旗持山 (366m)

山道から米山町 椿の多い山道 沢水の先の山道は雪壁
杉林 斜面 山頂手前
山頂から聖ヶ鼻 山頂から米山SA,弥彦山方向 山頂から中ノ岳、米山
広い旗持山頂からの展望
広い旗持山頂からの展望

2005/2/12    くもり
登山口 −−−−− 旗持山山頂 −−−−− 登山口
11:50        1:15(1:40)        2:25

寺泊の山田海岸へアオサ採りしてから向かったのでだいぶ遅くなってしまった。
しかし、おかげで少し天候が回復してくれていた。
米山トンネルから左に入ると米山の大平登山口へと行くがその左折口が旗持登山口。
看板には山頂まで60分とある。
旗持山とあるが地図では城山となっているのはどうゆうことだろうか。
1台車がとまっていて一人の踏み跡がついていた。
支度をして歩き出すが登山口は積雪15cm程度で一人の踏み跡もついている366mの山なので
ワカンやピッケルなどは不用と思い持っていかなかったがこれが後で後悔する事となった。
浜風が上がってきて海も少し荒れている。
椿の多い山道を登っているがすぐに20cmくらい潜るようになり壷足で歩く。
壷足も少しづつ深くなってきていて前を歩く人の踏み跡で歩いていく。
沢水が流れ込んでいるところがポカンと雪の無いスペースをつくっていた。
そこに一人60代の男性がビールを飲んでいた。
聞くと昨晩の新雪もあり思ったより積もっていてここでやめることにしたとのこと。
このスペースからは80cmくらいの雪の壁でその先は踏み跡も無いきれいな雪面と杉林となっていた。
地図では山の右側中腹を進み途中から左へ山頂の登りになっているが左へ入るポイントは標識があるのか
男性に聞いたがそうゆうのは無く、この雪では山道はわからないと思うとゆう。
なんとかなると思い突入していったが膝まで潜る歩きがはじまった。 ワカンをもってくればよかった。
杉林に入りしばらくは山道らしきルートを歩いていたがわからなくなってきた。
赤テープを見つけ来てみたがルートはわからない。
意識を左にもって歩くことにした。
杉に積もっていた雪があちらこちらでドサーと落ちてくる。
どんどん登るようになり杉林をぬけ振り向くと海がみえるようになった。
少し進みまた振り返るとあの男性が登ってくるのが見えた。
山頂手前20mくらいの所が吹き溜っていて腰までもぐり、もがく。 ピッケルを持ってくればよかった。
山頂に到着。 山頂は広い広場のようになっていて積雪1m20cmくらいだろうか。
男性が到着し、おたくさんの踏み跡使わせてもらったと言ってやってきた。
日本海から米山とすばらしい展望ですねと男性にゆうと、今日はいまいちとのこと。
少し曇っていて佐渡ヶ島、弥彦山、妙高山がかくれていたからだ。
みんな見えると本当にすばらしく特に妙高山はきれいとのこと。
山頂からの日本海に突き出た聖ヶ鼻と鮮やかな赤い上輪大橋もきれに見えた。
男性はすぐに下りて行ったが私は目の前の中ノ岳が気になっていた。
登り口があるのだろうかとチョット眺めていた。
下山は快適に歩けたが踏み跡が無かったら登山口に着けただろうかとふと思う。
この山は柏崎のホームページをみて知ったものでハイキング感覚で来てしまったが
ラッセルありの展望もOKでとてもよかった。

帰り道、途中の雪割草の湯で汗を流した。