風倉山  (931m)

胎内川ダムから風倉山 階段から電波塔へ いったん下る
山道に大きな倒木のアーチ 松の山道 木の根の張る山道
根張りの急登 草付きの急登 北ノ峰手前
北ノ峰から風倉山頂へ ダム湖、鳥坂峰、杁差岳 風倉山山頂
山頂から光兎山、杁差岳、大日岳、二王子岳、五頭山

2004/5/23  晴れのち薄曇り    18°
胎内川ダム −− 549m −−− 風倉山 −−−− 549m −− 胎内川ダム
 7:45       8:38     10:07(11:13)   12:06     1:02

4人で出かける。
胎内パークホテルのコンビニで買物をしようと思っていたがまだ開いていなかったため
R7までいったん戻ることになってしまった。
胎内渓谷へとどんどん進む、急な斜面からいくつも細い滝のように沢水が胎内川に落ちている。
胎内治水ダムの駐車場に車をとめる。
大きなダムの先に風倉山が見える。そしてまわりにはピンクの花のタニウツギが沢山咲いている。
この風倉山は昔、修験者が開山した信仰の山と聞いている。
ヘルメット、沢たび、アイゼン、ナタ、鈴で装備のゼンマイ採りの男性が一人先にダムへと渡った。
我々も出発。
ダムを渡る、左のダム湖には魚も跳ね魚影が見える、右は渓谷が深い。
階段を上り展望台に行き、その奥の扉から電波塔まで階段が続く、階段にはとびとびで段数のような数字が書いてあり
300段位あるようだ。
電波塔からいったん下り登り返すと大木の倒木があり1本は山道にアーチ状に倒れており潜って進む。
小さなアップダウンが続く。
尾根は急な松道で山道も根張りの急登である。
ギンリョウソウとイワウチワが咲いている。
途中、リュックが枝に掛けられている、さっきのゼンマイ採りの男性のものである、この急斜面を下りていったようだ。
根張りの急登は続き松道はブナがまじるようになり潅木帯になり振り向くとダム湖や杁差岳が見えるようになってきた。
滑りやすい草付きの急斜面となりロープも時々はられている。
雪解け時や雨の時は注意が必要である。
立ち枯れの木の向こうに朝日岳が見える。 ナナカマドの花が沢山咲いている。
ダムから風倉山はわりと近くに見えたが結構長かった。
途中、スキー場からの尾根筋の山道と交わった。
急登を登りつめると小さな祠のある北ノ峰についた、女性が二人無線交信していた。
先に風倉山頂とその後ろに二王子岳がそびえている。
6分位で風倉山山頂に到着。
360°展望のきく山頂から光兎山、杁差岳、大日岳、二王子岳、五頭山が。後ろは霞んではいたが日本海が見える。
双眼鏡でのぞくと二王子岳のつり鐘の柱、杁差岳の杁差小屋も良く見えた。
そして鹿ノ俣川にのびる一本松尾根も見える。
山頂には男性が二人いた、一人が私に声をかけた。
なんとあの山歩きのホームページ管理者の二人であったのだ。
(えび太の山が大好き)のえび太さん、(ザックと水)の山際さんである。
この偶然に驚きと嬉しさが入り混じった思いであった。 いろいろ山の情報をきいた。
ホームページ管理者が三人そろうのは、そう無いことなので記念写真を撮った。
我々が先に下山する。
急斜面は枝を握りながら慎重に下りた。
途中、ゼンマイ採りの男性のリュックはふくれていた。
アップダウン後、ダムに到着。
今回、買って初めて履く登山靴であった、思っていたより急登道はまだ硬い靴はアキレス腱部がすれてしまった。

胎内パークホテルで汗を流す。(500円)
帰路の途中、本降りの雨となる。