守門岳(1537m) 〜 大岳(1432m)

ブナの山道 尾根道 滝見場
尾根道 守門岳山頂 網張から大岳
青雲岳、草紅葉の木道から守門岳
山頂手前より左から青雲岳、大岳、網張山、八十里越の吉ヶ平、番屋山、烏帽子山
守門岳山頂から烏帽子山、浅草岳、毛猛山
大岳山頂付近から守門岳、左奥に黒姫山
大岳山頂 山道 保久礼小屋

2004/9/20     晴れのちくもり
駐車場−−猿倉橋登山口−−滝見場−−分岐−−−守門岳−−−大岳−−保久礼小屋−−登山口−車道−駐車場
6:45               8:00    8:52  9:22(9:40) 10:38  11:53      12:25     12:43

親父の病気やいろいろ用事もあり久しぶりの山歩きである。
帰りに病院によれるので守門岳に。
紅葉には当然早いが青雲岳の草紅葉は始まったのではないかと期待して行った。
棚田の稲刈りもだいぶすすんでいる。
猿倉橋の駐車場にトイレができていた。
隣の車の渓流釣りの若者が本高地沢に入っていくとのこと。
登山口から登りに入っていくと息がハーハーいいはじめた。
自分でオイオイ大丈夫かと思ったが一汗かくと体が軽くなり快適である。
素晴らしいブナ林にはいってきた。
昨日の雨上がりと朝日とでブナの幹がとてもみずみずしく見える。
雪の無い時のこの尾根は久しぶりなので谷内平はまったく様相が違うのでビックリだ。
ブナ林の山腹を右に巻くように登り尾根上にのり青雲岳、大岳が見えるようになる。
立ち枯れの大木にツキヨダケがみごとになっている。
滝見場にきて一息入れる。風もここちよく右の滝をみながらとてもいい休憩場所である。
木の根、岩混じりの急登が続く。
途中、なんと9月下旬なのにイワカガミが一輪咲いていた。
前方が開け分岐に着く。大岳から鐘の音が聞こえる。
右折して少し進み今日の目的の1つの青雲岳の湿地帯の草紅葉にきた。
木道に座りゆっくりするのにとてもいいところである。
山頂手前より振り向くと青雲岳、大岳、網張山、八十里越の吉ヶ平、番屋山、烏帽子山が一望できる。
7.13水害の時のあの雨でこの守門岳の尾根や八十里越道の斜面もそうとう崩れているのではと思っていたが
さすがブナの多い山々のせいか、そうでもなかった。
守門岳山頂に着く。
1人しかおらず、登って来た時も3人だけで今日はあまりいないようだ。
山頂に新しく山名が彫られた石盤が設置されていた。
粟ヶ岳、御神楽岳、烏帽子山、浅草岳、毛猛山が確認できた。
今日は青雲岳でゆっくりして同じ道で帰ろうと思っていたが、体が非常に軽く感じているので大岳まわりで下りることにした。
分岐点を過ぎどんどん下っていく。
鞍部のところが網張である。
ここから下り守門川から吉ヶ平に進むルートがあるが残雪時には雪庇割れの雪崩に注意がひつようと聞いている。
ここから赤テープが斜面に2ヶ所確認できる。
ヘビが3匹藪に消えた。
大岳へもう、ひと登りし大岳山頂に着く。
山頂にはだれもいない、鐘をひとつ鳴らす。
すぐに下りはじめる。
山道は途中、トロトロの赤土でとても滑りやすく慎重に下りる。
だんだんとブナが多くなってきた。
キビタキ清水で一杯いただく。
子供連れの家族と挨拶をかわす。子供は元気がいい。
保久礼小屋に着く。小屋の中をのぞくと土間の炭の匂いがする。
母川の沢の水音が響いている。
コウクルミ沢方向に下りていくと堰堤に出る。
ここからは林道歩きであるが林道はいたみがひどく深くえぐれていて車は入れそうもない。
車道に出る(登山口)。車道を約20分歩き猿倉橋駐車場に着く。

青雲館で汗を流すがタオルを忘れてしまい、きていたTシャツを使うがあまりやくにたたなかった。
その後、病院に向う。