大原 〜 守門岳(袴岳)1537m 〜 藤平山

ブナの山道 ブナの山道 エデシ尾根
エデシ尾根 エデシ尾根
雪庇割れ 袴岳 山頂まじかのカタクリの山道
山頂から青雲岳、大岳、番屋山、烏帽子山
合流点の雪平の三ノ芝
山頂付近からの藤平尾根 迷い込んでいく 厚い落ち葉の急降の山道
藤平尾根から大岳、青雲岳、袴岳

守門岳(二口)はこちらから


2003/5/24     晴れ時々くもり     22°
大原(放牧場)−−−見晴らし台(エデジ尾根)−−−袴岳山頂−−−藤平山(藤平尾根)−−−大池
 8:40         9:32              10:55(11:55)  1:15           2:40

大原スキー場の方から守門岳に登らないかとさそわれ2人で出かける。
私は藤平尾根を歩いていないので車2台で出かけ、大原スキー場から登り下山は藤平尾根から大池と
歩くことにした。
入広瀬駅わきからハーブ香園方向に進み横根で大池への細い道に入ったのだが、この細い道が
わかり難かった。
池の脇に車5台分程度のスペースがありすでに2台とまっていたが山菜採りの人のようである。
字はかすれていたが守門登山口の標識があった。
車を置いて大原スキー場に向う。
スキー場にはワラビ採りの人がいた。
道の終点が登山口である。    車は10台くらいとまっていた。   支度をして出発。
木道を踏みまだ椿の咲く山道から急登のブナ林に入ると風も無く汗がどっと吹き出る。
エデジ尾根にのると右手が広がり袴岳、多くの残雪の大雲沢が見える。
急なやせ尾根を登り見晴らし台で一息いれる。   浅草岳もみえる。
急に残雪が多くなり雪斜面を登り藤平尾根と合流点の雪平の三ノ芝に着く。
尾根上に山頂が見える所で雪庇割で雪面と夏道とが背丈ほどの段差を慎重におりる。
尾根には沢山のカタクリが咲いていた。
山頂は青雲岳方向からどんどん人が登ってくる。青雲岳にも沢山の人そしてテントが1張り。
浅草岳右奥に毛猛山も見えるが今日は霞んでいた。
あるグループはワインやビールがリュックからザックザックとでてくる。
下山開始。  尾根から藤平尾根が一望できる。
雪平の三ノ芝で学生風の男女のグループがズックのようなもので登って来た。
雪庇割に注意してねと声をかけると雪庇てなんですかと聞かれる。 −−−。
分岐点から藤平尾根にはいる。
ゆるやかな尾根は新緑と残雪で気持ち良く歩く。 踏み後はついていない。
1/2万5千分の地図で藤平山の右手から沢筋に下りていくのだが、藤平山前のピークが藤平山と勘違いし
右手の沢筋へ下りていてしまう。
沢筋も急となり大きな水音が先から聞こえる。
おかしいと思い尾根まで登り返した。見渡すと地が現われている所に山道らしきものが先にのびていた。
すぐに残雪で道は消えたが進む。振り向くと守門岳と藤平尾根が新緑とあいまってきれいだ。
なだらかな、やや広い小ピークにくるとルートがわからなくなった。
赤テープなど探すがみあたらない、ここが藤平山なら右手に何かあると思い下りると少し雪が消えている
所に山道が見えた。 ここだと思い下っていく、またルートを見失う。
沢底に下りるのか中腹をまだ進むのか。
自信半疑のまま沢底にきたが残雪の下は水音が聞こえ両斜面はきつく、ここを進むしかないように思うが。
はじめにルートを間違えたことやあるホームページで赤テープがあり難なく進む(無雪期)など書いてあったこと。
しかし赤テープなどまったく無く不安はつのる。
私の地図を読む能力の低さを実感しつつ、暗くなる前に戻るにはぎりぎりの時間だとゆう会話も出はじめた。
沢淵の左雪面を慎重に進む。右奥に山道らしきものが見えた、恐る恐る右手に移る。
山道は徐々に沢から離れ厚い落ち葉の急降下となり下りていくと池が見えた。
ようやくホッとし休憩をとった。
後でわかったのだが、必死にルートを探している区間の写真が1枚も無いのである。
気持ちの中でそれどころではなかったのであろう。
田小屋と大池の分岐となり右に折れ池の淵を通り無事登山口に着いた。
大変勉強になる歩きとなった。
大原に車をとりに行き途中、沢水で顔を洗う。

青雲館の風呂に行くと山頂でワインやビールがリュックからザックザックのあのグループの人がはいっていた。
今日は栃尾の蕎麦ではなく長岡ラーメンを食べ家路に帰る。