丹後山(1808m)〜中ノ岳(2085m)

三国川沿いの林道 シシの岩と丹後山 ササ原に丹後避難小屋
丹後山から兎岳と中ノ岳へ 兎岳から丹後山 中ノ岳山頂と八海山と小屋
中ノ岳から日向山への稜線 日向山から中ノ岳 しゃくなげ湖が見えてきた

2001/9/23−24     晴れ

1日目 十字峡−−丹後登山口−−ジャコの峰−−シシ岩−−丹後避難小屋−丹後山
      7:40    8:15      10:25    11:15   11:43     11:46
2日目 丹後避難小屋−−兎岳−−池ノ段−−中ノ岳山頂−−日向山−−十字峡−−駐車場
      5:50       6:48   8:43   8:58(9:20) 10:45  12:50   12:58

路肩や駐車場は満杯でトンネル手前の駐車場に止める。
天気は快晴であるが寒気が入って寒い。
トンネルを通り三国川沿いの林道に進むとすぐに障害者の中学生位の子とお母さんとあいことばを交わす。
川には渓流釣りの人が何人もいた。
左斜面からはいくつも滝のように川に流れこんでいる。
右斜面からも水が流れ林道を横切り川に流れ込んでいる。しかし尾根にとりつくと水場は無い。
栃の木橋を渡りすぐに登山口があったが自転車も5台あった。
この自転車はなんだと思っていたらコケ採りの人が下りて来て乗って行った。
いきなりの急登がはじまった。
ブナ林を進み途中、大松があり山道はやせてきて少し緩む。
小ピークに着き展望がひらけてきて左に中ノ岳、兎岳が見えてきた。
ひと登りしジャコ峰に、ここから6合目まで日なたぼっこ中のヘビに6匹どいてもらう。
右手に巻機山とその稜線が見える。
シシ岩で休憩していると林道口であった親子が来た。
帰りの予定の都合どうしても今日は中ノ岳小屋まで行くとのこと。
お茶を飲んですぐ歩きはじめた。
到着は5時頃になるだろう、私が何か心配してしまう。
ササ原の山道を進むと丹後山と巻機山の分岐の標道があった、しかし巻機山への笹薮で山道など
見当たらない、残雪期でないと歩けないのだろう。
左に折れ少し進むとササ原に、ぽつんと丹後避難小屋がみえてきた。
二階建てで40人収容らしいがもちろん詰め込んでのことだろう。
リュックを置いて山頂にむかった、3分位でササ原の中の山頂に着く。
遠方も見渡せる大快晴でとくに巻機山、平ヶ岳、荒沢岳につながる稜線を目で何度も追った。
小屋に戻り昼食をすませ時間が有り余るほどあるので山並みを眺めたり昼寝をしたりした。
4時頃には5組の夫婦と二人組が2組、ソロが私を入れて3人で17人。
いつのまにか外にテントが1基。
皆さん外に出て夕日を浴びる、日没5時45分頃。沈んだ後の赤い空もいい。
7時過ぎ1階の人は皆さん眠りにはいった。
2階の私がいるところは山の話となり、経験者ぞろいで私は話を聞き入るのみである。
外に出るとすみきった満点の星空、何か星の数が多いような気がする、六日町の夜景もいい。
5時35分頃、快晴の空に日出をむかえた。外はかなり寒い。
私も5時50分出発。兎岳へ延びるササ原の山道。
利根川水源碑をすぎ大水上山に、ここから右に平ヶ岳への稜線だが道跡などない、ここも残雪期で
ないと歩けないのだろう。
ひと登りし兎岳に着く。
振り向くと富士山が見える。きれいに雪化粧していた。
右に白馬連峰も雪化粧、北側に飯豊、朝日連峰も見える。
そしてここから荒沢岳への稜線がのびる、ここは山道らしき踏み跡がついていた。
これから、かなり下る。下りきると中ノ岳小屋からきた人にあい、聞くと小屋は満杯で50人位いたそうだ。
さあ山頂まできつい急登だ、ゆっくり登る。池ノ段でリュックをおいて山頂に向かう。
岩をのぼるように進み15分位で中ノ岳山頂到着。
5分位先に避難小屋があるので行ってみた。
そこから右に駒ヶ岳、左に八海山へと山道は延びている。
下山かいし、急なためゆっくり下りる。
池塘脇を何箇所か進み日向山に。振り向くと中ノ岳からいっきに下りてきたのだなあと思う。
十字峡まであと2時間なのだが水が切れたのだ。これがけっこうつらかった。
細尾根に松林からブナ林となりクサリ場もあった。
登山口まであと10分位の所で50代の女性が足首のトラブルで歩けなくなっていて、男性が6人いて
おんぶしたり、抱えたり少しづつ下りていた。
声をかけると、連絡もしてありもうすぐですので行って下さいと言われ行ったが何か気持ちがひっかかる。
登山口に到着し駐車場に着くと救急車が来た。
ダム下の露天風呂に入ったが石鹸シャンプーがつかえないので、さくりの湯にまた入りなおした。