黒姫山 (2053m)
2001/8/25 晴れ時々曇り 28°
種池登山口−古池−分岐 (新道)−黒姫山頂 − 七ツ池−(西登山道)大ダルミ−分岐−種池登山口
7:00 7:15 8:05 9:50(10:20)10:50 12:30 12:50 1:52
妙高から霧の中に入る。
地形のせいなのかここを通るといつも霧がかかっている。
種池登山口に2台とまっていた、車は5台とめられる。車道少し先に駐車スペースがあるらしい。
私より少し前に夫婦が歩き始める。
笹の群生の中にわりと広い山道がのびている。
種池への分岐があるが真っ直ぐに進んだ。
古池は大きく後ろに黒姫山が薄い雲に覆われていたが、そびえているのが良く見えた。
池の左岸のふちを木道にそって歩く。
左に折れ少し登り山腹を左に巻くように進む。
小さな沢に太枝が数本渡されていて、それにそって渡った。
渡ってすぐに、ぬがるんだ所を歩いたら左足が脛くらいまで入った。
アッと思ったが幸い靴に泥は入らなかった。
山道はブナ林となり分岐に着く。ここまで山道は緩やかで汗はにじむ程度であった。
分岐点は種池側と林道側と新道と西登山道の十字路になっている。
尾根に延びる新道へ進む。
ブナとダケカンバの緩やかな山道でしばらく行くと竹の子採り禁止の看板が数枚取り付けられていた。
岩が多くなってきたかなと思ったら視界の開けた稜線に出た。
左に小黒姫山、右に飯縄山、後ろに高妻山、戸隠山が見えた。
気持ちのいい稜線歩きで右斜面は笹原が広がっていた。
ひと登りし外輪側の黒姫山頂に着く。
岩の山頂から妙高山は雲で見えなかった。
誰もいなかったが10分くらいしたら男性が一人来て、その人と山の話となった。
かなりの経験者でとても楽しい話だった。
分岐から七ツ池へ向かった。
七ツ池は草原が広がる火口原である。右斜面に長さ30Mくらいの土砂崩れの跡があった。
戻り大池にはリンドウが咲いていた。
この西登山道は1時間半くらいコケ付きの石、倒木のうっそうとした山道でときおり笹藪で覆われた。
とても滑りやすく慎重に歩いた。
休憩できそうな所もなくどんどん下ると大きな岩の続く所にきた。
岩を渡りきった所に中学生くらいの子が6人休憩していた、植物観察でもうここで戻るとのことだった。
山道も少し開けてきたころ、左の大ダルミの草原にくるとお花畑となっていた。
ブナ林となりとても歩きやすくなった。すると人面岩とある大きな岩が1つ、たしかに人の顔に見える。
十字路の分岐で休憩していると登山口で先にいった夫婦が新道から下りてきた。
合いませんでしたねーと声をかけると種池で追い越していたらしい。
途中、沢で顔を洗い登山口に到着。
杉野沢の苗名の湯(450円)で汗を流した。