守門岳(1537m) 〜 大岳(1432m)

ブナ林 ブナ林 谷内平
尾根道 崩れた尾根道 滝見晴らし場
霧の山道 青雲岳 残雪道
守門岳山頂 青雲岳 残雪道
大岳 網張 大岳山頂
大岳から烏帽子岳、守門岳
山道 保久礼小屋 砂防提から林道

2006/6/24
猿倉橋−−見晴らし場−−分岐−−−守門岳−−−分岐−−大岳−−−久礼小屋−−(林道−車道)−−猿倉橋
7:15    8:32     9:28   9:55(10:25)     11:25    12:30                1:15

天気予報では明日の朝方は霧が出るとのこと。
霧に覆われたブナ林を楽しもうと守門岳に出かけることにした。
栃尾からのR290はまだ復興の道路工事で信号待ちが続いた。
猿倉橋前後の駐車場には10台くらいとまっていた、1グループが出かけ私もすぐに出発した。
ひと汗出ると風もないせいかメガネが曇り何度も拭く。
ブナ林に入る。
いつ来ても、とてもいいブナ林であるが今日の楽しみであった霧ははれぎみで、霧のブナの森というわけにはいかなかった。
ブナに木に赤テープが多く付いている。何だろう?
しばらく進むとブナ林がややすっきりしている、間切り?しているような手入れされていた。
はじめに見た赤テープもこれに関係するのだろうか?
谷内平にはまだ豊富な残雪が残っていた。
ブナ林から尾根道にはいる。
尾根道は所々、右手が崩れている。今年の大雪で引きずられたのだろうか。
滝見晴らし場に着く。霧の中、ぼんやりと滝がうきあがる。
一息入れるが虫がまとわりつき、すぐに歩き始めた。
霧は濃くなり雨音が聞こえた、木々の葉で直接あたることはないが降り始めた。
稜線に出る頃には雨雲も通り過ぎてくれることを願う。
人は(私は)勝手なもので霧の森をもとめてきて山頂に近づくと展望を望む。
尾根道はイワカガミが山道沿いに咲き続いている。
分岐にでると雨は過ぎたようであるが霧はあいかわらず濃い。
左手の残雪をぼんやり見ながら歩き青雲岳に着く。
木道を歩くがすぐに濃い霧の残雪面になり、どう歩くのか立ち止まると一人降りてきたのでそちらに向う。
残雪はすぐに切れ木道歩きとなる。
守門岳山頂に着く。ガスッてまったく見えない。
ラーメンをすする。大岳へ歩きはじめると雲が流れはじめ青雲岳や周りも少し見え始める。
途中、20人以上の団体が2つ登ってきてすれちがいに、だいぶ立ち止まり、待つことになる。
一部、残雪面を歩きながら網張の鞍部にくるとヒメサユリが山道を案内してくれた。
振り向くと烏帽子岳、守門岳が見えるようになっていた。
ひと登りして大岳山頂に着く。
このころまた雲が覆ってきた。
下りの山道は少し大きめの石とえぐれた赤土で歩きづらい。
ブナ林に入ってきてキビタキ清水で一杯いただく。
ようやく保久礼小屋に着き一息入れる、沢音とカエルの鳴き声が響いている。
コウクルミ沢方向に下り、そしてトラバースぎみに進む。
山道はだいぶぬかるんでいて、しばらく進み砂防提に飛び出た。
荒れた林道から車道と出て猿倉橋にもどる。
駐車場には、あの団体のバスが2台とまっていた。あの細い林道をよくくるなー。


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