五頭山(913m)   菱ヶ岳(974m)

ブナの山道 天然スギの山道 山道
山道 五頭山山頂 山道
縦走尾根から五頭山方向
登ってきた尾根 菱ヶ岳
タムシバの山道 急降下の山道 スギ林
新緑のブナ林


2003/5/11          くもり    18°
中ノ沢公園−五頭口−杉峰−−−五頭山−−−−与平峰−−菱ヶ岳−−−−与平峰−菱ヶ岳口−中ノ沢公園
 8:00    8:17  9:40  10:42(10:55)  12:10 12:32(1:05)  1:23   2:48   3:00

二人で出かける。
中ノ沢渓谷森林公園の少し上部の広い駐車場に車をとめる。
川原にテントが張られ家族がキャンプのようである。
支度をしてジャリの林道を歩く、途中、左てに菱ヶ岳が見える。
五頭山登山口に車が3台とまっていて山菜採りの人がアイゼンは持ったかの声が聞こえた。
雑木林を通り、やや急登になるころからブナ林となりブナの新緑、ブナの落葉の道をふみしめ気持ち良く歩く。
1グループを追い越し山道には天然スギの大木があらわれるようになる。
急な山道上を見上げると1頭カモシカがたっていた、我々に気づくとこちらに振り向いた。
かなり近づいてから斜面に入っていった。
ツツジ、椿、タムシバ、そしてイワカガミが多くなってきた。
左手には三階滝沢への斜面がおちていて、五頭は沢登りもさかんと聞いている。
アップ、ダウンを繰り返し杉峰に。ここから一気に急降下して鞍部に着く。
山道は尾根の右側となるが残雪がかかるようになり、かなりあるきずらくなってきた。
しかし、残雪上にはかすかな踏み後、そして消えている。
新聞で人数ははっきり憶えていないが五頭山山開きにものすごい人が登ったとあったが、中ノ沢からは
あまり登っていないようである。
かなり登ってきているのだが、まだ沢水の流れる音が大きく右方向から聞こえている。
残雪斜面を歩くところがあり、だいぶ下まで落ちていたので安全に高巻きして進んだ。
分岐点に着く。松平山方向の山道は少し藪っぽくなっていた。
やや広い雪面から山葵山、松平山がよく見えた、今度は魚止滝からこちら方面だな。
うっかりすると通り過ぎてしまいそうな五頭山山頂ではあるが一息入れ三角点に触れる。
山道から一ノ峰にいる人達がよく見え、一ノ峰から五頭山山頂にはあまり足を伸ばさないようである。
残雪からぬけ出た木々枝が山道にかかり、ぬうように歩く。
見通しのきく縦走尾根から五ノ峰から一ノ峰、五頭山、登って来た尾根は良く見通せたが、飯豊から御神楽岳
は雲でよく見ることはできなかった。
突然、右斜面から人が出てきた。聞くと沢から真っ直ぐ藪をこいで登って来たとのこと。
左の急斜面をカモシカが2頭横切っていった。
菱ヶ岳山頂まじかの左手に宝珠山とつらなう尾根が見えた。
菱ヶ岳山頂で昼食をとるがブヨが沢山まとわりつく、降ろしたリュックにもむらがっている。
手首に2ヶ所刺されてしまう。
早々下山開始。 与平峰から中ノ沢へ下りる。
岩稜線にはタムシバが沢山咲いている。
急降下の山道はけっこう続き、大変歩きづらい、そしてブナの森へと入った。
雪穴があくブナの新緑の森はほんとうにいいものだ。
こんどはスギ林に変わり雑木林に。山菜の話をしながら歩くと登山口に着く。
森林公園の車道を通り、途中、中ノ沢で顔を洗い駐車場に到着。

YOU&湯ホテルみかわ(640円)で汗を流す。
登りで追い越したグループの人がいて、我々が高巻きした残雪斜面で引き返したとのこと。
ロビーに桂清水が大瓶にはいっていて、その清水を飲んだ。
とてもまろやかで美味しい。


1997/9/28      くもり時々雨
どんぐりの森−菱ヶ岳−五頭山−どんぐりの森          7:30〜3:08         
   7:30  内の沢登山口着
         スキー場の駐車場らしき場所が数カ所あり車の駐車には十分。
         到着時は我々だけで,5分くらいして1台来た,少ないのは雨の
         せいかもしれない。
         今は雨は降っていないが,雨具を着た。
   7:50  出発。 (390m)
   8:13  村杉温泉からの山道の合流点に着く。
   9:00  菱見平にでる。
         菱ヶ岳がよく見えるのでこの名が付けられたらしいが,今日は
         あいにく雲で山頂は見えない。
                  笹清水の水場まで着た,ここまでは,わりと平坦な登りが続いた
         がここから40分山頂まで,きつい登りと雨となった。
         山路は木々におおわれ展望は悪い。
  10:05   菱ヶ岳山頂(974m)
                  海側を望むと新潟市と左手には角田,弥彦山が見えた。
         山側は雲でおおわれ山並みは望めなかった。
         晴れていれば,粟ヶ岳,守門岳,浅草岳,駒ヶ岳が遠望できるら
         しい。
         山頂には50p四角の角石が数十個散乱している,これはなんな
         のか?
  10:30  五頭へ向かう。
         5分くらいして桂清水の水場で水を補給。
         これより30分,60p長けくらいの笹で山道はおおわれ歩き難
         くなっていた。
  11:20  中ノ岳を通過。(915m)
         道はわりと平坦で歩きやすいが,いぜんと展望は悪い。
  12:10  三差路の分岐点に着くが,これより五頭の山頂に向かわなければ
         いけないのに一ノ峰に行ってしまい,そこで老人の登山者に山頂
         には行ってこられたかねと言われようやく間違いに気づいた。
         この一ノ峰からは,我々が歩いてきた菱ヶ岳の稜線が一望でき,
         それを見るとやはりここまで4時間はかかるなと思う。
         気を取り直し引き返し山頂に向かう。
  12:27  五頭山山頂 (913m)
         山頂は直径3mくらいで木に五頭山頂の看板が掛けられ,雑木で
         おおわれ展望はまったくきかない。
         本当にこれが山頂かと思うほどの所であった。
         山頂近くの山道で昼飯にした。
         和田さんが持ってきたコンロでスープとコーヒーを飲んだ。
         歩いていないと寒く感じる,その中での暖かい飲み物は格別であ
         る
   1:20  下山開始 また雨が降り出してきた。
         ここまで運良く,休憩する所では雨は止んでくれていた。
            一ノ峰,二ノ峰を通過。
   1:45    三ノ峰に着く。
         ここにはカマボコ型の小さな避難小屋があり6人くらい入ってい
         て中は酒の臭いで充満していた。
         ここから,どんぐりの森と出湯温泉への分岐点。
         どんぐりの森方面へ下山。
   2:15  長助清水。
         ここで中年女性に追い越される。さすがに5時間以上歩いている
         と足が前にでない。
         山道は雨でえぐられたのか段差が高く歩きにくくなっている。
                  右手にスキー場が見えてきた。
   2:55  どんぐりの森のキャンプ場(三ノ峰登山入口)到着。
         ほそう道路を歩いて行く。
   3:08  内の沢登山口 無事到着。


                  安田アイランド裏手にある宝珠温泉で汗を流す。