大岳  (1432m) 入塩川ルート

沢沿いの山道 沢沿いの山道 沢沿いの山道
三角点 山道 〆掛小屋
霧のブナ林
雨晴清水 山道 雨晴
ヒメサユリの山道 大岳 大岳山頂
大岳山頂から青雲岳、袴岳

2004/6/27   くもり
砂防ダム−−−三角点−−〆掛小屋−−雨晴清水−−中津又岳−−−大岳−−−−雨晴清水−−−三角点−−−砂防ダム
7:00    8:05(8:15)        9:15(9:25)  10:28  10:42(11:00) 12:00   12:50(1:00)  1:50 

天気の予報は毎日変わり前日の夜しかあてにならない。
今日は昼には晴れそうなので今年、何回か歩いた山から見ていた守門岳の守門川とのびる稜線を歩くことにした。
先日歩いた八十里越えを上から眺めたかった。
栃尾の道の駅で朝食をとっていると登山姿のグループが何組も立ち寄っている。
たぶん守門岳へ行くのであろう。
入塩川から右折し塩谷川沿いに林道を進むと砂防堤手前で行き止まりとなり登山口である。
車はなく私だけのようだ。
熊出没の看板もあるので鈴を付けた。
沢沿いに進み15分位で山の神に着きまずは手を合わせた。
沢を右、左と何回も渡る。
はじめは沢に板が置かれている個所もあったがあとは石渡りである、霧雨でしっぽり濡れた石は非常に滑りやすくなっていた。
突然、山道の真中にミズバショウの大きな葉が広がっていた。
沢はだんだん細くなってきたがまだまだ続く。
鈴の音は沢の水音で消されたりしないだろうか。
滝の上と書かれた看板があったが滝は見えないようだ。
沢からはなれ一登りすると三角点と書かれた標石の広場に着き一息いれた。
ここで守門川沿いにのびる稜線にのったようで水ノ木峠方向からの山道もここで交わっていた。
しかしその山道が水ノ木峠とつながっているのかはわからない。
ネットで検索してみたが水ノ木峠からの報告文はみつからなかった。
ブナ混じりの山道となり15分くらいで〆掛小屋に着く。
収容人員6人とあるが膝を抱えて6人で寝るには3人くらいのようである。
水場は100m下とあった。
ブナの森に入ると霧で覆われてた。鳥の声。幻想的なブナ林は続くそしてブナの実も沢山落ちていた。
すばらしいブナ林だ。
雨晴清水に着き一息入れ清水を飲もうとしたが出でいない?
樹林帯のなだらかな山道は続き雨晴の見晴らし場に着くが雲でなにも見えない。
番屋山から烏帽子と見えるはずなのだが。
山道もやや急になってきた。
ふり向くと歩いてきた斜面方向はくっきり見えるが右の吉ヶ平に落ち込む崖面には雲が立ちも漏っていた。
ヒメサユリの山道となり一登りすると中津又岳に着く。
元気のいいおばちゃんグループがいて、はじめて人にあう。
大岳からきて、引き返すようである。
おばちゃんに長いルートからよくきたの熊にあわんかったかのーと声をかけられた。
大岳は目の前だ。
ヒメサユリをみながら歩き15分くらいで大岳山頂に着いた。
山頂には守門大明神が祀られている、そして鐘。
登山者が次々と入れ替わる、袴岳、青雲岳の展望のきく所にうつり、軽く昼食をとった。
今回楽しみにしていた八十里越えを眺めるのは雲に覆われ見ることができず残念であった。
下をジッと見るとかろうじて守門川見えたがたちどこるに雲に覆われ袴岳をも覆ってしまったので下山を開始した。
大穴沢コースの方から草刈機の音がする。
この入塩川コースはあまり人がこないのでもう少し草藪かと思っていたがしっかりした山道であった。
ブナ林の霧は晴れまたさっきとは別のブナ林を歩いている感じがする。
ブナの森をゆっくり歩く。
途中、男性と一人すれ違い話すと筋力アップのため時々くるとゆう、そして小走りで登って行った。
沢沿いに下り登山口に着く。