摩耶山  (1020m)

山道 沢の渡渉、木橋は右手に流されている 分岐点の小滝
沢沿いの山道 婦女子ノ滝 婦女子ノ滝、左手の鉄梯子
急登 山道 急登
山頂からすぐ手前は鎗ガ峰、下に荒沢の湖、雲に隠れているが左奥に月山、右奥に以東岳、朝日岳
摩耶山山頂 六体地蔵 山道
避難小屋 ブナ道 山道

2005/10/9   くもり
瀬戸橋登山口−−小滝分岐−−婦女子ノ滝−−分岐−−−摩耶山山頂−−−避難小屋−−小滝分岐−−瀬戸橋登山口
8:45                           9:30   10:48(12:20)   12:45    1:30      1:50

2人と合流して3人で出かける。
R116〜R7〜R113〜R7〜R345と山北から山形県に入り海側からすぐに山側へ向う。
予報は晴れのはずであるがかいふくが遅れているようだ。
状拝川沿いに摩耶林道に入る、狭い林道を進み瀬戸橋の登山道口に着く。
車を6台くらいおけるスペースの所に大宮、福島、岩手ナンバーの車があった。
支度をしているとバイクで地元の人がやってきた、話をするとバイクの荷台には、ナメコ、スギヒラタケがはいっていた。
昨年から急性脳症との関係が問題となっているスギヒラタケ、地元の人は別に気にすることもなく食べるが
売ったり、配ったりはしないようにしているとのこと。かなり山形弁がきつかった。
私も毎年のように食べていたが昨年、今年と食べていない。きのこ汁、バター焼きにして美味しいのだが。
スギ林から歩き出し沢沿いに進む。
沢の渡渉となったが右手に木橋が流されて横になっていた。水量が多い時は注意が必要である。
ウノスの倉、カジの倉の絶壁を見る。
紅葉はまだ進んでおらず、この絶壁とあいまったらもっと美しいのだろう。
山道上にアケビが1個美味しそうに口を開き誰にも取られずぶらさがっている。
小滝のある小浜茶屋跡の分岐点に着く。
右の本道コースは初心者向き、左の滝経由コースは熟練者向きと書かれていた。
左の滝経由コースへ向う。
沢沿いに歩く。沢の渓谷が美しい、紅葉だったらとふと思う。今年は紅葉が少し遅れているようである。
婦女子ノ滝が見えてきた。昨晩の雨もあってかなかなかいい滝である。
サー滝左手の鉄梯子の登りとなる。濡れていたので慎重に登った。
少し登ると分岐点に着いた。
左手には仙人ヶ岩屋、右手には七つ滝へ。まっすぐに中尾根に進む。
ブナ林の急斜面の直登となり急登が続く。
稜線に出て右手に少し行くと摩耶山山頂に着いた。
ちょうどガスっていて何も見えない。
狭い山頂には仙台からきた20人くらいの団体さんがいて座ることもできなかった。
立っているとガスが少し消えて絶壁にちかい斜面のすぐ前の鎗ガ峰、下に荒沢の湖が見えた。
雲に隠れているが左奥に月山、右奥に以東岳、朝日岳が見えるはずである。
そして鳥海山、日本海、粟島、佐渡ヶ島も見えるようである。
団体さんが下山して行き、おだやかな山頂となった。
倉沢コースからきたと言う男性と話をし男性は下っていった。
しばらくして東側の絶壁の深い谷を覗き込むとあの男性が谷底に小さく見えた。
素晴らしい展望はいつかまた。本道コースへ下山開始。
すぐ下に小さな奥ノ宮神社があり(聖徳太子、仏母摩耶夫人の霊を祀る満屋山城輪神社の跡)と書かれていた。
また少し下ると六体地蔵が安置されている。
鼻くぐり坂と言われている急坂を下ると避難小屋に着いた。
そしてすぐ下にウガイ清水の水場があり、まずは一杯いただく。
山道にはブナの大木が目に付く。
5合目追分の標識があり関川コース、越沢コースの分岐となり越沢本道コースへ下りる。
みごとなブナ道となる。
気持ちよく下りスギ林となり小滝のある小浜茶屋跡の分岐点にもどってきた。
瀬戸橋登山口に着くと山頂にいた団体さんがマイクロバスに乗り込みすぐに出て行った。

朝日村まほろば温泉で汗を流した。
サケ漁まじかの山北の大川(ゴド漁)、村上の三面川(いぐり漁)を通り帰路につく。