青田南葉山  (949m)

南葉ロッジと青田南葉山
堰提前の山道 山道 山道
山道 水場 ブナ林の山道
なだらか面のブナ林、ルート判断が難しい
笹を挿し目印にして歩く ルート判断が難しい 山頂手前
青田南葉山山頂

2005/5/14     くもりのち晴れ
南葉ロッジ −−−木落坂コース−−− 青田南葉山山頂 −−−木落坂コース−−− 南葉ロッジ
8:25                       10:30(11:00)                   12:00

3週間前に林道が除雪されておらず断念し、再度、向かうことにした。
ファミリー登山コースでもあるので、おばさんをさそって出かけた。
上越にきても、雲が多い。
上越高田ICから青田そして林道に入る。多くの山菜取りの車が路肩にとまっている。
南葉高原キャンプ場の南葉ロッジにつく、車は1台とまっていた。
ロッジ前にある池にはミズバショウ、カタクリが咲きイワナが泳いでいた。
支度をして歩き出す。
少し大きくなったフキノトウが沢山でている。カタクリも多い。
堰提前を通り山道に入るが、いきなり雪面からの木立と残雪でルートをさがす状態であった。
少し進むと夏道もあらわれたが山道に覆いかぶさって木、枝で歩きにくい。
ショウジョウバカマ、スミレ、カタクリ、マンサク、椿と咲いている。
本では良く整備され安心して登れる山とあったが、残雪時期はそうではないようだ。
前を歩いているだろう一人の踏みあとをひろいながら歩くが見失った。
6合目の水場に着く。急斜面で前方は見晴らしはいいが、やや雲で町並みが霞んでいた。
枝をつかみながら急登をよじのぼる。
美しいブナ林が広がってきた。
木に赤ペンキの丸がついていた、ルートは外れていなかったようだ。
しかしルートはよくわかっていないまま歩いている。
左前方の笹藪の上部にややひらけたような所を見つけ笹をかきわけて行くと見晴台についた。
少し進むと男性が二人下りて来た。
聞くとブナ林は靄に覆われルートもわからないので引き返してきたとのこと。
笹を目印にして挿しながら歩き、それにそって戻ってきたらしい。
やや不安持ちつつ歩く。
残雪は硬くしまっているので踏みあとはわかりずらくあてにならない。
広いなだらか雪面のブナ林となり、さっきの男性達の踏みあともなくなった。
まずは、一息いれた。
おばさんと一緒に笹を折り集めた。
広いなだらか雪面の少しでも高いほうに笹を挿しながら歩く。
広い雪面もじょじょに狭まってきて、ひと登りして山頂についた。
ここからの妙高山、火打山そして日本海の展望を楽しみにしていたが今日は残念、次の時に期待だ。
少しずつ雲もとれてきてはいるようだが。
登る前は明神沢コースから下りる予定をしていたが、今回は安全に同じコースを下りる。
コーヒータイムでくつろいで下りはじめる。
途中、ピンクテープをつけながら登ってきた人とすれ違う。
しかし今回、目印につかった笹挿しは、なかなか役にたった。
見晴台にくると日本海、上越市が展望できた。
何人かの人が登ってきた。
地図と周りの風景を、にらめっこしながらの私には楽しい歩きとなったが、おばさんはかなり不安だったようだ。
林道脇のフキを採って帰る。

鵜の浜温泉の人魚館(500円)で汗を流す。ショッパイ湯であった。