万之助山(826m) 〜 光明山、途中撤退
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トラバース道から粟ヶ岳、笠堀湖 |
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尾根から万之助山、中光明山 |
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万之助山から白根山、粟ヶ岳、青里岳、矢筈岳、手前に笠堀湖 |
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万之助山から番屋山、烏帽子岳、浅草岳、守門岳 |
2006/5/27
駐車場−−登山口−−−山ノ神−−−万之助山−−−残雪のトラバース道−−−万之助山−−−登山口−−駐車場
7:18 7:25 9:00 9:26 10:30(10:45) 12:23 12:29
光明山は素晴らしい紅葉時期に2回歩いているが春のシャクナゲも綺麗だよと聞いていたので出かけるのことにした。
下の駐車場から登山口と進むとタニウツギのピンクの花が沢山咲いている。
新緑の森を登っていく、ナラ、スギ、ブナ林と歩く。
チゴユリの群生を過ぎトラバース道と変わっていく。
砥石搬出路が登山道となっているため斜面のトラバース道となっている。
炭焼きや修行の山とも聞いている。
粟ヶ岳、白根山もよく展望できる石仏の置かれた七曲峠に着く。
トラバース道は続き慎重に歩く、ロープもあるがこのロープは頼りにすると危険である。
炭焼き小屋跡に水場の清水があり一杯いただく。
やや急登となりブヨがまとわりついてきた。
小さな祠のある5合目に着く。
ブナ林斜面に残雪も残っているようになり、立ち止まりルートを探す所もでてきた。
ピークが見えるようになりロープのたれる急登となり尾根上に出ると守門岳方向がひらける。
尾根上をアップダウンし進み万之助山頂に着く。
素晴らしい展望で北側には白根山、粟ヶ岳、青里岳、矢筈岳、手前に笠堀湖と広がり
南側には番屋山、烏帽子岳、浅草岳、守門岳がひろがっている。
尾根を進んでいくと残雪の淵にそってカタクリが咲いている。
奥光明もみえてきた。
尾根から北側のトラバース道となっり残雪斜面となった。
ステップ跡は無くピッケル、アイゼンももってこなかった。
スッテプをつけながらとも考えたが滑ったらかなり危険であるので残雪面を15mくらい下り少し枝の出ている
所までおりトラバースし、まいて登った。
後ろから男性が一人、私と同じルートで歩いてきている。
1つぬけたと思ったらまた残雪斜面で立ち止まった。
幅は10mくらいではあるが下は崖で歩けない、雪面は危険すぎる。
薮をこざいて尾根上によじ登ったが上は胸の高さの密薮であった。
フイゴの立背が目の前に見える。下を見ると男性はあきらめて戻って行くのが見えた。
さて如何しようと悩んだがこの先の不安と同じルートで帰ることを思うと戻ることにした。
ピッケルの大切さをあらためて思う。
さっきトラバースした残雪斜面は、この薮の尾根上を歩き山道まで戻った。
万之助山頂に戻ると先ほどの男性がいて山の話をする。
やはりここから憧れの青里岳、矢筈岳を見入ってしまう。
下山時、足に何やら違和感を感じる。
どうも靴との相性がいまいちで時々おきる。あたり面の矯正や中敷を変えたり、靴下を厚くしたりしているのであるが。
とうとうシャクナゲを見ることができなかった。
温泉に向ったが着替えのズボンを忘れてしまい、風呂はみおくり山塩ラーメンとトコロテンを食べて帰る。
秋の光明山