下八石山(513m) 〜 中八石山(518m)

追田登山口 山道 かやかり場(桜、カタクリ道)
沢、峰コース分岐 下八石山頂手前 小屋やまぼうし
下八石山(南条八石)山頂、奥に米山
下八石山頂から中八石、上八石、刈羽黒姫山、米山
中八石山へ尾根を下る 山道 山道
山道 中八石山頂手前 中八石山頂から南条八石、赤尾八石
左から上八石山、中八石山頂、下八石山(南条八石)、赤尾八石  左奥から刈羽黒姫山、米山

2005/4/9  晴れ
追田登山口−(峰コース)−−下八石山頂−−−−中八石山頂−−−−下八石山頂−−(峰コース)−追田登山口
9:35               10:35(10:45)  11:22(12:58)   1:00               1:43

三人で出かける。
柏崎からR252−R291に行くと信越本線と平行にはしり右折して北条踏切をわたる。
登山口案内板から左折して追田部落つき当たり、左の林道を進むと駐車場と簡易トイレのある所で駐車する。
すでに5台の車がとまっていた。
林道は先にのびているが除雪はここまでであった。あとで聞いたことであるがこの駐車場も2週間前に除雪したらしい。
りっぱな案内板がある。ここは5月に地区民八石登山が盛大に行われているようで以前、地域の人達で南条八石山頂に
避難小屋(豆の木小屋)も建設するなど地域住民の八石山になっているようである。
ストックが用意されている登山口から歩き始め杉林を進む。
山道を整備している老人に挨拶をして行くと回りこんできている林道に出て林道口からまた山道にはいる。
マンサクの咲く山道から桜街道花吹雪と書かれた石碑がおかれたかやかり場につく。
桜の開花は今年は大雪でまだであったが桜並木が続いている、そしてカタクリがびっしり咲く斜面ときいいている。
少し期待していたのだが花はポツリ程度であった。大雪で例年であれば今が満開なのだが残念。
大きな桜がポッキリ折れていた、木は空洞となっており老木がこの雪に耐えられなかったのだろう。
かやかり場分岐点にきたが沢コースへの踏み跡はなく沢には雪割れもあり今は危険地帯となっていた。
峰コースに進む。山道はマンサクが多く、まだ少ないがカタクリ、ショウジョウバカマ、スミレ、山桜も咲いていた。
米山がよく見晴らせる所を2ヶ所通る。
残雪に一段とマンサクの黄色い花が映える。マンサクをかきわけながら進むと小屋が見え南条八石山頂に着いた。
やまぼうしの小屋には何人か入っているようで三角小屋前には夫婦が一組とひっそりしていた。
山頂からは中八石、上八石、刈羽黒姫山、米山そして霞んで日本海が見える。
先に踏み跡は無く、さて中八石へはどう進むのかと思っていたら男性が左の急斜面を下りると教えてくれた。
雪斜面を駆け下り途中より左の縦走道にとりついた。
縦走道は時折、雪が消えている所もありそこにはカタクリ、キグザキイチゲ、フキノドウが沢山あった。
男性が一人向かってきた、石川峠の方から来たとのことでそちらには雪割草が沢山咲いていたらしい。
登り返しとなり雪割れしている所はトラバースしながら進む。
展望台のある中八石山頂に着く。
下八石は柏崎でこの中八石は小国町のかんかつのようである。
展望はすばらしく上八石山、下八石山(南条八石)、赤尾八石、奥に刈羽黒姫山、米山。
苗場山、中ノ岳、越後駒ヶ岳、守門岳、粟ヶ岳と霞んではいたが確認できたが妙高山は雲で隠れていた。
男性が一人やってきた、聞くと小国のステーキハウスの方からきたとのことで先週ようやく除雪されたらしい。
男性はよくこの山に来ているらしくて8ヶ所以上の登り口があると言っていた。
そしてまだまだ真っ白な米山であす町民登山があるともいっていた。
いつかは武石峠から石川峠まで八石山完全縦走をやってみたものである。
下山開始。
やまぼうし小屋をのぞいてみると、とてもきれいで避難小屋とゆうより生活できる居住空間であった。
桜の木が倒れていた、かやかり場にくると登山道整備していた老人がこの桜の枝うちをしていた。
いろいろ聞かせてもらい、この倒れた桜の枝もだいぶ芽がふくらんでおり、この枝をもってかえって花瓶にさせば
きれいな花が咲くよとゆうそでもらっていった。
この、かやかり場の桜とカタクリと見にこないといけないなと思う。

大崎の雪割草の里で汗を流した。
ハウスの雪割草の販売をのぞいて帰る。