国上山−弥彦山−角田山

日本海から角田山、弥彦山、国上山
国上寺登山口 国上山山頂 剣ヶ峰山頂
国上山展望台からの分水町方向
剣ヶ峰からの山道 黒滝城址 黒滝城址から杉林の谷へ
剣ヶ峰尾根からの弥彦山
黒滝城址から左に国上山、右は剣ヶ峰
猿ヶ馬場 雨包山頂手前 八枚沢への標識
雨包山からの弥彦山
八枚沢登山口 とんび尾根 弥彦山から多宝山
弥彦山頂から国上山、寺泊方向
多宝山から弥彦山 多宝山頂手前 多宝山から角田山

2003/1/26   晴れ時々くもり   6°
国上寺−国上山− 剣ヶ峰− 黒滝城址−猿ヶ馬場−雨包山−      八枚沢− 弥彦山−    西生寺
9:55  10:08  10:40  11:00    11:53 12:18(12:30) 12:50  2:00(2:10) 2:43

国上山から石瀬峠まで歩く予定だったが朝、いろいろようがあり時間すぎたので弥彦山から西生寺に
下りることにした。
西生寺登山口駐車場にくると車が雪にはまり、押していたので私も手伝う。
車を置き家内から国上寺まで送ってもらう。凍った坂から駐車場にくると沢山の車がとまっていた。
すぐに支度をして歩きだす。 展望台に立ち寄ると分水町が雪に覆われとてもきれいだ。
国上山頂は積雪が20cm位。老年夫婦が二組ベンチに腰掛けている。
左手に剣ヶ峰が見える、昨年つけられた標識から左に入りいったん下りスギ林から登り剣ヶ峰に。
日本海と米山がみえる。
ここからの尾根はいつも吹き溜まりにになっているが踏み跡がついていてもぐる事はなかった。
ここからの弥彦は山のすそ野の広がりが一番きれいである。
右に下り少し登り返したところが黒滝城址である。
踏み跡は車道に向かっている。
私はスギ林の谷に入った。スギは何本も重なるように倒れ雪に覆われていた。
下りていくと山道があらわれ林道にでる。林道にも何本も倒木がふさいでいた。
右斜面から登り猿ヶ馬場のスカイライン道にでて雨包山斜面にとり付く。
雪の車道に小型のクワのような物をもった人が歩いている。何だろう?
急登を登りつめると電波塔のある雨包山頂である。
塔についたツララが時々落ちてくる。
分岐にきてこのまま尾根を歩くか八枚沢にいったん下りようか迷ったが下りてトンビ尾根を登ることにした。
沢を飛び越して八枚沢登山口から登りかえしだ。
トンビ尾根から振り向くと歩いてきた稜線が一望できる。しかし、だいぶ息が切れてきた。
弥彦山頂手前でおばさんが友達と下りて来た。西生寺から登ってきたとのこと。
山頂に到着。4時間か今日はやや疲れた。   佐渡の金北山がよくみえる。
西生寺への雪道の下りは快適に駆け下りた。  


2001/11/24  晴れ  17°
   田ノ浦−−弥彦山頂公園−−多宝山−−石瀬峠−−樋曽山 −−  五ヶ峠
   10:06    11:15     11:35   12:20  1:25(2:00)  3:20

   親戚のおばさんと二人で三山半分縦走を歩く。
   車二台で寺泊を出発して一台を五ヶ峠に置き、もう一台で田ノ浦温泉に向かう。
   駐車広場で準備していると車が一台きて中年女性が二人、登山口はどこですかと尋ねてきた。
   初めてだと沢沿いから尾根のとり付きまで、わかりにくいので、とり付きまで一緒に歩くことにした。
   今日は快晴で暖かく歩きはじめからTシャツで十分である。
   葉はだいぶ落ちているが紅葉と青い空、沢を流れる落ち葉もいい。
   女性は何ていい所なの弥彦山じゃないみたいと何度もいいねーと繰り返す。
   沢、滝と進み尾根にとり付きの斜面まできて、あとは迷うことはないのでと、我々は先に進んだ。
   枝の向こうに穏やかな日本海が見える。
   山頂駐車場には沢山の人、そこを通りに広場で休憩。   ポットの温かいコーヒーは美味い。
   多宝山山頂から快晴ではあるが遠方は霞んでいてチョット残念。
   低木の枝をぬうように下り石瀬峠から松ヶ岳方向に進み分岐てんに。
   牧場の鉄線を潜り抜け牧場の道を歩かさせてもらおうと進むと道を牛と犬がふさいでいたので
   鉄線をまくように回り込みスカイライン入り口ゲートにようやく着く。
   いっきに樋曽山に登り落ち葉が埋まる上で昼食をとる。
   途中、ロープ場が1ヶ所あるもののなだらかな山道を進む。
   陽もだいぶ傾き、木の陰が長く山道にうつる。とてもいい感じである。
   樋曽山から五ヶ峠までだれにも会うことはなかった。
   右に折れ無事に五ヶ峠に着く。    穏やかな小春日和であった。


2001/3/3   くもり   6°
    石瀬峠−−−多宝山−−−−−弥彦山−−西生寺
    9:40    11:40(12:00)  13:00   13:50

    まだ通行止めのスカイライン付近には、ふきのとう採りの人がいる。
    登山口からの積雪はどんどん増えていき踏み跡はない。
    道標は右にまいて尾根にとりつくよう矢印は右なので右に進んだ。
    膝までもぐり、深くなっていくので30m位の急な斜面を直登した。
    腰までもぐる、もがくようなラッセルとなり尾根までだいぶ時間がかかった。
    ワカンをもってこなかったので、苦戦が続く。でもこれがまた楽しい。
    右には間瀬港、後ろは角田山。
    多宝山をすぎスカイラインと交差する所にくると除雪されていて2m位の雪の壁になっていた。
    ピッケルで堀り、足場をつくりよじ登る。
    今日はピッケルがけっこう活躍する。
    弥彦山頂で西生寺の裏手で雪割草の花が一つ咲いていたと聞きだいぶ探したがわからなかった。
    今年は雪が多いので花は遅れそうだ。


2000/4/2   晴れ   10°
    角田浜−角田山−五ヶ峠−樋曽山−石瀬峠  −     多宝山−弥彦山−西生寺
    9:12  10:15 11:10 12:07 12:40(13:05)  14:18 15:10 16:00

    西生寺に車をおき家内から角田浜,宮前コースから登る。
    登山口には車が5台,もう下りてくる人もいる。
    倒木が目立ち立ち枯れの木がギーギー鳴っている。
    急登の細尾根をロープつたいに,そしてチョット行くと角田山頂。
    宮前コースはあまり人はいなかったが山頂は人人人でごったがいしていた。
    後でわかったのだが角田山開きだったのである。
    五ヶ峠からは人も少なくなり雪割草.カタクリ.キクザキイチゲも満開のようだ。
    途中,踏み後にそって歩いていたら踏み後がパッとなくなってしまた。
    左の尾根へよじ登ると尾根には踏み後がしっかりついていた,何処でまちがったのか?
    樋曽山手前の右の斜面にキクザキイチゲの白い花がびっしりの群生ポイントがあった。
    樋曽山山頂にも沢山の人が弁当をひろげている。
    石瀬峠へのスカイラインの左の尾根の斜面にカタクリのみごとな群生,ここはほとんど
    人の目にはふれないんだろうと思う。
    多宝山の5合目あたりにくると太股の筋肉に違和感をおぼえる。
    山歩きで筋肉がつるような感じをしたのははじめてである。
    休み休みゆっくり歩き多宝山山頂に着く。
    山頂には誰もいなかったが弥彦方面から一人の中年の人がきて縦走ですかと声をかける。
    国上山から来たのだが途中,黒滝城跡あたりで道がわからず1時間半ウロウロしたとのこと。
    持っていた地図を広げ私の知っているルートを説明した。
    飯豊.粟ヶ岳,大岳,駒ヶ岳までスッキリ展望できた。
    スカイラインも4/1から開通して展望台付近には沢山の車と人だった。
    足をだましだまし歩き弥彦山山頂で一服,米山も良く見えた。
    西生寺までの下りは足を庇いきつかったがまだ花を見る余裕はあったようだ。


2000/3/4   くもり    8°
    国上寺−国上山−黒滝城跡−雨包山−弥彦裏街道6合目−西生寺
    8:50                                 12:40

    今日の天気は昼から雨になるらしい。
    昼頃までには西生寺につくだろうと歩き始める。
    登り口付近には積雪はなく進むに連れ白くなってきた国上山頂には5pの雪。
    老夫婦がベンチに座りボーと眺めていた。
    左手に入って黒滝に向かう。
    積雪には踏み跡はない,しかし少し進むと犬の足跡らしき跡が現れた。
    その足跡はみごとに山道をピタリと歩いていた。
    黒滝城跡前の林道につく。裏の沢へ進む予定だったがまっさらな白い雪の
    林道を歩くことにした。
    前回藪こぎした猿ヶ馬場までのルートは雪で歩きやすかった。
    雨包山手前の登りルートにはトゲのある枝で手は傷だらけとなる。
    弥彦までの細尾根にはときおり雪庇状に雪がついているところは膝まで足が
    もぐる。
    写真はこの尾根から国上山を見たところ。
    弥彦裏街道に交わったところで風もでて雨もポツポツ降り出してきたので弥彦
    山頂へは向かわず車を置いておいた西生寺の方へ下山した。

    


1999/3/21   晴れのち曇りのち雨   5°
    国上寺−国上山山頂−黒滝城跡−雨包山山頂−弥彦山山頂−多宝山山頂−石瀬峠−
    6:00                           10:25            12:20(1:00)
    −樋曽山山頂−五ヶ峠−角田山山頂−角田浜
                    4:20     5:30

      去年の12月から5回,三山縦走の道(国体予選コース?)を下調べし,だいたいの目星をつけ
      地図に記入して歩くこととした。
      前日,国道402号線と66号線の合流付近の角田浜に車を置いておいた。
 6:00 国上寺下の駐車場には車が2台あり登山の準備している人達がいる。
      この人達も縦走するとのことだった。
      会社の人と二人で歩き始める。
      昨日あたりからまた冷え込んできたが,天気は晴れの予報で夕方まで天気はもつらしい。
 6:23 国上山山頂(313m)から雪で覆われた米山がくっきり見える,寺泊方面の海は穏やかである。
      沢に下りていくと雪割草が沢山咲いている,しかしこの寒さで花はしぼんでいた。
      車道の終点が現れ,私たちは左の尾根に入っていった。
      尾根は見晴らしがよく(剣ヶ峰−298m),米山や日本海も見える。
      違うグループは車道を歩いているのも見えた。
 7:12 黒滝城跡の石碑の前で休憩をとった。
      踏み後がほとんどない沢に下りていった。
      スギの枯れた葉が堆積して倒木も重なり合っていた。
      しばらく歩くと車道に出た。野積方向に300m位車道を歩き右手の沢に入っていった。
      沢から尾根に登っていく,藪漕ぎである。
      猿ヶ馬場のスカイラインの道に来たら,ススキの藪から登山者が一人現れた。
      この人も縦走中とのことだった。
      車で通る人は,我々を何でこんなところにいるのかと,ゆうような顔で見ている。
      斜面をよじ登ると,その上に縦走の看板があった。
      雨包山の上にあるNTTの電波塔が近づいてきた。
 8:33 雨包山山頂(315m)に着く。
      山頂は大きな電波塔がドンとそびえている。
      粟ヶ岳の上半分はくっきりみえるが下は雲が広がっていた。
      右の細い尾根を下っていくと川幅1.5m位の沢水が流れていた,そこを滑らないよう気よつ
      けながら飛び越した。
      すぐ下は落差5m位の滝になっている。
 9:08 ここから弥彦山への登りとなる。
      真新しい木がふせてあり,階段がえいえんと続いている。
      振り向けば歩いてきた国上山,雨包山が形ち良く見える。
      8合目あたりからあたりは薄く雪で覆われていた。
      西生寺と弥彦山頂の分岐点に着く。(妻戸山−586m)
      しかし山道はグチャグチャで歩きにくくなっている。
10:24 弥彦山山頂(638m)。
      山頂に着くとちょっと靄がかかってきた。積雪は15p位。
      もっと沢山の人がくりだしてきていると思っていたが,まばらであった。
      ロープウエー口をすぎ進んでいくと車道を歩いて多宝山に進むグループがいた。
      我々は広場を通り多宝山に向かった。
11:05 多宝山山頂(634m)。
      この山頂はあまり見通しはきかない。すぐに下り進んだ。
      岩室温泉側と書かれた看板のほうに下り途中から左の尾根の方に進んだ。
      石瀬峠に向かっているのだが,この左に入ったのが間違いで,下りていくとスカイラインの道が
      正面側に見えたので,間違いにきづき右の尾根によじ登り移ったが,まだ予定の尾根と違うので
12:20 沢づたいに下りスカイラインにでて250m位車道を歩き石瀬峠に着いた。
      ここで昼食をとりながら,間違えた尾根を地図と比べて反省していた。
 1:00 予定は,間瀬隊道まで車道を歩かず左の沢を歩くつもりだったが,車道から沢までだいぶ下りルート
      もはっきりしていなかったので車道を歩いた。
      尾根を間違えたこともありちょっと弱気になったのかもしれない。
      右手から樋曽山に向かう尾根を登りはじめる。
      雪割草,カタクリと沢山咲いており,ヤマザクラも花を2つ3つとつけていた。
 1:50 樋曽山(297m)
      山頂は小広場みたいであるが,キクザキイチケがまわりに咲いていた。
      なだらかな尾根を進んでいくと風が少し強くなり雨がポツリポツリ当たるようになってきた。
      すぐに雨具の上着を着てレインハットをかぶった。
      角田山が見える所に着た,ロープが張ってある下り,足下は非常に滑りやすくなっていた。
      ここまで2回滑って尻をついている。
 3:05 五ヶ峠に着く。車は3台位しかない。
      駐車場にある休憩所に入りタオルでふいた。雨は強くなってきていた。
      休憩所には,この雨であわててもどり避難し携帯電話がつながらず困っている人や,外では一緒に
      来た人とはぐれ,こんな人を見ませんでしたかと言っている婦人がいた。
      五ヶ峠から樋曽山への道は間違いやすい分岐点が二ヶ所ある,どうもそこらへんではぐれたらしい。
      角田山へ五ヶ峠コースを登っていくと10人位のグループが下りてきた。
      その中には3才位の女の子が二人お父さんに手をひかれずぶ濡れになっていた。
      もうちょっとだからガンバレとその子に声をかけた。
      もう9時間以上歩いている。
      縦走の最後の登りがわりとなだらかな五ヶ峠コースでホットしているが,雨の山道も相まって足取り
      はだいぶ重い。
      雪割草の花もだいぶ,うなだれている。
      雨はみぞれとなり山頂に近づくほど雪のまじりが多くなってきた。
      クレー射撃の銃声が時々響いている。
 4:20 角田山山頂(482m)
      すぐに小屋に入った。中には3人のグループがいた。
      数分後,中年夫婦が入ってきた。
      顔をよく見たら,国上の駐車場で同じころに出発した,みんながこの小屋にいるのだ。
      みんなだいぶ疲れているみたいで,雨が降るのがちょっと早かったなどの話をした。
      我々が最初に小屋を出た。
      後は下るだけ。しかし,この下りる尾根はまだ歩いたことはなく地図上でのルート。
      湯之腰コースを下り途中,左の尾根に移るとロープが50m位張ってあり急な細い尾根であった。
      滑りやすい細い尾根を慎重に進むと踏み後が二手に分かれた。
      地図上ではこの尾根からもう一回左の尾根に行くこととなっていたので,多分ここがそうだろうと
      左に進んだ。
      踏み後どうりに尾根を進むと踏み後がなくなり,沢に下りてしまった。
      ここで始めて間違いにきずいた。
      沢の左手を行くと林道が現れた。
 5:30 この林道を15分位行くと左の遠くの方に灯台が見えた。ウワーだいぶ逸れた。
      角田浜海水浴場の右はずれの浜茶屋付近の国道402号線に出た。
      国道沿いに新潟方向に15分位歩くと昨日停めておいた自分の車が見えた。
      車に着くとザックをトランクに入れ靴を履き替え,すぐに目の前にある食堂に入り熱い中華そばを食べた。
      疲れた体と冷えた体には,とても美味しかった。
      途中,巻のじょんのび館で湯につかろうと思ったが駐車場は満杯でこんでいたので,そのまま帰ること
      にした。
      イヤー疲れた。
      今回,予定の道を2ヶ所,間違えたので,その場所は確認に行こうと思う。