袴腰山(526m) 〜 粟薬師(626m)

八木ヶ鼻の壁 八木ヶ鼻山頂 イワカガミの山道
山道から八木ヶ鼻、奥に守門岳 袴腰山頂から粟ヶ岳への稜線 ブナ道
山道から五百川地区 山道 ブナ道
山伏塔見晴場から粟ヶ岳〜守門岳
歩いてきた袴腰山からの ぶなのみち
粟薬師のブナ林 下田コース 下田コース

2005/5/8   くもり時々晴れ

いい湯らてい−−登山口−−−袴腰山−−−合流点−−山伏塔見晴場−−−粟薬師−−−−1合目登山口−−いい湯らてい
 7:26      7:35   8:55(9:00)  9:46     10:40     11:12(11:25)    12:18     12:48

3月に知人が袴腰山に登ったさいに粟薬師へ通じる山道標識の写真を送ってもらっていたので
今回、歩いてみようと思いむかった。
下田の(いい湯らてい)を起点にして各登山口へは車道歩きで周遊できそうなので
いい湯らてい、の駐車場に車をおいて歩き出す。
すぐに五十嵐川の橋を渡ると釣り人が二人。
釣りの釣果には昨年の、あの大雨の影響は大きいのではと思う。
八木ヶ鼻の壁を見上げながら歩き、スギ林から登りとなる。
スミレの葉もだいぶ大きくなっている。そして山道にはサクラの花びらが広がっていた。
やや急登を登っていく。チゴユリが沢山咲いている。
分岐に着き右手に進み八木ヶ鼻の山頂にむかう。向かう山道はイワカガミが迎えてくれる。
八木ヶ鼻山頂から粟ヶ岳を見るが雲が7合目くらいまで覆ってしまっていた。
追分の松を過ぎ振り返ると八木ヶ鼻、水がはられた水田、その奥に守門岳が見える。
急登を登り三角山から袴腰山の頭が突き出ている。
ぶな林に入り今回、目的の(ぶなのみち)への分岐に着く。山道のカンバンがたっていた。
まずは袴腰山頂をめざし左手に進む。
山頂手前の急登で男性が下りてきたので新しくできた山道のことを聞くと昨年の秋に開道したらしい。
ぶな道はいいですよ。粟ヶ岳山頂まで行くとかなり登りごたえがありますよ。とのこと。
急登をひと登りし袴腰山頂に着く。
ここからの粟ヶ岳の展望はすばらしいのだが今日はまだ頭が雲に覆われている。
しかし、これから歩く(ぶなのみち)の尾根筋はよく見とうせる。
分岐から尾根筋に入る。
たしかに新しく開道したらしく切りはらったあとが、くっきり、うかがえる。
ブナは5mくらいの高さのブナ道である。
五百川登山道との合流点につく。
とてもいいブナ道になってきた。右手の守門岳が見える方向の展望のきく山道である。
土の入った麻袋で急登を階段状につくられていた、その麻袋も登山者のストックで穴があいているものもある。
ストックの先にはラバーを付けましょう。
山伏塔見晴場につくと粟ヶ岳にかかっていた雲もとれすばらしい見晴らし場となった。
ここに5人グループの女性がいたので聞くと、いちよう粟ヶ岳山頂をめざしているが、むりせず行けるところまでとのこと。
今回は袴腰山から粟薬師の周遊の予定なのだが粟ヶ岳山頂までどうしようかまよいながらあるいていると
山頂と下田口への分岐にきた。
その分岐地点の写真を撮るとデジカメの残り容量がゼロとなってしまった。
そうだ日帰り旅行にもっていってそのままだったので枚数が残り少なかったのだ。
予定どおり下りることにして次のきかいにした。
下りてすぐに粟薬師前の残雪のブナ林はいい感じである。
粟薬師でおにぎりをほうばりながらデジカメの写真を10枚消す。
下田コースを下る途中の山道から今歩いてきた袴腰山からの稜線を確認できる。
松の大木、ブナの大木を通り下っていくと沢の音が聞こえ沢沿いの山道となる。
右に沢、左に農業用水路と、豊富な水が流れている。
1合目の駐車場に着く。
ここは久しぶりにきたが駐車場も舗装され広くなっていて15台くらいとまっていた。
しろかき、の田んぼをみながら林道、車道にうつり五十嵐川沿いに歩く。
登る時にいたあの釣り人がまだ釣っていた。
いい湯らてい、に着く。この周遊コースは人気がでそうである。

いい湯らてい、で汗を流す。
今回、もうひとつ楽しみにしていた八木鼻茶屋の山塩ラーメンを食べてから帰る。