風谷山 (521m)

林道から風谷山 林道と栖吉川 杉林
尾根 花立峠への谷 杉林
細尾根 尾根から長岡市 尾根
トラバースしようとした斜面 断念した斜面
三ノ峠山、長岡市、城山

2005/3/5   くもり
栖吉 −−林道−− 尾根取付 −− 風谷山400m付近(途中撤退) −− 尾根取付 −−林道−− 栖吉
11:40         12:15            1:40(1:50)          2:18             2:48

いろいろやっていたら出かける時間が遅くなってしまった。
長岡市内をすぎ栖吉町に入るが積雪が多く車をおくとこるがあるか心配になる。
民家の最後に除雪の雪が押し込んだ所に小スペースがあり車が置けてほっとする。
ワカンを付け歩き出す。
林道はいちど除雪車でも入ったよう大きな段になっていて、その後また40cmくらい積もっているようだ。
前方に風谷山がみえてきた。
右に栖吉川、左は斜面になっていて2ヶ所、雪崩あとがあり林道にかかっていた。
急に雪が強く降って来た。
左の不動滝へ向う分岐にきた。
予定では不動滝方向に風谷山への山道があるのでそこから登るつもりで来たが、そちらの林道は斜面につくられているため
林道がわからないくらい雪にうもっていた。
しかたがないので、ここからすぐに尾根に取り付くことにした。
急登の杉林に入っていった。
高い方高い方にと行く。時々腰までもぐりながら進むと日差しが杉林に差し込んできた。
すると高い杉にたまっていた雪がドッサーと落ちてくる。
いちど杉林をぬけ見晴らしがきいてきた、栖吉川の花立峠につながる谷がきれいに見える。
細尾根からやや低い杉をぬけると一段と細い尾根で枝に積もる雪を払いながら、足もとを確認しながら進む。
振り向くと長岡市内が見えてきた。
前方にかなり急な斜面があらわれた。
左右、斜面がきれおちている。
細尾根の上を見上げると藪状のツル枝が雪を抱え込んでいる。
左斜面を慎重にトラバースすれば行けそうな気もしたが、その時、隣の斜面の小雪崩が目に入った。
前方斜面も雪玉がポロポロ落ちてくる。
トラバースして登っても下りる時のトラバースが心配になり、気持ちがだんだん慎重になってきてここでやめることにした。
コーヒーを飲みながら三ノ峠山、長岡市、城山方向を眺め、下山した。
下りは思っていたより早く着いた。
やはり目的地に達しなかったせいかすっきりしない。       しかし安全第一か。

安福亭のラーメンを食べ、寺宝温泉で汗を流す、やっぱり掛け流しはいい。