青海黒姫山  (1221m)

青海川と黒姫山壁面 清水倉登山口 草藪の山道
小沢の山道 黒姫山 山頂手前の岩稜
黒姫山頂から栂海新道の稜線の白鳥山
山道から黒姫山 ロープが続く山道 山道

2003/6/15     くもり   22°
川原−清水倉口−−金木平−−合流点−−−黒姫山頂−−−姫吹峠−−小梨平−−鉱山口−(車道)−川原
8:10  8:15    10:05   11:07  11:26(11:50) 12:23   1:30   2:05       2:25

刈羽黒姫、信州黒姫。まだ歩いていない、もう1山、青海黒姫山をめざした。
糸魚川ICから姫川をわたり青海の町に入るとジョギングの人が目立つので、この町は走るのが盛んなのかと
思っているうちに(ヒスイの里山岳マラソン)の大幕が目にはいった。
今日15日は山岳マラソンの日であったのだ。
私が進む車道がそのコースとなり午後1時まで交通規制がかかるようである。
さいわい、まだ早いので通ることができた。
青海鉱山事務所口に登山者はこちらの看板がみえた、私はこの作業道を40分歩くのがやだったので
清水倉口にむかった。
左の広い川原に入ったが降り口にクマ出没単独入山控えるの看板があったので今回初めて鈴を付ける事にした。
支度をはじめると渓流釣りの3人が車に戻りポイントを変えに立ち去った。名古屋ナンバー。
橋を渡るとすぐに登山口がありスギ林に入っていった。
山道はしだいに急登となり草薮となっていった。
昨晩の雨、梅雨時、風も無く蒸し暑さで汗が吹き出る。
山道はほとんど地は見えず草薮で草が低い所や薄い所がルートで時折、標識と赤テープが表れた。
この急登、草薮が2時間以上は続くこととなった。
金木平(水場)であるが小沢にチョロチョロの水であった。
山道はもう一段、急となりロープも張られ登りきり少し進んだところから沢に入っていった。
沢にはまだ積雪が残りひんやりする。
ルートは間違いないかと見渡すと先に岩にペンキの矢印が見えた。
そしてシラネアオイが咲いているのをみてホッとする。
大沢道と交わり少し登るとようやく展望が開け石灰岩のカレン露頭つたいに進む。タカネイバラが咲いていた。
鳥居もある祠の山頂から栂海新道の稜線と白鳥山が薄雲の中ようやく見えた。
そして糸魚川の港と鉾ヶ岳もようやく見える程度で雨飾山方向は雲が厚かった。
今日は私一人かと思っていたら一人男性が登ってきた、私と同じく清水倉から来たとのことでひどい草薮でしたね
と話をすると、いつも草刈する人が都合でまだ山道に入っていないらしい。
急登の草薮を下りるのも気がすすまなかったので鉱山口への大沢道を下りあとは車道を歩くことにした。
こちらはメインルートで山道もはっきりしている。
なだらかな山道を下り姫吹峠付近から振り向くと黒姫山が見える。
急坂となりロープもかなり続き濡れた山道はとても滑りやすくロープを放すことはなかった。
ドリーネを過ぎなだらかな山道となるとササユリがルートを導くようにポツポツと咲いている。
登山口の小梨平に着きここから鉱山作業道を下る。すると通り雨がかけぬけた。
旭橋を渡り鉱山事務所前を通り車道にでて青海川沿いの車道をきれいな川と黒姫山壁面を見ながら歩く。
思っていたほど時間はかからず20分で川原に着き青海川で体をふいた。
青海町ではちょうどヒスイの里山岳マラソンの大幕が取り外されていた。

糸魚川温泉ひすいの湯は1500円と高いので帰り道の西山町の雪割草の湯(500円)で汗を流した。