白砂山(2139m) 〜 八間山(1934m)

白砂山登山口からの山道 ハンノキ沢 山道
野反湖見晴台(水場) 堂岩山山頂から白砂山 分岐から白砂山
堂岩山から白砂山
シャクナゲの尾根 白砂山への尾根 白砂山山頂
山頂から左奥に苗場山、右奥に仙ノ倉山
山頂から左の稜線先が八間山、奥に四阿山、白い岩肌の本白根山、横手山、岩官山
八間山への山道 笹斜面、奥に八間山 八間山山頂
八間山から歩いてきた尾根、奥に白砂山
尻焼温泉

2005/9/17      晴れ
白砂登山口−−地蔵峠−−見晴台−−堂岩山−−−白砂山山頂−−−堂岩山−−八間山−−八間登山口−−白砂登山口
 6:00     6:30    7:30    8:00    9:02(9:35)   10:32   11:58    12:48      1:02

関越道、月夜野IC−R145−R353−55号−R405−野反湖と車で夜、入ったのだが
4年前の道路マップと夜で暗かったためとで2回、道を間違えてしまい結局、寺泊から野反湖まで5時間もかかってしまった。
野反湖に入ると霧で視界が悪くゆっくり走りようやく白砂山登山口の広い駐車場に着く。
車は1台とまっていた。遅い夕食をとり寝る準備をする。
まわりはとても静かで運転の疲れもありすぐに熟睡にはいれた。
朝、朝食の準備をしていると登山者の車が2台、私のとなりに釣りの車が1台きた。若い男性がルアーの準備をしている。
登山口すぐ右手に皇太子登山記念の石碑が立っていた。
振り返るが湖、森も霧に包まれている。
笹斜面を切り払ったところを緩く登るがすぐに下りハンノキ沢を木橋で渡る。
登っていくとダケカンバの並木の美しいとこるもでてきた。
樹林帯を登り地蔵峠につく、ここの分岐は峠を越えて6時間歩き切明温泉へとつながる山道である。
いつかは歩きたい峠道である。
標識にそって右折し尾根道へと歩く。
野反湖を見ながらの歩きかと思ったのだが展望はあまりよくなく広葉樹林帯をもくもくと歩いていく。しかし気持がいい。
多少アップダウンがありやや急登となり少し開けた所に着いた。
野反湖見晴台と呼ばれている所で霧もはれてくれて野反湖が少し見える、その奥に灰色斜面の本白根山が印象的であった。
左手が水場で沢音が聞こえる。
堀割状の急登を進み前方が開け白砂山が見えてきたと思ったら堂岩山山頂に着いた。
通過点のような感じであるが枯れた角材が立っていてその下に小さな木片に堂岩山と書かれていた。
少し下ると白砂山、八間山分岐の標識が立っている
ここからの白砂山とその稜線の眺めはすばらしい。そして斜面に広がる笹原もすばらしい。
尾根はハイマツとシャクナゲ道となる。
アップダウンを繰り返しゆっくりと登っていくと左前方に特徴的な山、苗場山が見えてきた、左手には佐武流山である。
この時期、花はあまり見かけなかったが最後の急登を登りきり山頂に到着。
展望はすばらしい鳥甲山、佐武流山、苗場山、仙ノ倉山、三国山。
振り向けば八間山、奥に四阿山、白い岩肌の本白根山、横手山、岩官山。
ここから左の稜線は佐武流山に、右の稜線は三国山と、つらなうが残雪時期のルートであろう。
男性が一人やってきて少し話して下山開始。
途中、尾根で2組の人とすれちがうが皆さんだいぶ、きつそうであった。
分岐から左に折れ八間山方向へ進む。
3連休の初日、もっと登山客がいるのかと思ったがかなり少なめであった。
笹原尾根はすばらしい。
笹原を刈り払った山道は、今までの経験ではかならずといってマムシとお会いしている。
結局、マムシは出てこなかったがかなり下を気にして歩いた。
八間山まで6回アップダウンを繰り返し思っていた以上に、きつかった。
八間山山頂には今にも崩れそうな簡易避難小屋が印象的である。
まず振り返って見ると白砂山がかなり遠くに見える。
野反湖は見えるには見えるが木々が少しさえぎっていた。
野反峠から尾根沿いに登ってくる人達が見える。八間山への登山はこの野反峠からの人が多いようだ。
キャンプ場側へ下山。
途中、ダケカンバの幼林帯があった。
ナナカマドの赤い実が非常に目に付いたそしてリンドウも道なりに続いて咲いていた。
八間山登山口に着く。
車道を歩き白砂山登山口に到着。
靴を脱いでいると朝、釣りの準備をしていた若者が35cm前後のニジマスを3匹、笹でしばり釣って戻ってきた。
魚もきれだったがバター焼きにしたら美味しいだろうな。

さて今回、温泉は沢山あるので調べてこなかったが来る途中、尻焼温泉の看板が目に入っていたので向った。
駐車場に車をとめたがどこに行けばいいのかわからなかったので聞いてみたら橋をわたった左先とのこと。
橋を歩くと沢に裸の人が見える。
沢の中から温泉が湧き出ていて沢全体が天然温泉になっていた。無料。
脱衣所もなく観光客らしいご婦人達も服を着て見ている。
温泉も裸の人、パンツを履いてはいっている人がいたが、まーいいかと裸になってはいった。
湯はちょっとぬるめで沢底の岩が滑りやすかった。
昔、痔を治すためにやってきた温泉で尻、焼け、温泉とか。
ご婦人の目は少し気になったが、とてもいい温泉にきたなーと実感する。
帰りは草津、白根山、志賀高原から信州中野IC−西山ICと逆周りで帰った。