沼越峠  〜  菅名岳  (909m)

取り付き付近 藪尾根 尾根から飯豊連峰を望む
645mのピーク 三角点 密藪をぬけ712mピークを望む
尾根筋から菅名岳
熊?の足跡 大蔵岳から菅名岳の縦走山道に
飛び出た所
菅名岳山頂

2003/11/24   晴れ   10°
沼越峠 −−  縦走合流点 −−− 菅名岳山頂 −−− 沼越峠
8:40        11:40      11:48(11:50)     2:00 

アルビレックスもJ1昇格をきめ、さて明日はどこを登ろうかと考えると、ふと菅名岳を裏から歩いた
HPを以前に読んだことを思い出した。
しかしHPを探すがヒットしない。
残雪期なのか尾根の状態などは? 思い出せない。多少の藪こぎはしょうがないと出かけることにした。
今朝は非常に冷え込み田んぼは白く霜が降りていた。
村松から県道17号(村松三川線)を進み境界線にある沼越峠に着く。
取り付き口がないかゆっくり行くがわからない、だいぶ過ぎたので折り返しゆっくり進むとなにやら
踏み後らしき所がありそこから入ることにした。
杉林沿いに進むと崖のような急斜面に山道がのびている。
やはり踏み後程度は付いているのかと思いつつ登っていくと高圧線鉄塔についた。
鉄塔を管理するための山道で道はプッツリ消えている。
地図で現在位置は確認できているので尾根さえ外れなければいいだろうと藪尾根に突入していった。
藪を1時間こざいてようやく645mピークに着く。
ここはやや広く藪から開放されもうすっかり白くなった飯豊連峰を望むことができた。
右下の谷方向から動物の鳴き声がした。何だ? いちよう鈴を付けた。
すぐに藪尾根になり進むと小さな池があった。何度も振り向き景色を確認する。
密藪となり尾根上は歩きにくく少しトラバースぎみに進む。
頭の中はいつ引き返えそうか考え始める。とりあえず712mピークまでは行こうと歩く。
712mピークに着くと菅名岳も近くに見え目の前の藪尾根も薄いので進むことにした。
しかし少し進んだ所から腰までの低いひどいツル藪の細尾根となる。
30mくらいなのだがやっとでぬけた。
すると三角点があらわれた。ここが712mか?
積雪3cmとなるが真新しい熊?の足跡が点在する。
ひと登りし大蔵岳から菅名岳の縦走道に飛び出た。
アー 登山道はなんて歩きやすいのか。
菅名岳山頂には8人くらいしかいなかった。 登ってきた尾根を確認できた。
登ってきたルートを下りれるか、やや不安があったのですぐに下山した。
645m付近は藪の薄い所を選びながら下りたためルートから右側に外れてしまった。
左へ左へ修正しているつもりだが思っている位置にならない。
もう手や足は藪こぎで傷だらけである。  熊さんよ 突然現れるなよと頭の片隅に思う。
このまま真っ直ぐに進めば車道に出るだろうと進む。
少し行くと右下に山道が見えた。私はできるだけ左に進みたいのだが山道は右にのびていた。
藪もうんざりしていたので山道を進むことにした。そう歩かないうちにススキから車道に飛び出た。
イヤー たすかった。
沼越峠近くで10分くらい車道を歩いて駐車した登り口についた。

さくらんど温泉で汗を流したが手足の傷がしみる。
HPで読んだ山行は残雪期なのだろう。
家に着き山の道具を車からおろしているとアッ  ストックを忘れてきた  ハー。