毛石山   (793m)

導水橋 沢沿いの山道 山道
山道は山腹の巻き道 小杉坂から権現山と菅名岳
橋立山の神 から毛石山が前方に見えてきた
山道 熊を追うテッポウブチ(猟師) 山道
残雪の急登から白山 毛石山山頂
山頂から白山、菅名岳、五頭山、二王子岳、歩いてきた尾根
山頂先から木六山、銀次郎山、五剣谷岳への稜線、中尾根、そして灰ヶ岳から青里岳への稜線が霞む

2003/4/27       晴れ   18°
栗山−−−山の神−−−毛石大山の神−−−−毛石山−−−−−山の神−−−栗山
8:18    9:12      10:12      10:40(11:20)    12:22    1:05

二人で出かける。
早出川沿いから杉川沿いに進み橋を渡ったところで車をとめ支度をして歩き出す。
左の林道らしきところに行くが何か変だ。  
まったく勘違いしていたのであった。マップを見るともっと先なのである。 車に乗り込み先へ。
右折して門原へ向う道に入ると車道脇に車が10台位とまっていた。
ほとんどが山菜採りの車であったのである。
看板に熊、蜂、ヒルに十分注意と書かれていた。
先週、近くの権現山でヒルに吸われたので、こんかいヒルをとても心配していた。
杉林からすぐに導水橋を渡る。金網下に勢いよく水は流れている。
導水路の蓋の上を歩き、小さな登山口の看板から右に入っていった。
杉林から沢沿いを歩くがヒルが付いていないか足元を気にする。
鉱山跡の広場に出た。小木の山桜が咲いている。
山道は鉱山や山菜採り、炭焼きなどで開かれたもので尾根上ではなく山腹の巻き道となっている。
斜面の新緑がきれいだ、そしてスミレも沢山咲いている。
急登をジグザグ登ると銅山跡付近に山菜採りの3人が休んでいた。
急斜面を登るにはこの軽アイゼンがいいと取り付けてあった。
谷から風が立ち上がり菅名岳もよく見え気持ちのいい場所である。
尾根上に着くと金山神様の祠の山の神で一息いれた。
こんどは西面の巻き道で木の根が張出し一段と歩きにくい山道となるがカタクリ、ショウジョウバカマなど
咲いていて雪解けしたばかりのようである。
タムシバや山桜の向こうに白山が見える。
岩の下からしみ出ている水呑場の水場で一杯いただいた。
尾根を越えるところの橋立山の神にくると前方に毛石山が見えてきた。
そして木六山や中尾根のスラブの斜面が目に入る。
尾根歩きになるとイワウチワの花がずっと続いている。
残雪歩きとなり急登前の毛石大山の神付近で一息いれる。
急登から白山の稜線がきれいに見える。裏から見る白山もいいものである。
両脇の木々の枝をつかみながら登ると残雪面で一人休んでいる、ここが山頂ではなくもうひとつ先であった。
山頂からは粟ヶ岳、白山、菅名岳、歩いてきた尾根、木六山、日本平山。
山頂先からは木六山、銀次郎山、五剣谷岳への稜線、中尾根そして灰ヶ岳から青里岳への稜線が霞んで見える。
灰ヶ岳へと踏み跡がのびている。  私も是非行ってみたいものだ。
今日は菅名岳などいろんなところで山開きで沢山の人が出かけただろうが、ここは数人である。
下山をはじめ直ぐ下の谷から銃声が続けて2回なった、しばらくしてもう1回。
熊撃ちだろうか、すると山道に銃をもった猟師が下の谷を覗きこんでいる。
熊ですかと聞くと言葉少なく、そうだ、と応えるが谷から目は離さない。
無線で連絡し合い追っているようである。
追われた熊が現れないか少し心配する。今日は一人でなくてよかった。
登りではあまり気にならなかったが山腹の巻き道歩きは山道が狭く傾いているため下りるとき、少し足に
違和感を感じた。
車道にあった車はもうほとんど無いやはり山菜採りの人である。

さくらんど温泉で汗を流す。
途中、いつもの大吉らーめんにいくとおやじさんから目面しい山菜を少しもらった。