火打山 (2462m)
1999/8/29 曇り時々晴れ 20°
笹ヶ峰休暇村P−十二曲−富士見平−高谷池−火打山 − 高谷池−富士見平−十二曲−笹ヶ峰休暇村P
5:45 7:00 7:50 8:20 9:50(10:20) 11:20 12:05 12:40 1:50
28日寺泊PM4時発−R116−西山IC−上越IC−R18−笹ヶ峰国民休暇村駐車場着。
途中,コンビニで買い物をして杉野沢温泉の苗名の湯にはいる。
車の中で寝ると車の中から見える満月がとても美しかった。
3時頃,寒くて目が覚める。それからもう眠れなかった。
私と同じく駐車場で夜をすごした2組みが明るくなり次々出発していった。
私も車道を4分位歩き登山口に。そしてカードに記入して登山道に入っていった。
笹藪のブナ林で木道も所々続く,わりと広い登山道である。
なだらかな山道が続きちょっと登りがきつくなってきたと思ったら沢の音が聞こえてきた。
黒沢の出合いに着く,倒木の仮の橋を慎重に渡る。
水害がある前はとてもきれいな沢だったと聞いている。
ここからいよいよ急登が1時間ほど続く。 けっこうきつい。
黒沢池と高谷池への分岐点,富士見平に着く,名前から言って見晴らしの良いところと
思っていたが見晴らしはきかない。
山道は黒沢岳の左を巻くように進んでいった,すると目の前に突然,火打山と焼山が姿をあらわす。
その右に三角屋根の高谷ヒュッテも見える。
緩やかな登りで木道となり高谷ヒュッテの3階の部屋を掃除している人が見えた。
ヒュッテの前には高谷池が広がりその後ろに火打山がそびえている。
疲れがスッとぬけるようだ。
池の右巻きに木道が延びる,池ごしの山小屋も美しく何度も振り返った。
木道を10分位歩くと天狗の庭。ここも池塘が集まった湿原である。
高谷池からこの天狗の庭への木道沿いには沢山のオヤマリンドウの青紫の花が続く。
火打山の右の稜線を登る。沢筋にまだ少し雪が残っている。
右手に火口のような茶色の岩壁が落ち込んでいる。
ミョウコウトリカブトの花が目立つようになる。そしてハイマツがあらわれる。
山道もガレ状となり山頂まであと100mがとてもきつく何度も足が止まった。
火打山山頂。山頂は広く真ん中に小さなお地蔵さんが置かれていた。
山頂には雲が次々かかり切れ間から妙高山が消えてはまた,うきあがる。
下山開始,途中追い越してきた何人かの人と言葉を交わす。
黒沢の出合いで顔を洗うイヤー気持ちいい。
沢のチョット上の方で本を読んでいる若い人がいた。 私はこうゆうタイプではなさそうだ。
ブナ林に入ってきた。やっぱりブナはいいなー。
車の音がしたと思ったら登山口に着いた。
車道を歩いていると妙高高原駅へのバスとすれちがう。
無事,駐車場に到着。
途中,昨日入った苗名の湯(450円)で汗を流した。