権現岳(1104m) 〜 鉾ヶ岳(1316m)
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はさみ岩 |
白山権現の祠から柵口集落 |
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権現岳山頂からトッケ峰から鉾ヶ岳 |
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権現岳山頂 |
山道から妙高山、火打山、焼岳 |
2003/6/22 くもり 26°
柵口−−胎内洞窟−−権現岳−−トッケ峰−−−鉾ヶ岳−−−−トッケ峰−−権現岳−−胎内洞窟−−柵口
8:25 9:30 10:25 11:25 12:05(12:30) 1:08 1:50 2:30 3:15
R402では朝早く釣り人やサーファーを多く見かけ、山歩きもそうだが趣味では早起きは苦にはならないようだ。
米山SAにはスポーツの試合のためであろう人達を多く見かける。
能生ICから柵口で標識にそって右にはいる。
看板はいくつかあるのだが直進なのか左折、右折なのかわかりづらい。
権現岳の壁を見ながら右に進むと柵口登山口についた。
登山口付近に5台くらい停められるだろうか。すでに3台停まっていて2台は富山ナンバー、後でその人達と
話すことができ1時間で登山口ついたとのことで私よりぜんぜん近いのである。
急登からはじまるがササユリやシモツケソウ、アジサイなどがむかえてくれる。
樹林帯の急登は続きいよいよロープがあらわれる、まずは5本連続ロープを越える。
何本かロープ、鎖はあるが岩は滑りやすく慎重に進むと胎内洞窟に着く。
大きな岩が重なり合ってその下を25m進むのだが中に入った瞬間は目が慣れていないので真っ暗でなにも
みえなくなるがロープ伝いに進む。
またロープを越え大きな枯木が白っぽくなり緑の中できれいなオブジェになっている。
またまたロープが岩から垂れている。
よじ登った先に、はさみ岩があらわれた174cm、72kgの私がやっとで通り抜けられた。
山道には花は終わっているが能生町の花シャクナゲが多く現われ続いている。
白山権現の祠から柵口集落がよく見える所に来ると吹き上がる風が気持ち良く一息いれる。
まだまだロープありの急登を一登りすると権現岳山頂に着いた。
山頂には富山のグループが酒盛り中であった。
ここからトッケ峰から鉾ヶ岳の稜線がよく見え、まだまだ先はながい。
今回一番楽しみにしていた妙高山、火打山、焼岳の山並みを期待していたのだが薄く見える程度であった。
残念。次回はシャクナゲの季節にお預けのようだ。
あとは稜線歩きかと思ったらトッケ峰前で鎖で岩を越えた。
トッケ峰を過ぎやや下りになり2ヶ所残雪歩きとなる。
ここまで蒸し暑さとロープのせいか、だいぶバテていた、この残雪はたすかる。
100mくらい降り登り返しである、途中なんと水芭蕉が咲くところがあった。
このトッケ峰からの山道はイワカカミやギンリョウソウが沢山咲いていた。
鉾ヶ岳山頂に着く。ここはあまり見通しがきかない。
昼食をとるが日差しが強くなってきたので避難小屋にむかい戸を開けると先客(大きなヘビ)がいたので遠慮した。
下山開始。
雲がやや厚くなり風が出てきた。
下りのロープ場は難無く進んだがグループで来ると一人づつでのロープ越えとなるため時間がかかり落石に
注意が必要だ。
柵口登山口に到着。沢水で体を拭く。
柵口温泉権現荘(310円)で汗を流す。
2000/7/9 くもり 22°
島道鉱泉 −− 島道ルート −− 鉾ヶ岳 −− 金冠山 −− 溝尾ルート −− 島道鉱泉
7:50 (沢渡り)9:55 10:50(11:35) 12:00 (島道合流点)1:05 1:45
能生ICから20分位で島道鉱泉左の登山口に。
車は6台は停められそうであるが今は私だけのようだ。
登山者カードに記入する時,同じ会社の人の名前をはっけんした。 記入して出発。
台風が過ぎた後はすっきり晴れ上がると思ったが,まだ台風の雲がかかってしまっていた。
一汗かくころ側溝がずっと伏せてある所にでた。右手に側溝にそって歩く。
左の斜面からだいぶ壁が崩れている。
10m位の滝の右手を進む。ここから急登がかなり続くこととなる。
三重の滝の見えるところで休憩をとった。
滝が三段で落ちるので三重の滝なのか? 右手にも立派な滝がある。
急登からなだらかになり少し下ると沢渡りと書かれた,絶好の休憩ポイントにきた。
少し青空が出ていたのだが,ここから雲の層に入っていく。
しかしこの山道は急登が続きロープが多く張ってある。息もだいぶ切れてきた。
大沢岳から鉾ヶ岳へは20分のなだらか道である。しかし視界は雲でまったくきかない。
鉾ヶ岳山頂。山頂に避難小屋があり一等三角点もあった。
霧雨となり小屋で昼食を食べながら日誌を読んだ。
下山は金冠山から溝尾コースから島道に回ることにした。
金冠山の手前は岩の細尾根,ロープが張られてなければちょっと怖い。
雲で尾根の底は見えなかったがロープが頼り。
そこから岩をよじ登るようにいくと金冠山ピーク。
少し下ると垂直にちかい30mと20mの岩場の斜面がありロープとクサリを2本握りしめて下りる。
こちらのルートから登ってこなくてよかった。
山道はややゆるくなり溝尾の分岐点,左に折れる。
雲の層をぬけ日が少し射すようになり日本海ものぞめた。
島道鉱泉に無事到着。 誰一人会うこともなかった。
すぐに島道鉱泉の温泉に入った。(入浴料300円)
一人ゆっくり浸かる。
登山口まで車が入れて温泉も登山口,山もいい。車でいく山歩きでは絶好であった。