鳥甲山  (2037m)

急登 山道 山道
笹の原
鳥甲山山頂 岩の下部をトラバース
山頂付近から志賀高原方向
山道からの苗場山 尾根から左下に和山登山口
山道からの苗場山方向

2003/10/5   小雨/くもりのち晴れ    18°
和山登山口−−屋敷登山口−−赤ー肩−−−−鳥甲山−−−−白ーの頭−−和山登山口
 7:00(自転車)7:20              10:55(11:35)  12:42     2:30

今回、和山登山口から屋敷登山口まで1時間20分の車道歩きを軽減するため自転車を使うことにした。
子供の自転車を車に積み込み自宅をAM3:30出発。
長岡IC−越後川口IC−R117−R405から屋敷温泉へと向う。
途中、栗の木の下に猿が8匹以上、朝食中であった。
R405を右に下り屋敷温泉をぬけ左へと行くと車道脇に屋敷登山口があった。
駐車スペースは路肩に数台程度。
トンネルをぬけゆるくのぼっていくと和山登山口に着いた。広い駐車広場がある。
崩れた個所があり注意の看板がある。
登山客を送ってきた車の人に、この崩れた状況を聞くと数日前にクサリの工事が終わり問題ないとのこと。
今日は晴れもようのはずであるがまだ小雨が降っている。
雨具を着て自転車に乗り出発。
下りこうばいの車道はほとんどペダルをふむことなく屋敷登山口に着いた。
しかし20分かかった、やはり自転車を持ってきてよかったと思う。
登山者カードに記入して歩き出す。  しかしいきなりの急登である。
堰堤や雪崩止め横を通る。 
ここはトチの木が多いようだ、大木もあり山道にもトチの実が沢山落ちていた。
ブナ林の中、一段と急登となる、小雨はあがったが霧の中。
滑りやすい山道をもくもくと登っていくと緩やかになってきた、やっと稜線にのったようだ。
笹場をぬけひと登りし岩場のような所で一息いれた。
登るにつれ紅葉の色つきも増してきている。
霧の中?赤ー肩(1671m)がどこかわからないまま通り過ぎたようだ。
細尾根のアップダウンを進み見事な笹の原に入ってきた、ここはかえって霧がいいようだ。
分岐点に着き、もうひと登りし鳥甲山頂に着く。
5分くらいすると若い男性が一人やってきた。
名古屋の人で昨日は佐武流山、今日が鳥甲山、明日が苗場山とのことで佐武流山では山頂に新雪が残って
いたようである。
志賀高原側がどんどん青空が広がってきて焼額山のゲレンデも見える。
和山口へ下山開始。
急降下し岩の下部をトラバースし進む。
太い鎖のかかるカミサリの刃と呼ばれている絶壁の細尾根にきて、まずは鎖で岩の上に登った。
しかし霧のため高度感がなく、なんなく進む。
笹混じりの山道を登ると白ーの頭の標識が立っていたが通過点のような場所であった。
霧がどんどんはれてきた。
中津川沿いの部落そして苗場山がようやく見えてきた。
山道の紅葉も色鮮やかに見え展望のいい尾根となった。
露岩を鎖、梯子で下りる、左下に和山登山口の駐車広場が見える。
ブナ林に入り滑りやすい山道をふんばりながら下り和山登山口に到着。
登山口には沢水がひいてあり顔を洗い泥を落とし屋敷登山口へ自転車をとりにいく。

切明温泉、雄川閣(300円)で汗を流す。
切明温泉は川原をスコップで掘ると温泉が湧きでてきて沢水を引き入れ水温調整する。
なかなか適温にはならず私は雄川閣の内風呂でくつろぐ。