白馬岳(2932m)−小蓮華山(2768m)

白馬尻小屋が見えてきた 大雪渓口 大雪渓
葱平からの雪渓 鑓ヶ岳 花斜面の上に宿舎が見えた
村営山頂宿舎 宿舎うらてのテント場 稜線に白馬山荘と白馬岳
小蓮華山からの山道 白馬大池 リンドウ
コマクサ チングルマ ヤマブキショウマ

8月3日 (晴れ) 猿倉−大雪渓−山頂宿舎   8月4日 (曇り強風のち雨) 白馬岳−小蓮華山−栂池

  1日目 猿倉−−白馬尻小屋−−−大雪渓−−−−葱平−−−−避難小屋−−村営山頂宿舎
       6:30  7:26(7:40)  7:55(8:10) 9:50(10:00) 11:05    12:08
  2日目 村営山頂宿舎−白馬岳−−三国境−−小蓮華山−−白馬大池−−−天狗原−栂池ロープウェイ
       7:00       7:30    8:04   8:47   10:10(10:30) 11:55   12:47

8月2日午後6:40寺泊発、二人と合流しながら出発。
R116−西山IC−糸魚川IC−R148−白馬−猿倉駐車場10:30着。
広い駐車場は8割位うまっていた。
さっそく車の横にテントを張り、軽く焼肉とビールをやる、月灯りで外はそんなに暗くない。
沢川の音を聞きながらテントに入る。
朝、朝焼けで白馬岳がピンクに染まっていた。
登山口の猿倉荘前には沢山の人、登山者カードに記入し記入内容のチェックをうける。
我々は初めてのテントを持っての歩きで、まわりの人のリュックの薄さを気にしつつ歩く。
広い林道から白馬岳、杓子岳がよく見える。
白馬尻荘から沢の向こうに雪渓が見えている。
30分位で大雪渓口に着く。
人でごった返していた、それはアイゼンを付けたことがない人が付けるのに苦労しているからであった。
列にそって大雪渓歩きである。
青空が見えていたと思ったら一瞬にしてガスに覆われる、何度となく繰り返される。
噂には聞いていたが蟻の行列とはよく言ったものだ。
列を外れ休憩していると寒くなってくる。
2時間位で大雪渓終わりの葱平に着く、ここではガスも切れ青空が広がる。
雪解けの水で顔を洗い飲みほした。
露岩帯をジグザグに進むと大雪渓を歩く人の列がよく見える。
花も段々群生してきて、お花畑になってきた。
お花畑避難小屋付近から花の斜面の上に村営山頂宿舎が見えてきた。
もうひと登りし村営山頂宿舎に到着。
テント泊の手続き(一人500円)し宿舎裏手のテント場に行きソロ用テントを2基張った。
少し遅い昼飯、もち入り野菜煮込みラーメンをつくりビールで乾杯した。
少し昼寝しすぐ上の稜線にたつと横に広がる白馬山荘、白馬岳山頂、後ろは杓子岳、鑓ヶ岳、右斜面は
広い草原、裏旭岳、遠くは雲で望めなかった。
夕食頃、風が出はじめ、これが強風になっていく。
夜、テントは大きく揺れ女性の悲鳴、別なところで男性の大きな声が聞こえた。
テントが崩れたようだ。
朝になっても強風は続く、テントを撤収し宿舎脇でたたんだ。
宿舎で、うどんを食べ山頂へ向かう。30分位で白馬岳山頂。
小蓮華山への山道は風で真っ直ぐには歩けない、手も冷たくかじかんできた。
晴れていれば雪倉岳、朝日岳の美しい稜線が見えるはずである。
山道はガレ場とハイマツ帯。風がさえぎられる所で皆さん休憩している。
その一角にお花畑があり絶好の撮影ポイントとなっていた。
赤い白馬池山荘と広い大池が見えてきた、ここもまた一面のお花畑と雪も残っていた。
池の左岸の岩の山道を進む頃、雨が降り始めてきた。
濡れた岩を注意しながら進み、大きなケルンのある乗鞍岳を過ぎると下りも少しきつくなってきた。
天狗原の木道そして樹林帯をジグザグに下り、栂池ロープウェイに着く。
雨具を脱ぎホッ−としたのもつかのま、ロープウェイが雷で運行できず、代行バスがくるのに1時間半
列に並んでまつこととなった。
栂池高原から猿倉までタクシーで5050円と書かれていて3人なのでタクシーを利用することにした。
猿倉駐車場にはまだ7割位の車が駐車していた。

白馬塩の道温泉(倉下の湯)500円で汗を流した。
塩分が強くかけ湯をかけ塩分を流してあがった。