至仏山  (2228m)

鳩待山荘 見晴し場 オヤマ沢田代
小至仏山 小至仏山から至仏山 至仏山、山頂前
燧ヶ岳を眺めながら山ノ鼻へ 蛇紋岩の山道 川上川沿いの鳩待峠への木道
山ノ鼻の湿原にニッコウキスゲ、ワタスゲが咲く。見上げると至仏山。
タカネバラ オゼソウ ホソバヒナウスユキソウ ハクサンシャクナゲ

2002/7/13   晴れのちくもり    25°
鳩待峠−−オヤマ沢−−小至仏山−−−至仏山−−水場−−−山ノ鼻−−−−−鳩待峠
7:05    8:08    8:45(9:00)  9:55   11:15  12:00(1:05)   1:55

AM3:20、3人で出発。
中ノ島IC−沼田IC−R120−401から戸倉の駐車場に6:45着。
R120からは白沢温泉、老神温泉、吹割温泉、寄居温泉、尾瀬温泉など温泉街道である。
戸倉の駐車場はほぼ満杯で、別にスキー場の大駐車場があるようである。
マイカー規制のため乗合タクシー(900円)で鳩待峠に向かう。
運転手さんから台風6号の雨で道がいちぶ崩れバスは通れないとのこと。
鳩待峠は大勢の人が朝食をとっている。  我々も朝食をとり出発する。
緩やかな山道はダケカンバとササ道でときおり木道があらわれる。
見通しがきくようになり小至仏山、至仏山の稜線を確認できる。
見晴らし岩には多くの人が休憩しとおり燧ヶ岳、尾瀬ヶ原などの展望がきいた。
オヤマ沢田代の小湿原を通り左に笹ヶ岳の分岐へと進む。
左手に谷川岳など見える。
花も多くなりイワカガミ、シナノキンバイ、ハクサンイチゲ、など。
やや急登の岩のハイマツ帯から小至仏山に着いた。    トンボがいっぱい飛んでいる。
展望は素晴らしい谷川岳、苗場山、巻機山、越後三山、平ヶ岳、燧ヶ岳と続いた。
山頂は大勢の人だったが40人くらいの団体が歩きはじめ、くつろぐことができた。
しかし、この超スローペース団体がいくつものグループを引き連れ至仏山山頂まで大行列となった。
これが幸か不幸かお花をじっくり見たり写真撮影することができた。
白ではホソバヒナウスユキソウ、ダイモンジソウ、ホソバツミクサ、シャクナゲ。
ピンクではハクサンコザクラ、タカネバラなど見ることができた。
岩のハイマツ帯から至仏山に着いた。
しかし座る所も無いくらいの人で、すぐに山ノ鼻方向に進んだ。
会津駒ヶ岳、燧ヶ岳、尾瀬ヶ原を眺めながら下りることができる。
木の階段は続き途中で休憩する。  風が尾瀬ヶ原から吹き上がってくる。
木の階段から蛇紋岩の岩の山道となる。
とても滑りやすい蛇紋岩、慎重に下りる。しかし滑る。
水場の水量は少なくコップにたまるのを少し待ってから一杯いただいた。
樹林帯に入ってきた。
やや急な山道は慎重に下りたせいもあり長く感じ、こちら側から登るのは少しきついかもしれない。
前に湿原が広がり山ノ鼻の登山口に着いた。
登山口前に流れる沢水で顔を洗う。
湿原にはニッコウキスゲとワタスゲが広がっている。その周りにはシラカバの木で覆われていた。
木道を歩き振り向くと湿原と至仏山が美しい。
山ノ鼻ビジターセンター前には大勢の人人。
昼食を食べていると鳩が数羽いる。
鳩待峠とゆう名があるように鳩には関係する地のようである。
さすがにここにはハイカーとは思えない人も見かける。
橋を渡り川上川沿いに木道は鳩待峠に緩やかにのぼっている。
保護区のせいであろう木道すぐ下にイワナが泳いでいる。
途中、沢水が何箇所も木道下を横切っていた。
鳩待峠に到着。
すぐに乗合タクシーに乗ることができた。
タクシー運転手さんは今日は20往復以上はしていて3時頃がピークのようである。

ささの湯(500円)で汗を流す。
お風呂場のタイルにタカネバラやヒツジグサの花絵が描かれていた。
アッ   雨が降り出してきた。