二王子岳  (1420m)

二王子神社 山道 山道
一王子小屋 山道 独標
ロープ場 山道 小花畑
二王子小屋
二王子岳山頂から飯豊連峰

2005/8/28     薄くもり
二王子神社−−−独標−−−−−二王子岳−−−−−独標−−−二王子神社
7:35        8:55     10:18(10:40)    11:40    12:50

寺泊から新発田に向う時はR7かR290で行くのであるが今回は三川から入ってみた。
上赤谷の郵便局前の交差点、いつもここに来る時は右折して加治川ダム方向にまわる。
左折して内の倉口をすぎ南俣部落に入るが道をまちがえて細い林道に入ってしまう。
戻り看板のそって二王子神社登山者駐車場に着く。10台くらいとまっていただろうか。
神社に参拝してから山道に入る。
沢ぞいから杉林となり急登となる。
ブナまじりの雑木林から神子石すぎ登っていく。
藪蚊がまとわりつく。
一王子神社の石祠からすぐ先に避難小屋と水場の標識がある。
土袋がしかれた山道が続く。6年前歩いた時、歩きずらかったことを思い出す。
独標に着き一息入れる。
60代の夫婦が休憩していて話をすると昨晩、山頂避難小屋に泊り下りてきたとのことで
二王子岳の歩きは今回で182回目と言っていた。
私は残雪時、歩きたいと思いつつ6年ぶりの今日である。
冬場、山頂の鐘の柱につく雪のモンスターを見たいのだが、いつかは適えたい。
ざれたロープ場を登り振り替えると新発田市、櫛形山脈、日本海が見える。
山道は緩くなりまだエゾアジサイが沢山、綺麗に咲いていた。
トンボが多くなり蚊やブヨはまったくいなくなった。
ひと登りすると小花畑と呼ばれている所にくる。ニッコウキスゲ、コバイケソウが沢山咲いていた。
低木となり赤い避難小屋が見えてきた。
雨量計の9合目、二本木山分岐そして避難小屋の前を通り青春の鐘の二王子岳山頂に着く。
少しガスってはいたが飯豊連峰のすばらしい展望が広がっていた。
胎内ヒュッテからの林道、足の松尾根がよくわかる。
中高年グループが歩く会の規律が乱れるなど、何やら、きな臭い話しをしていてそれが耳につき
くつろげないのでゆっくり下りることにした。
私は気ままに歩くが、歩く会やグループは人間関係も大変のようだが、楽しく気ままに歩きたいものである。
4合目を過ぎた時、山道脇の木から動物が滑り降りガサガサと下の草木が大きく揺れた。
サルかクマか。立ち止まっている私は大きな咳払いを2回した。
潜んでいた動物がガサガサと草木を大きく揺らし藪に下っていった。ナナカマドの実を食べていたのだろうか。
サルだと思うがこういう時、一人は心細い。
登山口の神社に到着。

新谷川に長い釣竿を持ったアユ釣りの人が多く川に入っていた。
三川の寿の湯(300円)で汗を流す。