入ろうとしているところであった。
準備運動しながら銀太郎山までか五剣谷岳かまだ迷っていた。
登山口?は踏み跡程度でたしかにわかりずらい。
雑木林の中を登り進み仏峠ついた水無平、木六山を見ることができる。
ここから右斜面をトラバースしていく。
足がかろうじてかかる木の根のはる山道である。
下り出た所がチャレンジランド杉川の分岐であった。
水無平に入っていくカタクリが群生して咲いている。
山歩きをはじめたころ何にもわからないず6月に入りみごとにヤマビルに襲われたことを思い出す。
新緑の若葉がとてもきれいだ。
急登をゆっくり登る。
稜線に出ると左側からの朝日がまぶしい。
少し行くと焼峰の祠があり手を合わす。
稜線歩きではあるが木々が展望をかくしていた、残雪が出はじめブナも多くなってきた。
木六山手前で5人グループをおいこし山頂に到着。
山頂から七郎平山、銀次郎山へと稜線がのびていくのがよく見える。
1年前、あい向かいの毛石山から木六山を見ていたことを思い出す、このときは猟師の銃声の音がこだましていた。
5人グループは五剣谷岳をめざしているとのこと。 私は銀太郎山についてから決めるつもりでいた。
アップダウンを繰り返しながら進む。新緑のブナ林と残雪はやはりいいものだ。
細尾根にくると体温を上げるため日向ぼっこ中のヘビが私を見てビックリしたのか飛び跳ねるように草むらにはいった。
私もビックリである。
残雪には踏み跡がのこっていたが、突然消えた。
あたりを見渡すと左手奥に赤テープがあり少し下りて登っていく。踏み跡がなかったら真っ直ぐ進んでいだだろう。
急な雪面斜面となりキックステップしながらゆっくり登る。
雪面斜面を登りきり少し進んだ所が七郎平山の水場だ。
長い長い稜線の真中に水場があるのは、ほんとうに助かる。水をくむ。
地図では右側をトラバースするようになっているが踏み跡は尾根上にのびていた。
残雪時は尾根上歩きなのだろうと思い尾根上に進む。
豊かな残雪のアップダウン、雪庇割れをさけたりトラバースしながら銀次郎山がせまってきた。
銀次郎山頂手前から振り返り七郎平山、木六山と奥に菅名岳も望める。
銀次郎山頂に付くと銀太郎方向から大きなリュックの2人が来た、聞くとテント泊で下りて来たとのこと。
ここからの360°の展望は素晴らしい。
川内山魂の山々そして飯豊連峰と。
大きく下り登り返しアップダウンは続く、細尾根になり夏道歩きとなり、一登りし銀太郎山頂に着く。
五剣谷岳は目の前だ。
時間もまだ10時だし足も問題ないが帰りも同じくらいの時間とアップダウンがまっている。
が、天気もいいし、行くしかない。
少し藪をこいで残雪尾根から右にトラバースするがややルートから外れたのか藪こぎしてトラバースのルートにのったようだ。
五剣谷岳が目の前にきた、右の急斜面に踏み跡が延びているのが見える、斜面上に一人歩いている。
急斜面をゆっくり一歩一歩登る。斜面上にきて振り向くと歩いてきた稜線が長く奥に延びているのがよく見える。
左手に少し藪をこいで五剣谷岳山頂に着く。 イヤーきたかーとゆう感じである。
山頂に男性が一人いたので写真を撮ってもらった。男性は今朝4時半に歩き出したとのこと。
憧れの青里岳、矢筈岳が見える。
いつかは歩きたい木六山−銀次郎山−五剣谷岳−青里岳−灰ヶ岳−毛石山の稜線が見通せる。
男性はすぐに下山しはじめた。
カップラーメン食べるが、異常に塩っぱく感じた。
山頂から早出川に延びる尾根上に2人見える登山者?か猟師?か。
下山開始。急斜面はアッとゆうまに駆け下りる。
さっきのトラバース面はやはり藪をこぐこととなったが、途中、5人グループとすれちがう。
銀太郎山では、さっきの男性を追い越す。
アップダウンは続き銀次郎山への登りは時々足もとまった。
銀次郎山から水が切れ七郎平山の水場がこいしい。
七郎平山へは地図のトラバース道を歩いた。
水場にきておもいっきり水を飲む。
一息いれたいがブヨがまとわりつき、すぐに歩き出す。
急斜面を駆け下りるがまだブヨがくる。
アップダウンは続き木六山まで長く感じる。
木六山から急な下りに入るが疲れた足に、この下りはけっこうきいた。
水無平から登りのトラバース道、仏峠からもうひとのぼり。
ほんとうに最後の最後までアップダウン繰り返しであった。
無事、悪場峠に到着。
あの5人グループは日没までまにあうだろうか。少し心配になる。
しかし疲れた。

さくらんど温泉で汗を流す。